Oracle® Fusion Middleware Oracle Application Development Frameworkスキン・エディタ・インストレーション・ガイド 11g リリース2 (11.1.2.1.0) B66157-01 |
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Oracle Application Development Frameworkスキン・エディタ・インストレーション・ガイド
11gリリース2 (11.1.2.1.0)
B66157-01(原本部品番号:E21393-03)
2011年9月
このドキュメントでは、次の情報が提供されます。
このリリースのADFスキン・エディタは、第1.1項「CPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨構成」に示すように、Windows、LinuxおよびMac OS Xの特定のバージョンにおいてはテストが完了し、サポート対象となっています。また、Sun社のJava SE Development Kit(JDK)6 Update 20以上をサポートする全オペレーティング・システムでサポートされています。
次の表に、異なるオペレーティング・システム用のCPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨要件を示します。
次の表に、Windowsオペレーティング・システム用のCPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨要件を示します。
表1 Windows用のCPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨要件
リソース | 推奨 |
---|---|
オペレーティング・システム |
Windows Vista Windows 7 Windows Server 2003 R2 Windows Server 2008 Windows XP-Service Pack 2 |
CPUのタイプおよび速度 |
Pentium IV 2 GHz以上 |
メモリー |
2GB RAM |
ディスプレイ |
65536色、解像度は1024×768以上に設定 |
ハード・ドライブ容量 |
500MB |
JDK |
Windows用JDK 6.0 Update 20は |
次の表に、Linuxオペレーティング・システム用のCPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨要件を示します。
表2 Linux用のCPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨要件
リソース | 推奨 |
---|---|
配布 |
Red Hat Enterprise Linux 5.0 Red Hat Enterprise Linux 4.0 Oracle Enterprise Linux 5.0 Oracle Enterprise Linux 4.0 SUSE Linux Enterprise Server 10。 SUSE Linux Enterprise Server 11。 |
CPUのタイプおよび速度 |
Pentium IV 2 GHz以上 |
メモリー |
2GB RAM |
ディスプレイ |
65536色、解像度は1024×768以上に設定 |
ハード・ドライブ容量 |
500MB |
JDK |
Linux用JDK 6.0 Update 20は次で入手可能です。 |
次の表に、Mac OS Xオペレーティング・システム用のCPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨要件を示します。
表3 MAC OS X用のCPU、メモリー、ディスプレイおよびハード・ドライブの推奨要件
リソース | 推奨 |
---|---|
オペレーティング・システム |
Apple Mac OS Xバージョン10.5.2以上 |
CPUのタイプおよび速度 |
64ビットのIntelプロセッサ |
メモリー |
2GB RAM |
ディスプレイ |
Thousands of Colors |
ハード・ドライブ容量 |
500MB |
JDK |
Mac OS X 10.5用のSun Java SE 6は、 |
ADFスキン・エディタはインストーラを必要としません。ADFスキン・エディタをインストールするには、解凍ツールが必要です。プラットフォーム共通の無償の解凍ツールInfo-Zipは、http://www.info-zip.org/
からダウンロードできます。
注意: ADFスキン・エディタをインストールするディレクトリに空白が含まれていないことを確認してください。たとえば、C:¥Program Files はインストール・ディレクトリとして使用しないでください。 |
ADFスキン・エディタをskineditor.zip
からインストールする手順は次のとおりです。
JDK 6.0 Update 20以上がインストールされていない場合は、http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
から入手可能です。
skineditor.zip
をターゲット・ディレクトリに解凍します。
注意: skineditor.zip をターゲット・ディレクトリに解凍した後、ADFスキン・エディタ実行可能ファイルが含まれているskineditor ディレクトリの名前を変更しないでください。たとえば、skineditor.zip をC:\installdir に解凍した場合、C:\installdir\skineditor にあるskineditor ディレクトリの名前を変更しないでください。このディレクトリは、ADFスキン・エディタ・インストールの一部です。 |
注意: これ以降ADFスキン・エディタについては、インストール・ディレクトリをMW_HOME と表記します。たとえば、skineditor.zip をC:\installdir に解凍した場合、MW_HOME はC:\installdir\skineditor を指します。 |
インストールが完了したら、WindowsシステムでADFスキン・エディタの使用を開始できます。
最初にADFスキン・エディタを起動したときに表示されるダイアログで、JDKのインストール・ディレクトリを指定します。Java実行可能ファイル(D:\jdk1.6.0_20\binなど)へのパスを入力する必要があります。
前に指定したJDKの場所を変更するには、ファイルMW_HOME
\skineditor\bin\skineditor.conf
内の変数SetJavaHome
をJDKのインストール・ディレクトリに設定します。ワードパッドなど、UNIXの改行文字を認識するエディタを使用します。ファイルを保存すると、ワードパッドではファイルをテキストのみのフォーマットで保存しようとしていることを示す警告が表示されます。この警告は無視してかまいません。
たとえば、Windows環境では、JDKがD: ドライブのディレクトリjdk1.6.0_20にあれば、skineditor.conf
のエントリは次のようになります。
SetJavaHome d:\jdk1.6.0_20
次のリストは、WindowsにおけるADFスキン・エディタ内のデフォルト・ディレクトリ構造を示しています。
system
サブディレクトリのデフォルトの場所は%APPDATA%\skineditor\system11.1.2.0.XX.XX.XX
です。XX.XX.XX
は、製品ビルドの一意の番号です。
ユーザー生成コンテンツのデフォルトの場所は、次のとおりです。
C:\Users\
user
\Documents\skineditor\mywork
(Windows Vistaシステムの場合)。
C:\skineditor\mywork
(その他のWindowsプラットフォームの場合)。
ユーザー・ディレクトリの詳細およびホーム環境変数値の設定方法は、第7項「ユーザー・ホーム・ディレクトリの設定」を参照してください。
インストールが完了したら、LinuxおよびUNIXシステムでADFスキン・エディタの使用を開始できます。
UNIXまたはLinuxプラットフォームでは、大きい不透明なJavaカーソルが表示され、ドラッグ・アンド・ドロップ操作に使用しにくいことがあります。この問題に対処するために、ADFスキン・エディタにはデフォルト・セットを置き換えるためのカーソル・セットが用意されています。カーソルを置き換えるには、JDKへの書込みアクセス権が必要です。
カーソルを置き換える手順は、次のとおりです。
次のJDKディレクトリにあるデフォルト・カーソルのバックアップ・コピーを作成します。
<jdk_install>/jre/lib/images/cursors
次のディレクトリにあるtarファイルから代替カーソルを抽出します。
MW_HOME
/skineditor/jdev/bin/clear_cursors.tar
LinuxシステムにおいてADFスキン・エディタに対する推奨システム・リソース制限は最少4096です。
お使いのシステムのリソース制限の構成を判断するには、次のように入力します。
/bin/sh -c 'ulimit -n
戻り値が4096
未満の場合、次のようにシステムのリソース制限を設定します。
/etc/security/
ディレクトリにあるlimits.conf
ファイルを開きます。
次の行を探します。
* soft nofile <value> * hard nofile <value>
その行の値を4096に変更します。行は次のようになります。
* soft nofile 4096 * hard nofile 4096
注意: ステップ2で示す行が存在しない場合、ステップ3で示す行をlimits.conf ファイルに追加します。 |
インストールが完了したら、Mac OS XプラットフォームでADFスキン・エディタの使用を開始できます。
ADFスキン・エディタを使用して、Oracle ADFの別のリリースで作成されたFusion Webアプリケーション用にADFスキンを作成できます。異なるリリースを対象とするADFスキンを作成する前に、対象リリースをサポートするための拡張機能をOTNからダウンロードする必要がある場合があります。
ADFスキン・エディタ拡張機能を自動的にダウンロードしてインストールする手順は、次のとおりです。
「ヘルプ」メニューから「更新の確認」を選択します。
「更新の確認」ウィザードの「ソース」ページで、拡張機能をダウンロードする更新センターか、拡張機能のインストール元のローカル・ファイルを指定します。
「Official Oracle Extensions and Updates」アップデート・センターからADFスキン・エディタの拡張機能を検索してダウンロードします。
ADFスキン・エディタ拡張機能を手動でダウンロードする手順は、次のとおりです。
http://www.oracle.com/ocom/groups/public/@otn/documents/webcontent/131167.xml
にアクセスします。
ADFスキン・エディタの拡張機能を選択します。
指示に従ってzipファイルをダウンロードします。
ADFスキン・エディタの拡張機能を手動でインストールする手順は、次のとおりです。
拡張機能のアーカイブに追加のインストール指示があるかどうかを確認します。
「ヘルプ」メニューから「更新の確認」を選択します。
ウィザードのステップ1で、「ローカル・ファイルからインストール」を選択してzipファイルにナビゲートします。
ウィザードを終了してADFスキン・エディタを再起動します。ADFスキン・エディタを再起動すると、拡張機能が使用可能になります。
詳細は、「更新の確認」ウィザードで表示されるダイアログで「ヘルプ」をクリックしてください。
この項では、ADFスキン・エディタでユーザー・ホーム・ディレクトリを正しく識別できるように、ユーザーごとにユーザー・ホーム環境変数を定義してその値を設定する手順について説明します。
ユーザー・ホーム・ディレクトリには、ADFスキン・エディタに使用するユーザー・プリファレンスが格納されます(systemサブディレクトリ内)。また、このディレクトリは、新規プロジェクト(\skineditor\mywork\
ディレクトリ内)や指定のユーザー固有の他の構成ファイルのデフォルト・ディレクトリでもあります。
注意: 選択するホーム・ディレクトリに空白が含まれていないことを確認してください。たとえば、C:\My Home をホーム・ディレクトリとして使用しないでください。 |
ユーザー・ホーム環境変数の名前を定義する手順は、次のとおりです。
ファイルMW_HOME
/skineditor/bin/skineditor.boot
をテキスト・エディタで開きます。ワードパッドなど、UNIXの改行文字を認識するエディタを使用します。
次のエントリを探します。
ide.user.dir.var = JDEV_USER_HOME, JDEV_USER_DIR
これは、ADFスキン・エディタで起動時に検索されるデフォルトの変数です。ADFスキン・エディタで使用する必要がある環境変数を定義または追加できます。ターミナル・サーバー管理者は、この変数名をシステムのネーミング規則に従って変更できます。
注意: skineditor.boot ファイルに次の行を追加して、ホーム環境変数を明示的に設定できます。ide.user.dir = <優先ユーザー・ディレクトリへのパス>
出力は次のようになります。 ide.user.dir = D:\users\jdoe (on Windows) ide.user.dir = /home/users/jdoe (on Linux and UNIX) |
ファイルを保存します。ワードパッドを使用している場合は、ファイルをテキスト・フォーマットで保存しようとしていることを示す警告が表示されます。この警告は無視してかまいません。
ユーザー・ホーム・ディレクトリは、コマンド・ラインで次のコマンドを使用して指定することもできます。
skineditor.exe -J-Dide.user.dir=<Path>
次に例を示します。
skineditor.exe -J-Dide.user.dir=D:\users\jdoe
(Windows)
skineditor -J-Dide.user.dir=/home/users/jdoe
(LinuxおよびUNIX)
マルチユーザー・システム上のADFスキン・エディタの各ユーザーも含めてWindowsシステム上でホーム環境変数を設定する手順は、次のとおりです。
注意: ホーム環境変数を設定するディレクトリに空白を含めないでください。たとえば、C:\My Projects をホーム・ディレクトリとして指定しないでください。 |
Windowsの「スタート」メニューから「コントロール パネル」を選択し、「システム」を選択します。
「詳細」タブをクリックし、「環境変数」をクリックします。
「ユーザー環境変数」セクションで「新規」をクリックします。
JDEV_USER_DIR
、またはide.user.dir.var
用に選択した名前をユーザー変数として追加します。
この変数の値をホーム・ディレクトリ(N:\users\jdoe
など)に設定し、「OK」をクリックします。
変数の設定を確認するには、コマンド・シェルを開いて次のように入力します。
set
次のような出力が表示されます。
JDEV_USER_DIR=N:¥users¥jdoe
ADFスキン・エディタを起動します。
「ヘルプ」から「バージョン情報」を選択して、ide.user.dir
の値がユーザー・ホーム・ディレクトリに設定されていることを確認します。
LinuxおよびUNIXシステム上で環境変数を設定する手順は、次のとおりです。ここで示す例と構文は、Cシェルを参照しています。
注意: ホーム環境変数を設定するディレクトリに空白を含めないでください。たとえば、home/jdoe/my projects はホーム・ディレクトリとして指定しないでください。 |
起動構成ファイル(.cshrc
など)で、環境変数を目的のディレクトリに設定します。たとえば、次のコマンドを使用して、ホーム環境変数を$HOME
ディレクトリの下のmydocs/skinfiles
に設定します。
setenv JDEV_USER_DIR $HOME/mydocs/skinfiles
ソース・ファイルを指定して変更を有効にします。
source .cshrc
環境変数を表示して変更を確認します。
echo $JDEV_USER_DIR
次のような出力が表示されます。
/home/jdoe/mydocs/skinfiles
ADFスキン・エディタを起動します。
「ヘルプ」から「バージョン情報」を選択して、ide.user.dir
の値がユーザー・ホーム・ディレクトリに設定されていることを確認します。
デフォルトでは、LinuxおよびUNIX上のユーザー・ホーム・ディレクトリは$HOME/jdevhome
です。
Mac OS Xシステム上で環境変数を設定する手順は、次のとおりです。ここで示す例と構文は、BASHシェルを参照しています。
注意: ホーム環境変数を設定するディレクトリに空白を含めないでください。たとえば、home/jdoe/my projects はホーム・ディレクトリとして指定しないでください。 |
起動構成ファイル(.bashrcなど)で、次のように環境変数を目的のディレクトリに設定します。
JDEV_USER_DIR=$HOME/mydocs/skinfiles
新しい環境変数値をエクスポートします。
export JDEV_USER_DIR
ソース・ファイルを指定して変更を有効にします。
. .profile
環境変数を表示して変更を確認します。
echo $JDEV_USER_DIR
次のような出力が表示されます。
/Users/jdoe/mydocs/skinfiles
ADFスキン・エディタを起動します。
「ヘルプ」から「バージョン情報」を選択して、ide.user.dir
の値がユーザー・ホーム・ディレクトリに設定されていることを確認します。
デフォルトでは、Mac OS X上のユーザー・ホーム・ディレクトリは$HOME/jdeveloper
です。
オラクル社のアクセシビリティへの取組みの詳細は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
を参照してください。
Oracleサポートへのアクセス
オラクル社のお客様は、My Oracle Supportを使用して電子サポートにアクセスできます。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
か、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
を参照してください。
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