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Oracle® Provider for OLE DB開発者ガイド
11gリリース2(11.2) for Microsoft Windows
B58886-02
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はじめに

Oracle Provider for OLE DB(OraOLEDB)は、オープンで標準的な方法でOracle Databaseにアクセスします。このマニュアルでは、OraOLEDBのプロバイダ固有の機能と特性について説明します。

このマニュアルで説明するのは、Windows 2000、Windows XPおよびWindows Server 2003オペレーティング・システムに適用されるOracle Database for Windowsの機能です。

次の項目について説明します。

対象読者

『Oracle Provider for OLE DB開発者ガイド』は、Oracle Provider for OLE DBを使用してOracle Databaseにアクセスするアプリケーションを開発するプログラマを対象としています。また、システム解析を行う方、プロジェクト・マネージャおよびデータベース・アプリケーションの開発に興味のある方にも有用です。

このマニュアルは、読者がOLE DBに精通しており、Microsoft C/C++、Visual BasicまたはActiveX Data Objects(ADO)を使用したアプリケーション・プログラムに対して、実践的な知識を持っていることを前提にしています。Component Object Model(COM)の概念に関する知識も必要です。

読者は、リレーショナル・データベース・システム内の情報にアクセスするためのSQLの使用方法についても理解している必要があります。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

Oracleサポートへのアクセス

Oracleのお客様は、My Oracle Supportを通して電子サポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/support/contact.htmlを参照してください。聴覚障害のあるお客様は、http://www.oracle.com/accessibility/support.htmlを参照してください。

関連ドキュメント

詳細は、次のOracleドキュメントを参照してください。

Oracleのエラー・メッセージの詳細は、『Oracle Databaseエラー・メッセージ』を参照してください。Oracleエラー・メッセージの説明は、HTML形式でのみ提供されています。Oracle Documentation CDのみを利用できる場合は、範囲によってエラー・メッセージを参照できます。特定の範囲を見つけた後、ブラウザのページ内検索機能を使用して、目的のメッセージを検索します。インターネットに接続している場合は、Oracleオンライン・ドキュメントのOracleメッセージ検索機能を使用して、目的のエラー・メッセージを検索できます。

このマニュアル内の多くの例では、Oracleのインストール時にデフォルトでインストールされるシード・データベースのサンプル・スキーマを使用しています。これらのスキーマの作成方法およびその使用方法の詳細は、『Oracle Databaseサンプル・スキーマ』を参照してください。

リリース・ノート、インストール関連ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは、OTN-J(Oracle Technology Network Japan)から、無償でダウンロードできます。OTN-Jを使用するには、オンラインでの登録が必要です。登録は、次のWebサイトから無償で行えます。

http://otn.oracle.com/membership/

すでにOTN-Jのユーザー名およびパスワードを取得している場合は、次のURLでOTN-J Webサイトのドキュメントのセクションに直接接続できます。

http://otn.oracle.com/documentation/

追加情報は、次のWebサイトを参照してください。

http://www.microsoft.com

表記規則

このマニュアルでは次の表記規則を使用します。

規則 意味
太字 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。
イタリック体 イタリックは、ドキュメントのタイトル、強調またはユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。
固定幅フォント 固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。