次の手順は、キャッシュ・グリッドからグリッド・メンバーcachedb1_1121を削除する方法を示しています。システムからキャッシュ・グリッドを削除できるのは、そのキャッシュ・グリッドに関連付けられたデータベースまたはアタッチされたデータベースが存在しない場合のみです。
1. キャッシュ・グリッドからのキャッシュ・データベースのデタッチ
a. (TimesTenとOracleの両方のパスワードを渡して)キャッシュ・マネージャ・ユーザーcacheadmとしてttIsqlにログインします。 ttisql
connect "dsn=cachedb1_1121; uid=cacheadm; pwd=cacheadm; oraclepwd=cacheadm";b. プロシージャttGridDetachを使用して、キャッシュ・グリッドから現行のデータベースをデタッチします。この手順は、現行のデータベースがキャッシュ・グリッドにアタッチされている場合にのみ実行する必要があります。 call ttgriddetach; c. プロシージャttGridNodeStatusを使用して、cachedb1がキャッシュ・グリッドにアタッチされていないことを確認します。 call ttgridnodestatus;
2. レプリケーション・エージェントの停止
a. レプリケーション・エージェントが停止されていない場合は、組込みプロシージャttRepStopを使用してこれを停止します。 call ttrepstop;
3. キャッシュ・グループの削除
a. 次の例は、前述の項で作成した2つのキャッシュ・グループを削除する方法を示しています。
キャッシュ・グループのcacheadm.g_awtとcacheadm.roおよび対応するキャッシュ表を削除するには、ttIsqlに次のDROP CACHE GROUP文を入力します。drop cache group g_awt;
drop cache group ro;b. ttIsqlコマンドcachegroupsを使用して、キャッシュ・データベースから両方のキャッシュ・グループが削除されたことを確認します。 cachegroups;
4. キャッシュ・エージェントの停止
a. 組込みプロシージャttCacheStopを使用して、キャッシュ・エージェント・プロセスを停止します。 call ttcachestop;
キャッシュ・グリッドの削除
a. キャッシュ・グリッドを削除できるのは、キャッシュ・グリッドのメンバーが存在しない場合(キャッシュ・グリッドにキャッシュ・データベースが関連付けられていない場合)のみです。プロシージャttGridDestroyを使用して、指定されたキャッシュ・グリッドをシステムから削除します。 call ttgriddestroy ('samplegrid');
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