この問題は、uttsc コマンドの
-f
オプションを使用しているときに発生する場合があります。
回避方法: 次の手順を使用します。
次のホットフィックスを Windows Server 2003 R2 システムにインストールします。
http://support.microsoft.com/kb/942610
regedit
コマンドを使用して、AllowHigherColorDepth
レジストリキーが 1
に設定されていることを確認します。0
に設定されている場合は、1
に変更します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\TerminalServer\AllowHigherColorDepth
レジストリキーを変更する前に、Windows システムのレジストリを必ずバックアップしてください。
参照: CR 13402062
このハングアップは、サーバーと Windows Connector との間で発生するマルチモニター列挙プロセスが原因で、Windows サーバーが Windows Connector にモニター配置データを送信しないことによります。
回避方法: uttsc -X off コマンドを使用してマルチモニター列挙プロセスを無効にするか、デスクトップのカスタムテキストサイズ (DPI) を 100% に設定します。
参照: CR 12304470
uttsc コマンドの -E
theming
オプションでテーマが有効になっているときに、メニューの背景色などの色勾配が正しく表示されません。色勾配が滑らかな変化ではなく細長い帯状に見えます。
回避方法: -E
theming
オプションでテーマを有効にしないでください。
参照: CR 12301115
クライアント上で Xrender 拡張機能が無効になっている場合、Windows Server 2008 R2 セッションで白いマウスカーソルの代わりに黒いマウスカーソルが表示されます。
回避方法: 管理ガイドの「XRender を有効または無効にする方法」を参照してください。
参照: CR 12293338
一部のスキャナで、スキャナのボタンによりスキャンの開始が機能しません。ソフトウェアからスキャンを開始することでドキュメントをスキャンすることはできます。
参照: CR 12279842
フラッシュディスクを挿入したあとにエクスプローラウィンドウ (ディスク内容) が自動的に起動しません。プログラムは手動で起動する必要があります。これは、コンソールセッションの Windows 動作とは異なる動作です。
参照: CR 12270188
スマートカードを使用して Windows ターミナルサーバーでユーザーを認証するには、Base Smart Card Cryptographic Service Provider パッケージ更新を http://support.microsoft.com/kb/909520/en-us からインストールしてください。
この更新は Sun Ray 環境での画面ロック解除動作を改善します。