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Oracle® GoldenGate Veridata管理者ガイド
11gリリース2 (11.2.1.0.0)
B71707-01
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9 Oracle GoldenGate Veridataプログラムの実行

この章では、エージェントやJavaコンポーネントなどのOracle GoldenGate Veridataプログラムの実行方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。


9.1項「CエージェントおよびManagerの起動および停止」
9.2項「Javaベースのコンポーネントの起動および停止」
9.3項「ログ情報のリロード」
9.4項「Oracle GoldenGate Veridata Webへの接続」

9.1 CエージェントおよびManagerの起動および停止

Cエージェントは比較を開始するとOracle GoldenGate Veridataサーバーのリクエストで自動的に起動します。ただし、Oracle GoldenGate Veridataエージェントを正しく機能させるには、次を実行している必要があります。

エージェント・プロセス自体は自動プロセスですが、エージェントを制御するManagerプロセスは停止できます。Managerを停止すると、Oracle GoldenGate Veridataサーバーで新規エージェント・プロセスを起動できなくなりますが、すでに実行中のエージェントは停止されません。

すべてのプラットフォーム上でのCエージェントManagerの制御手順

  1. Oracle GoldenGate Veridataエージェントのインストール場所から、GGSCIを実行します。

  2. GGSCIで、次のように適切なコマンドを発行してManagerを停止または起動します。

    START MANAGER
    

    または...

    STOP MANAGER
    

WindowsサービスとしてのCエージェントManagerの制御手順

ManagerがWindowsサービスとしてインストールされている場合は、サービスの構成方法に応じて、システムの起動時間に起動または手動で起動する必要があります。デフォルトのインストールの場合は、システム起動時間に自動的に起動します。サービスを手動で起動するには、GGSCIでSTART MANAGERコマンドを使用するか、「サービス」コントロール・パネル・アプレットでサービスを起動します。

サービスの起動の動作を変更するには、「サービス」コントロール・パネル内の名前を右クリックしてから、「プロパティ」を選択します。

ManagerがWindowsサービスとしてインストールされている場合は、「サービス」コントロール・パネル・アプレット、またはGGSCIのSTOP MANAGERコマンドを使用して停止できます。

9.2 Javaベースのコンポーネントの起動および停止

Oracle GoldenGate Veridataサーバー・コンポーネントおよびOracle GoldenGate Veridata WebコンポーネントはJavaベースのプログラムです。Oracle GoldenGate Veridataエージェントのコンポーネントは、NonStop以外のすべてのプラットフォームに対してJavaプログラムとして使用できます。


注意:

サーバー・プロセスおよびWebプロセスを起動する前に、リポジトリ・データベースを起動します。


9.2.1 コマンドラインからのJavaベースのコンポーネントの制御

エージェント・コンポーネントを制御するには、ディレクトリをそのインストール・ディレクトリに変更し、次のように適切なコマンドを発行します。

UNIXおよびLinux Windows
agent.sh {start | run}

または...

agent.sh stop  
agent.bat {start | run}

または...

agent.bat stop 

条件:

  • runは、起動元と同じコマンド・ウィンドウでエージェントを起動します。

  • startは、別のコマンド・ウィンドウでエージェントを起動します。


    注意:

    runオプションは、エージェントのエラー・ロギングが構成される前に起動プロセス中に発生するエラーを診断する場合に便利です。runオプションを使用すると、stdoutおよびstderrに書き込まれるメッセージがコマンド・ウィンドウに表示されます。通常、エージェントはログ・ファイルにメッセージを記録するため、stderrにはオペレーティング・システム・メッセージとロギング・システム・エラーのみが書き込まれます。startオプションを使用すると、stdoutおよびstderrに書き込まれるメッセージは破棄されます。


Webコンポーネントを制御するには、ディレクトリをインストール・ディレクトリのweb/binディレクトリに変更し、次のように適切なコマンドを発行します。

UNIXおよびLinux Windows
veridata_web.sh start

または...

veridata_web.sh stop  
veridata_web.bat start

または...

veridata_web.bat stop 

ホストをプロセスを自動的に起動および停止するように構成します。必要に応じて、システム管理者に連絡してください。

9.2.2 WindowsサービスとしてのJavaベースのコンポーネントの制御

Oracle GoldenGate Veridata Windowsサービスは、その構成方法に応じてシステム起動時に起動されるか、手動で起動する必要があります。デフォルトのインストールの場合は、システム起動時間に自動的に起動します。Windowsサービスは、「サービス」コントロール・パネル・アプレットまたは「スタート」メニューから制御されます。サービスの起動の動作を変更するには、「サービス」コントロール・パネル内の名前を右クリックしてから、「プロパティ」を選択します。

サービスとしてインストールされている場合は、Oracle GoldenGate Veridata Javaコンポーネントは「サービス」コントロール・パネル、「スタート」メニュー、またはコマンド・コンソールから停止できます。

Windowsのスタート・メニューからのJavaコンポーネントの制御手順

  1. 「スタート」メニューで、「すべてのプログラム」を選択してから、Oracle GoldenGate Veridataのショートカットが含まれるフォルダに移動します。

    • Webコンポーネントを起動する場合は、「Application」「Start Veridata Web」の順に選択します。

    • Webコンポーネントを停止する場合は、「Application」「Stop Veridata Web」の順に選択します。

    • エージェント・コンポーネントを起動する場合は、「Application」「Start Veridata Agent」の順に選択します。

    • エージェント・コンポーネントを停止する場合は、「Application」「Stop Veridata Agent」の順に選択します。

9.3 ログ情報のリロード

ロギング情報は、log4j.propertiesファイルから実行中のエージェントにリロードできます。log4j.propertiesファイルの変更はエージェントで有効になります。このコマンドを機能させるには、エージェントを実行中である必要があります。

次のコマンドを使用します。

UNIXおよびLinux Windows
agent.sh reloadlog
agent.bat reloadlog 

9.4 Oracle GoldenGate Veridata Webへの接続

Oracle GoldenGate Veridata Webへは次のいずれかの方法で接続できます。

接続が成功すると、Oracle GoldenGate Veridata Webログイン・ページが表示されます。自分のユーザー名とパスワードでログインします。Oracle GoldenGate Veridata Webの使用の詳細は、オンラインヘルプを参照してください。