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Oracle® Traffic Director管理者ガイド
11gリリース1 (11.1.1.6)
B66436-01
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9.1 HTTPリスナーの作成

管理コンソールまたはCLIのいずれかを使用して、HTTPリスナーを作成できます。


注意:


開始する前に

HTTPリスナーの作成を開始する前に、次の項目を決定します。

管理コンソールを使用したHTTPリスナーの作成

管理コンソールを使用してHTTPリスナーを作成するには、次の操作を行います。

  1. 2.3.2項「管理コンソールへのアクセス」の説明に従って、管理コンソールにログインします。

  2. ページの左上隅にある「構成」ボタンをクリックします。

    使用可能な構成のリストが表示されます。

  3. HTTPリスナーを作成する構成を選択します。

  4. 「共通のタスク」ペインで、「新規リスナー」をクリックします。

    新規HTTPリスナー・ウィザードが開始されます。

    図9-1 新規HTTPリスナー・ウィザード

    図9-1の説明は図の下のリンクをクリックしてください
    「図9-1 新規HTTPリスナー・ウィザード」の説明

  5. 画面上のプロンプトに従い、前に決定済の詳細(リスナー名、IPアドレス、ポートなど)を使用して、HTTPリスナーの作成を完了します。


    注意:

    新規リスナーでHTTPSリクエストを受信する場合、新規HTTPリスナー・ウィザードの2番目の画面にある「SSL」チェック・ボックスを有効化します。


    リスナーが作成された後、新規HTTPリスナー・ウィザードの「結果」画面にリスナーの作成が成功したことを示すメッセージが表示されます。

  6. 結果画面で、「閉じる」をクリックします。

    • 作成したHTTPリスナーの詳細が、「HTTPリスナー」ページに表示されます。

    • さらに、「デプロイメント保留中」メッセージが、メイン・ペインの上部に表示されます。4.3項「構成のデプロイ」の説明に従い、「変更のデプロイ」をクリックして更新された構成を即座にデプロイすることも、さらに変更を行いその後でデプロイすることもできます。

CLIを使用したHTTPリスナーの作成

HTTPリスナーを作成するには、create-http-listenerコマンドを実行します。

たとえば、次のコマンドでは、構成soa.example.comにポート番号が1910、デフォルト仮想サーバーがsoaであるlistener_soaという名前のHTTPリスナーが作成されます。

tadm> create-http-listener --config=soa.example.com --listener-port=1910 --server-name=soa.example.com --default-virtual-server-name=soa listener_soa
OTD-70201 Command 'create-http-listener' ran successfully.

更新された構成を有効にするには、deploy-configコマンドを使用して、構成をOracle Traffic Directorインスタンスにデプロイする必要があります。

create-http-listenerの詳細は、『Oracle Traffic Directorコマンドライン・リファレンス』を参照するか、--helpオプションを付けてコマンドを実行してください。