WebGateは、Oracle Access Managerに含まれているWebサーバー・プラグインです。WebGateは、ユーザーからのHTTPリクエストを捕捉して、認証および認可のためにOracle Access Manager Access Serverに転送します。
Oracle Traffic DirectorにOracle Access Manager WebGateプラグインをインストールするには、次の操作を行います。
『Oracle Access Managerインストレーション・ガイド』の手順に従ってOracle Access Manager 10.1.4.3をインストールします。
Oracle Access Managerは、Oracle Traffic Directorを保有しているシステムにインストールする必要はないことに注意してください。
『Oracle Access Managerインストレーション・ガイド』の手順に従って、Oracle Traffic Directorがインストールされている各ノードにWebGate NSAPIプラグインをインストールします。
注意:
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Oracle Access Manager WebGateプラグインの最新のパッチ・セットを適用します。
次のディレクトリに存在するEditObjConf
ツールを実行して、各Oracle Traffic Directorインスタンスのobj.conf
構成ファイルに必要なWebGate関連の変更を行います。
WebGateInstallDir/access/oblix/tools/setup/InstallTools
この手順は、各インスタンスに対して個別に実行する必要があることに注意してください。
EditObjConfコマンドの構文:
EditObjConf -f pathname_of_OTD-instance_obj.conf -d WebGateInstallDir/access -w
例:
$ cd /home/oracle/webgate10g/access/oblix/tools/setup/InstallTools
$ ./EditObjConf -f /home/oracle/otd/net-soa/config/soa-obj.conf -d /home/oracle/webgate10g/access -w
4.5項「管理サーバーとノード間での構成の同期化」の説明に従い、管理サーバーに格納されているOracle Traffic Director構成を更新します。
変更を有効にするには、5.3項「Oracle Traffic Directorインスタンスの起動、停止および再起動」の説明に従い、すべてのOracle Traffic Directorインスタンスを再起動するがあります。