構文
tadm get-pkcs11-prop common_options --config=config_name
(property_name)*
説明
このコマンドを使用して、Public Key Cryptography Standard (PKCS#11)のプロパティを表示します。PKCS#11では、Secure Sockets Layer (SSL)とPKCS#11モジュール間の通信で使用されるインタフェースを定義しています。PKCS#11モジュールは、SSLハードウェア・アクセラレータへの標準ベースの接続に使用されます。
オプション
common_options
の詳細は、helpコマンドを実行してください。
--config|-c
PKCS#11プロパティを表示する構成を指定します。
オペランド
property-name
表示するプロパティの名前を指定します(オプション)。
次のPKCS#11プロパティを表示できます。
enabled allow-bypass crl-path
例
tadm get-pkcs11-prop --user=admin --host=serverhost --port=8989 --password-file=ORACLE_HOME/admin.passwd --no-prompt --config=www.example.org allow-bypass
終了コード
次の終了値が戻されます。
0: コマンドの実行に成功しました。
>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。
終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。
関連項目
「help」、「set-pkcs11-prop」、「list-tokens」、「set-token-prop」、「set-token-pin」