構文
set-compression-rule-prop common_options --config=config_name --vs=vs_name --rule=compression_rule_name (property=value)+
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバーの圧縮ルールのプロパティを設定または変更します。
オプション
common_options
の詳細は、helpコマンドを実行してください。
--config|-c
圧縮ルールのプロパティを設定する構成の名前を指定します。
--vs|-s
仮想サーバーの名前を指定します。
--rule|-r
圧縮ルール名を指定します。
オペランド
property=value
定義する1つ以上のプロパティに対してname=value
ペアを指定します。name=value
ペアは、スペースで区切る必要があります。
圧縮ルールの次のプロパティを設定できます。
insert-vary-header:
vary:Accept-encoding
ヘッダーを挿入するように選択します。
値: true
、false
。デフォルト: true
。
compression-level:
仮想サーバーの圧縮レベルを指定します。
値: 1 - 9。1を指定すると速度が向上し、9を指定すると圧縮率が最高になります。
fragment-size:
圧縮率を制御するために圧縮ライブラリが使用するメモリー・フラグメント・サイズ(バイト単位)を指定します。
値: 任意の整数。
プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>
例
tadm set-compression-rule-prop --config=www.example.org --vs=soa.example.org --rule=Compression34 compression-level=9
終了コード
次の終了値が戻されます。
0: コマンドの実行に成功しました。
>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。
終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。
関連項目
「help」、「create-compression-rule」、「delete-compression-rule」、「list-compression-rules」、「get-compression-rule-prop」