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Oracle Traffic Directorコマンドライン・リファレンス
11gリリース1 (11.1.1.6)
B66437-01
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set-thread-pool-prop

構文

tadm set-thread-pool-prop common_options --config=config_name (property=value)+

説明

このコマンドを使用して、構成のスレッド・プールのプロパティを設定します。thread-pool要素では、HTTPリクエストの処理に使用されるスレッドを構成します。スレッド・プールを使用して、一定数のスレッドを特定のサービスに割り当てることができます。スレッドの最大数を1とするプールを定義することで、指定したサービス機能に対して1つのリクエストのみを許可できます。

オプション

common_optionsの詳細は、helpコマンドを実行してください。

--config|-c

スレッド・プールのプロパティを設定する構成の名前を指定します。

オペランド

property=value

定義する1つ以上のプロパティに対してname=valueペアを指定します。name=valueペアは、スペースで区切る必要があります。

スレッド・プールの次のプロパティを設定できます。

queue-size: 処理のためにキューに入れる同時HTTP接続の最大数を指定します。
値: 1 - 1048576。

min-threads: HTTPリクエスト処理スレッドの最小数を指定します。
値: 1 - 4096。

max-threads: HTTPリクエスト処理スレッドの最大数を指定します。
値: 1 - 4096。

stack-size: HTTPリクエスト処理スレッドのスタック・サイズ(バイト単位)を指定します。
値: 8192 - 67108864。

プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>

tadm set-thread-pool-prop --user=admin --host=serverhost 
--password-file=ORACLE_HOME/admin.passwd --port=8989 
--no-prompt --config=www.example.org queue-size=238 max-threads=789

終了コード

次の終了値が戻されます。

0: コマンドの実行に成功しました。

>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。

終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。

関連項目

「help」「get-thread-pool-prop」