Oracle® Business Intelligence Applications Informatica PowerCenterユーザーのための構成ガイド リリース7.9.6.3 B66691-01 |
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この付録では、CRM Analyticsの汎用アダプタの構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。
CRM Analyticsの汎用アダプタを使用すると、これらのソースの事前パッケージ済ビジネス・アダプタがない場合に、CRMトランザクション・アプリケーションから分析用にデータを抽出できます。特定のソース・システムに対してのみ使用可能な事前パッケージ済ビジネス・アダプタと異なり、CRM Analyticsの汎用アダプタは、指定されたフラット・ファイル形式でソース・データを表現できるかぎりにおいて、任意のソース・システムに対して使用できます。
CRMソース・データは、カスタム・アプリケーションまたはレガシー・システムに存在する可能性もあります。CRM Analyticsの汎用アダプタは、任意のOracle BI Applications CRM Analytics製品の一部として出荷されます。個別の価格はありません。
CRM Analyticsの汎用アダプタを使用するには、ソース・データは、次の仕様に従ってフラット・ファイルで表現される必要があります。
データは、カンマ区切り形式(*.csvファイル)である必要があります。
日付値は、すべてYYYYMMDDHH24MISSの形式である必要があります。たとえば、2007年12月31日午後2時3分に対して、20071231140300を使用します。
文字列データ値に1つ以上のカンマが含まれる場合は、二重引用符で囲む必要があります。
データは、各ファイルの6行目から始まる必要があります。各ファイルの最初の5行は、ETLプロセス中スキップされます。
Oracle BI Applicationsには、サポートされるソース・ファイル・タイプそれぞれに対してサンプル・ソース・ファイルが用意されています。通常、各サンプル・ソース・ファイルには、データ行のサンプルが含まれています。サンプル・ソース・ファイルは、次の場所にあります。
MW_HOME\biapps\dwrep\Informatica\Sample Universal Source Files
サンプル・ソース・ファイルのリストは、第A.5項「CRM Analyticsの汎用アダプタのサンプル・ソース・ファイルのリスト」を参照してください。
サンプル・ソース・ファイルfile_budget.csvを図A-1に示します。
データ・ファイルを作成するには、付属のサンプル・ソース・ファイルを使用することをお薦めします。サンプル・ソース・ファイルのリストは、第A.5項「CRM Analyticsの汎用アダプタのサンプル・ソース・ファイルのリスト」を参照してください。
CRM Analyticsの汎用アダプタのデータ・ファイルを作成するには:
サンプル・ソース・ファイル(file_xxx.csv)をMW_HOME\biapps\dwrep\Informatica\Sample Universal Source FilesフォルダからINFA_HOME\server\infa_shared\SrcFilesディレクトリにコピーします。
各サンプル・ソース・ファイルからサンプルのデータ行を削除します。
ETL実行プランを中断なしで実行するには、空のファイルをすべてINFA_HOME\server\infa_shared\SrcFilesフォルダに用意する必要があります。一部のETL実行プランには不要なタスクが含まれている場合がありますが、タスクで予期されているファイルがINFA_HOME\server\infa_shared\SrcFilesフォルダにない場合、ETL実行プランが失敗し、ETL実行時に中断の原因になります。
INFA_HOME\server\infa_shared\SrcFilesフォルダで必要なファイルをポピュレートし、データが6行目で始まることを確認します。
たとえば、商談次元データをロードするには、file_opty.ds.csvファイルをポピュレートします。
DACで、実行プランを作成してデータをこれらのファイルからロードします。
実行プランを作成する方法の詳細は、Oracle Business Intelligenceデータ・ウェアハウス管理コンソール・ユーザーズ・ガイドを参照してください。
この項では、CRM Analyticsの汎用アダプタのサンプル・ソース・ファイルをリストします。この項の内容は次のとおりです。
この項では、シード・データおよび共通の次元のソース・ファイルをリストします。これらのソース・ファイルは必須で、CRM汎用アダプタを使用するときにポピュレートする必要があります。
この項では、CRMサブジェクトエリアおよび関連ソース・ファイルをリストします。ビジネス要件に応じて、これらのソース・ファイルを選択してポピュレートします。
表A-2 サブジェクトエリアおよび関連ソース・ファイル
CRMサブジェクトエリア | 関連ソース・ファイル |
---|---|
CRM - 自動車販売 |
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CRM - 消費財 - パフォーマンス |
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CRM - 消費財 - プロモーション |
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CRM - 消費財 - 小売店売上げ調査 |
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CRM - 消費財取引資金 |
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CRM - 予測 |
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CRM - ロイヤルティ |
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CRM - マーケティング |
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CRM - 価格 |
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CRM - 販売 |
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CRM - サービス |
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CRM - 通信 |
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CRM - 医療 - 施設訪問 |
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CRM - 医療 - 担当者訪問 |
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CRM - 医療 - 直接販売 |
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CRM - 医療 - 間接販売 |
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CRM - 医療 - 医学教育 |
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CRM - 医療 - 目標 |
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CRM - 医療 - 医師計画規定 |
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CRM - 医療 - 医師規定 |
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CRM - 医療 - 計画規定 |
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CRM - 医療 - 週ごとの医師規定 |
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CRM - 医療 - プロファイル・ランク |
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CRM - 会計サービス - 会計およびアプリケーション |
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CRM - 会計サービス - 会計および保険 |
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CRM - 会計サービス - 残高履歴 |
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CRM - 公共部門 - 給付 |
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CRM - 公共部門 - ケース |
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CRM - 公共部門 - 付随条件 |
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CRM - 公共部門 - 前例 |
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