この項では、Oracle Business Intelligence Applicationsリリース7.9.6.3のセキュリティの変更をリストします。
このリリースのOracle Business Intelligence Applicationsセキュリティの次の変更に注意してください。
RPDファイルは、その内容を暗号化するために使用されるRPD固有のパスワードを持つようになりました。RPDパスワードは、Oracle BI Serverがパスワードを取得してRPDをロードできるように、Fusion Middleware ControlでRPDを公開するときに、外部資格証明ストアに保存されます。
グループは、RPD内にオブジェクトとして存在しなくなりました。かわりに、ユーザーが属するアプリケーション・ロールに基づいて、データ・アクセス・セキュリティが実装されます。
アプリケーション・ロールは、外部ポリシー・ストアで管理されます。アプリケーション・ロール・オブジェクトはRPD内に存在しますが、これらのオブジェクトは、外部で管理されるロールへのポインタ(参照)です。
ユーザーは外部認証プロバイダで管理され、RPDでは管理されなくなりました。ユーザー・オブジェクトはRPD内に存在しますが、これらのオブジェクトは、外部で管理されるユーザーへのポインタ(参照)です。
このリリースでは、以前のリリースと異なり、任意の名前付きユーザーが管理者権限を必要に応じて付与できます。以前のリリースでは、管理者権限を持つユーザーは1人のみで、管理者と呼ばれていました。