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LIBTMIB メッセージ 100-199

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100

ERROR:Class class is not writable by this user
ERROR: このユーザはクラス class に書き込みできません。

説明

A SET request for class could not be satisfied because the class contains no writable attributes for the invoking user.

アクション

ユーザが情報を取得できないようにしているのであれば、これは情報メッセージなので、何も行う必要はありません。管理者が、指定したクラスへの書き込みアクセスをユーザに許可したい場合には、T_CLASSATT クラスに適切なパーミッションを設定するか、または T_DOMAIN TA_MIBMASK 属性値の設定を変更することにより、クラスに対するパーミッションを緩和します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

102

ERROR:Unrecognized flags bits set on request
ERROR: 要求で認識されないフラグが設定されています。

説明

マニュアル・ページに記載されていないフラグ値が設定されています。

アクション

マニュアル・ページに記載されているフラグ値を訂正します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

103

ERROR:Could not create child process to perform blocking admin function
ERROR: 管理関数をブロックするための子プロセスを作成できません。

説明

UNIX のシステム・コール fork () で、子プロセスを作成できませんでした。/AdminAPI はこのメカニズムを使用して、サーバの活性化や非活性化などのブロッキング機能を実現しています。他の方法では、主要アプリケーションの性能が低下します。

アクション

オペレーティング・システムの調整可能パラメータを調べ、ユーザが十分な数のプロセスを起動できるか確かめます。必要があればカーネルを再構築します。

関連項目

UNIX リファレンス・マニュアルの fork(2)、MIB(5)、TM_MIB(5)

104

ERROR:Invalid or unspecified TUXCONFIG environment value
ERROR: 無効な、または識別できない TUXCONFIG 環境変数値です。

説明

TUXCONFIG 環境変数が無効であるか、設定されていません。TUXCONFIG は、UBBCONFIG ファイルで指定された絶対パスと一致しなければなりません。

アクション

TUXCONFIG 環境変数に、 UBBCONFIG ファイルで指定された絶対パスを設定します。

関連項目

tmunloadcf(1)

105

ERROR:Unable to map machine identifiers in configuration file tuxconfig
ERROR: コンフィギュレーション・ファイル tuxconfig のマシン識別子をマップできません。

説明

TUXCONFIG ファイルが破壊されているか、またはアプリケーションに設定されていないマシンからアクセスが行われています。

アクション

アプリケーションに設定されていないマシンから TUXCONFIG ファイルにアクセスが行われていないか確かめます。そうであれば、TUXCONFIG ファイルは破壊されています。その場合には、コンフィギュレーション・ファイルを削除し、再度作成してから続行します。

関連項目

tpadmcall(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

106

ERROR:Unbooted configuration attempted on non-master site
ERROR: 非ブートの構成変更が非マスタ・サイトで試みられました。

説明

tpadmcall(3c) インターフェイスを介した非ブートの構成変更が、構成マスタ・マシン以外のサイトから行われました。

アクション

マスタ・マシンにログインして非ブートの構成変更を行うか、あるいはローカル・マシンがアクティブになるまで待機し、tpcall(3c) で /AdminAPI にアクセスします。

関連項目

tpadmcall(3c)、tpcall(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

107

ERROR:Configuration file tuxconfig is in an invalid state
ERROR: コンフィギュレーション・ファイル tuxconfig は無効な状態です。

説明

The tuxconfig file accessed by tpadmcall(3c) has become corrupted. The internal table representing the RESOURCES section of the ubbconfig(5) file is missing but other tables are present.

アクション

tuxconfig ファイルを削除して、最初から作成し直します。

関連項目

tpadmcall(3c)、ubbconfig(5)、MIB(5)、TM_MIB(5)

108

ERROR:May not SET classes other than T_DOMAIN in an unconfigured application
ERROR: 構成されていないアプリケーションにおいて、T_DOMAIN 以外のクラスに対して SET 操作を実行することはできません。

説明

A SET operation on a class other than T_DOMAIN failed because the application has not yet been configured. The only permissible SET operation on an unconfigured application is a SET of the T_DOMAIN class object to the TA_STATE NEW.

アクション

まず T_DOMAIN クラス・オブジェクトを構成してから、他の操作を行います。

関連項目

tpadmcall(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

109

ERROR:Failed to initialize internal MIB data structures
ERROR: 内部の MIB データ構造の初期化操作が異常終了しました。

説明

内部データ構造体が初期化できなかったため、tpadmcall(3c) を呼び出せませんでした。

アクション

ローカルのユーザログ・ファイル内のメッセージから、障害の原因を調べます。ユーザログ・ファイル内のメッセージには、障害の原因とその対処方法を示すカタログの名前と番号が含まれています。

関連項目

tpadmcall(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

110

ERROR:Could not open temporary file tmpfile for writing
ERROR: 書き込み用に一時ファイル tmpfile をオープンできません。

説明

The temporary file name tmpfile could not be opened for writing while attempting to process a tpadmcall(3) call to SET a NEW T_DOMAIN class object.

アクション

一時ファイルのディレクトリが、tpadmcall(3) を呼び出したユーザに対して書き込み可能かどうか調べます。必要であれば、ディレクトリのモードを変更します。

関連項目

tpadmcall(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

111

ERROR:Could not write to temporary file tmpfile
ERROR: 一時ファイル tmpfile に書き込みできません。

説明

The temporary file name tmpfile could not be written to while attempting to process a tpadmcall(3c) call to SET a NEW T_DOMAIN class object.

アクション

一時ファイルが存在するファイルシステムに、十分な空き容量があるか調べます。

関連項目

tpadmcall(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

112

ERROR:Cannot set backup master on initial configuration
ERROR: 初期構成にバックアップ・マスタを設定できません。

説明

NEW T_DOMAIN クラス・オブジェクトを作成する SET 操作で、バックアップ・マスタ論理マシン識別子が指定されています。論理マシンが定義されていないので、初期構成ではこのような指定は許可されません。

アクション

マスタ・マシンだけを含む (バックアップ・マシンは指定しない) 構成を作成し、バックアップ・マシンにしたいマシンを設定します。次に TA_MASTER の設定を変更し、バックアップ・マスタとして新たに設定するマシンを指定します。

関連項目

tpadmcall(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

113

ERROR:ACCSTATS may not be set in an inactive application
ERROR: ACCSTATS を非活動アプリケーションに設定できません。

説明

T_DOMAIN クラス・オブジェクトに対する SET 操作で、稼動中でないアプリケーションに ACCSTATS TA_OPTIONS 属性値を設定しようとしました。

アクション

アプリケーションを活性化してから、この属性値を設定します。

関連項目

tpadmcall(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

114

WARN:Partial deletion of configuration tables
WARN: 構成テーブルが部分的に削除されます。

説明

T_DOMAIN クラスに対する SET 操作で、TA_STATE を INACTIVE から INVALID へ状態変更しましたが、部分的にしか状態変更できませんでした。コンフィギュレーション・ファイルの一部が削除できません。

アクション

バイナリ・コンフィギュレーション・ファイルを手作業で削除します。

関連項目

tpadmcall(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

115

ERROR:Cannot invalidate T_ROUTING instance with matching configured T_SERVICE instance
ERROR: 指定した T_SERVICE インスタンスに対応した T_ROUTING インスタンスが無効です。

説明

TA_ROUTINGNAME が構成済みの T_SERVICE または T_SVCGRP エントリから参照されているため、T_ROUTING クラス・オブジェクトの TA_STATE を INACTIVE から INVALID に変更する SET 操作が行えませんでした。

アクション

TA_ROUTINGNAME にマップされている T_SERVICET_SVCGRP エントリを無効にするか、またはこれらのエントリが対応する TA_ROUTINGNAME を持たないように変更します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

116

ERROR:Cannot set overlapping buffer types on identical range criteria name
ERROR: 範囲基準名を識別するためにオーバラッピング・バッファ・タイプを設定できません。

説明

NEW T_ROUTING クラス・オブジェクトを作成する SET 操作で TA_BUFTYPE 値が指定されていますが、この値にはほかの構成済みの T_ROUTING クラス・オブジェクトとオーバラップするバッファ型が含まれています。

アクション

オーバラップするバッファ型を指定から削除します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

117

ERROR:TA_CLASS/TA_OPERATION combination invalid for current system state
ERROR: 現在のシステム状況では TA_CLASS/TA_OPERATION を同時に組み合わせできません。

説明

tpadmcall(3c) に渡された /AdminAPI 要求で、TA_CLASS と TA_OPERATION の組み合わせが指定されていますが、この組み合わせは現在のアプリケーション状態では許可されません。通常これは呼び出し側が、特定のクラスにアクセスするのに必要な (tpinit () を呼び出した) システムにアタッチされていないことを示しています。

アクション

tpinit(3c) を呼び出してから、要求を発行します。

関連項目

tpadmcall(3c)、tpinit(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

118

ERROR:TA_PASSWORD not correctly preprocessed
ERROR: TA_PASSWORD は正しくプリプロセスできません。

説明

TA_PASSWORD 属性の更新が要求されていますが、要求バッファの前処理が tpcryptpw(3c) で行えません。このため T_DOMAIN クラス・オブジェクトに対する SET 操作が行えません。

アクション

tpcryptpw(3c) を呼び出してから、/AdminAPI 要求を発行します。

関連項目

tpcryptpw(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

119

ERROR:TA_PASSWORD specified without TA_SECURITY set
ERROR: TA_SECURITY を設定せずに TA_PASSWORD が指定されました。

説明

T_DOMAIN クラス・オブジェクトに対する SET 操作で、アプリケーションのセキュリティ・レベルを示す TA_SECURITY 属性を設定せずに TA_PASSWORD 値が指定されています。

アクション

アプリケーションの TA_SECURITY をオンにするか、要求から TA_PASSWORD の更新を削除します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

120

ERROR:TA_SECURITY set without TA_PASSWORD
ERROR: TA_PASSWORD を設定せずに TA_SECURITY が指定されました。

説明

T_DOMAIN クラス・オブジェクトに対する SET 操作で、TA_SECURITY レベルが指定されていますが、TA_PASSWORD 値が含まれていません。

アクション

TA_PASSWORD 値を要求に追加します。tpcryptpw(3c) を使用してバッファの前処理を行ってから、要求を再発行します。

関連項目

tpcryptpw(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

121

ERROR:Invalid system field value specified
ERROR: 無効なシステム・フィールド値が指定されました。

説明

要求バッファのシステム・フィールドに、無効な値が指定されています。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

122

ERROR:Could not validate security information
ERROR: セキュリティ情報を検査できません。

説明

システムがマスタ論理マシンに渡されたセキュリティ情報を検証できないため、セキュリティ情報を更新するための T_DOMAIN クラス・オブジェクトに対する SET 操作が行えません。

アクション

マスタ論理マシンのユーザログ・メッセージから障害についての詳細情報を取得し、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

123

ERROR:Inconsistent password information passed
ERROR: 不十分なパスワード情報が渡されました。

説明

セキュリティ情報を設定するための T_DOMAIN クラス・オブジェクトに対する SET 操作で、矛盾したパスワード情報がマスタ・サイトの論理マシンに与えられました。

アクション

tpcryptpw(3c) により要求バッファの前処理を行ってから、要求を再発行します。

関連項目

tpcryptpw(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

124

ERROR:Could not set password information for tmloadcf
ERROR: tmloadcf のためにパスワード情報を設定できません。

説明

NEW T_DOMAIN クラス・オブジェクトを作成する SET 操作で、アプリケーションのセキュリティ情報を初期化するのに必要なキーと環境変数を作成できませんでした。

アクション

ユーザログ・ファイルのメッセージから、障害についての詳細情報を取得します。

関連項目

tpadmcall(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

126

WARN:MIB mapping file file contains invalid data
WARN: MIB マッピング・ファイル file は無効なデータを含んでいます。

説明

file が ${TUXDIR}/addonclasses ディレクトリで見つかりましたが、所定のファイル形式を満たしていませんでした。

アクション

このファイルを削除または交換する必要があるかどうかについては、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。このエラーはシステムのコア管理に影響を与えるものではありません。代替ファイルが使用可能になるまで、関連アドオン製品の管理に一時的に影響を与える可能性があります。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

127

WARN:Could not add class class to mapping tables, tables full
WARN: テーブルに空きがないのでクラス class をマッピング・テーブルに追加できません。

説明

内部クラス・マッピング・テーブルに空きがないので、アドオン・クラス class が追加できません。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

128

WARN:Failed to load add-on MIB mappings
WARN: 追加の MIB マッピングをロードするのが異常終了しました。

説明

アドオン・クラス・マッピングを内部テーブルにロードする際、1 つまたは複数のエラーが検出されました。

アクション

ユーザ・ログ・メッセージから障害についての詳細情報を取得し、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

129

ERROR:Unknown class referenced
ERROR: 不明なクラスが参照されました。

説明

T_CLASSATT クラス・オブジェクトに対する SET 操作で、不明な TA_CLASSNAME 属性値が指定されています。

アクション

TA_CLASSNAME の指定値を訂正します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

130

ERROR:Cannot set NEW instance for known class with known attributes
ERROR: 既知のクラスと属性のために NEW インスタンスを設定できません。

説明

SET 操作で、既知の属性リストを持つ主要クラスの NEW T_CLASSATT クラス・オブジェクトが作成できませんでした。新しい属性は、アドオン・クラスにしか作成できません。

アクション

状態変更属性を指定から削除して、既存の属性のアクセス権を変更します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

131

WARN:MIB mapping file file contains duplicate class class
WARN: MIB マッピング・ファイル file は重複したクラス class を含んでいます。

説明

The add-on class /AdminAPI mapping file file in the ${TUXDIR}/addonclasses directory specified a duplicate class class for which mappings and possible attribute specifications already exist.

アクション

重複するエントリは無視されます。このファイルは、BEA TUXEDO システムの Technical Support から推奨されたとおりに、交換または削除する必要があります。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

132

ERROR:Memory allocation failure processing /Admin request svc
ERROR: /Admin 要求 svc を処理中にメモリの割り当てを行えませんでした。

説明

An attempt dynamically to allocate memory from the operating system using malloc failed while adding error information to an /AdminAPI response for the administrative service svc.

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。

関連項目

UNIX リファレンス・マニュアルの malloc(3)、MIB(5)、TM_MIB(5)

133

ERROR:Fielded buffer access error Ferror
ERROR: フィールド化バッファへのアクセス・エラー Ferror

説明

/AdminAPI 応答バッファにエラー情報を追加する際、フィールド化バッファへのアクセス・エラー Ferror が発生しました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

Fintro(3fml)、MIB(5)、TM_MIB(5)

134

ERROR:TA_OPERATION not found in FML32 typed buffer
ERROR: FML32 タイプ・バッファで TA_OPERATION が見つかりません。

説明

/AdminAPI 要求バッファで TA_OPERATION が指定されていません。この入力パラメータはすべての /AdminAPI 要求に必須で、GET、SET、または GETNEXT のいずれかを指定しなければなりません。

アクション

入力バッファを訂正し、TA_OPERATION 属性に適切な値を設定します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

135

ERROR:TA_OPERATION specified (op) is invalid
ERROR: 指定された TA_OPERATION (op) は無効です。

説明

/AdminAPI 要求バッファで TA_OPERATION に無効な値 op が指定されています。この入力パラメータはすべての /AdminAPI 要求に必須で、GET、SET、または GETNEXT のいずれかを指定しなければなりません。

アクション

入力バッファを訂正し、TA_OPERATION 属性に適切な値を設定します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

136

ERROR:Invalid state change specified (old to new)
ERROR: 無効な状態変更 (old から new) が指定されました。

説明

SET 操作で、old から new への無効な状態変更が指定されています。

アクション

MIB マニュアルで、そのクラスでの有効な状態変更が定義されている表を調べ、状態変更の指定を訂正します。

関連項目

MIB(5)、TM_MIB(5)、WS_MIB(5)

137

ERROR:Invalid field type fldtype for field fldid in internal structures
ERROR: 無効なフィールド・タイプ fldtype (内部構造体のフィールド fldid 用) です。

説明

フィールド識別子 fldid に対して無効なフィールド型 fldtype が、内部 /AdminAPI 構造体に含まれています。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

138

ERROR:FML32 error (Ferror) populating /Admin service reply buffer
ERROR: /Admin サービス応答バッファへのデータ読み込み中に FML32 エラー (Ferror) が発生しました。

説明

/AdminAPI 要求の応答バッファへのデータ読み込み中に、FML32 エラー Ferror が発生しました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

139

ERROR:System error (error) processing /Admin service request
ERROR: /Admin サービス要求の処理中にシステム・エラー (error) が発生しました。

説明

/AdminAPI 要求の処理中に、BEA Tuxedo system/T の内部エラー error が発生しました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

140

ERROR:Memory allocation failure
ERROR: メモリの割り当てに失敗しました。

説明

/AdminAPI 要求を処理する際、malloc を使用してオペレーティング・システムからメモリを動的に割当てられませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。

関連項目

UNIX リファレンス・マニュアルの malloc(3)、MIB(5)、TM_MIB(5)

141

ERROR:Memory allocation failure
ERROR: メモリの割り当てに失敗しました。

説明

/AdminAPI 要求を処理する際、malloc を使用してオペレーティング・システムからメモリを動的に割当てられませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。

関連項目

UNIX リファレンス・マニュアルの malloc(3)、MIB(5)、TM_MIB(5)

142

ERROR:Error accessing table table of TUXCONFIG file
ERROR: TUXCONFIG ファイルの table テーブルにアクセスできません。

説明

/AdminAPI 要求を処理する際、バイナリ・コンフィギュレーション・ファイル内のテーブル table にアクセスすると、エラーが発生しました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

143

ERROR:Error expanding table table of TUXCONFIG file
ERROR: TUXCONFIG ファイルの table テーブルを拡張できません。

説明

/AdminAPI 要求を処理する一環として、バイナリ・コンフィギュレーション・ファイル内のテーブル table を拡張する際に、エラーが発生しました。

アクション

コンフィギュレーション・ファイルが UNIX ファイルシステムに格納されている場合には、UNIX ファイルシステムをクリーンアップして、ファイルを拡張できるように空き領域を作成します。コンフィギュレーション・ファイルが raw デバイスに格納されている場合には、テーブルを拡張するには追加のエクステントが必要になります。

関連項目

『BEA TUXEDO アプリケーション実行時の管理』MIB(5)、TM_MIB(5)

144

ERROR:Fielded buffer access error (Ferror) processing /Admin request
ERROR: /Admin 要求の処理中にフィールド化バッファへのアクセス・エラー (Ferror) が発生しました。

説明

/AdminAPI で、まだサポートされていない操作と/または値の変更が指定されています。

アクション

サポートされている操作を指定します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

145

ERROR:Unsupported operation/value specified
ERROR: サポート範囲外の操作、値が指定されました。

説明

/AdminAPI で、まだサポートされていない操作と/または値の変更が指定されています。

アクション

サポートされている操作を指定します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

146

ERROR:Preimage failure for SET operation
ERROR: SET 操作のプレイメージが異常終了しました。

説明

指定されたプレイメージ (preimage) がクラス・オブジェクトの現在のイメージと一致しないため、SET 操作が行えませんでした。MIB (5) のマニュアル・ページに、プレイメージ処理についての詳細情報が記載されています。

アクション

指定されたプレイメージが現在のクラス・オブジェクトと一致するように修正するか、プレイメージ処理をオフにします。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

147

ERROR:Permissions violation on SET request
ERROR: SET 要求でパーミッション違反があります。

説明

表示されたクラス・オブジェクト上で /AdminAPI SET 要求を処理する際、パーミッション違反が発生しました。パーミッション違反のフィールドの表示用に、応答時に属性 TA_BADFLD が設定されます。

アクション

属性とユーザの組み合わせをシステムがサポートしている最大値にするためにシステム管理者がパーミッションを調整できます。しかしすべてのオブジェクト・クラスのすべての属性に対して書き込みアクセスがサポートされているわけではありません。したがって、クラス・オブジェクトが別の状態になるまで更新を遅らせる必要があるかもしれません。

148

ERROR:Invalid attribute value on SET request
ERROR: SET 要求の属性値が無効です。

説明

SET 要求で属性に指定した値が無効です。この属性は、応答バッファ内の TA_BADFLD 属性に示されています。該当するクラスの MIB のマニュアル・ページを参照し、書き込み可能属性の有効な値を調べます。

アクション

属性値を有効なものに訂正します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

149

ERROR:TA_STATE specified on a SET with other changing attributes
ERROR: TA_STATE で SET と他の属性の変更が指定されました。

説明

SET 要求で、TA_STATE 属性の更新とクラス内の他の属性の更新が同時に指定されています。/AdminAPI では、1 回の SET 要求で 1 つの操作しか指定できません。

アクション

状態変更を伴わない変更と、状態変更を伴う変更の 2 つに、要求を分割します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

150

ERROR:Key fields specified do not match any class instance
ERROR: 指定されたキー・フィールドはどのクラス・インスタンスにも一致しません。

説明

状態変更を伴わない SET 要求で指定したキー・フィールドでは、既存のクラス・オブジェクトを一意に識別できません。

アクション

指定したキー・フィールドが適切かどうか調べます。T_CLIENT などの一時オブジェクト (非活性化されると自動的に消滅するオブジェクト) が、この障害の原因となる場合もあります。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

151

WARN:Extra field present on /Admin SET request ignored, class/fldname
WARN: 余分なフィールドが /Admin SET 要求で指定されていますが、無視します。class/fldname

説明

A SET operation on a class object contained an extraneous attribute fldname for update. The value for fldname is ignored.

アクション

これは情報メッセージで、何も行う必要はありません。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

152

ERROR:Required field not present on SET request
ERROR: 要求されたフィールドは SET 要求に与えられません。

説明

NEW クラス・オブジェクトを作成するための SET 操作で、必須の属性値が指定されていません。指定されていない必須フィールドの識別子が、応答バッファ内の TA_BADFLD として返されます。

アクション

フィールドに値を指定してから、要求を再発行します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

153

ERROR:VTOC error accessing device
ERROR: device へのアクセス時に VTOC エラーが発生しました。

説明

BEA Tuxedo システム・デバイス device 上の VTOC (Volume Table Of Contents) にアクセスする際、エラーが発生しました。

アクション

device が破損しているので、デバイスを一度無効にし初期化してから続行します。T_DEVICE クラスに対して SET 操作を行い、デバイス状態を INVALID にすることで、デバイスを無効にできます。この操作でデバイスを無効にできない場合には、手作業でデバイスを無効にします。デバイス・ファイル内のデータを消去する方法については、オペレーティング・マニュアルを参照してください。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

154

WARN:Timeout period expired on /Admin blocking request
WARN: /Admin ブロッキング要求でタイムアウトしました。

説明

/AdminAPI ブロッキング要求が、操作を完了する前にタイムアウトしました。操作結果は不明です。

アクション

要求を生成する前に、タイムアウト間隔 (TA_MIBTIMEOUT) を広げます。更新対象のオブジェクトに対するその後の照会から、タイムアウトが発生した時点での操作結果を調べることができます。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

155

ERROR:Unbooted configuration update attempted in active application
ERROR: 活動中のアプリケーションで非ブートの構成更新が試みられました。

説明

A SET operation was attempted using tpadmcall(3c) from an unattached client (has not executed tpinit(3c)) in an active application.

アクション

アプリケーションが非アクティブになるまで更新を延期するか、または tpinit(3c) を使用してクライアントをアプリケーションにアタッチしてから tpcall(3c) で更新を要求します。

関連項目

tpadmcall(3c)、tpcall(3c)、tpinit(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

156

ERROR:Could not create temporary file name
ERROR: 一時ファイル名を作成できません。

説明

/AdminAPI 処理に使用する一時ファイルの名前が作成できませんでした。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

UNIX リファレンス・マニュアルの tmpnam(3)、MIB(5)、TM_MIB(5)

157

ERROR:Cannot activate class instance in an inactive application
ERROR: 非活動的なアプリケーションでクラス・インスタンスを活性化できません。

説明

T_GROUPT_MACHINET_SERVER、または T_SVCGRP クラス・オブジェクトで TA_STATEACTIVE に変更する SET 操作が、稼働中でないアプリケーションから tpadmcall(3c) を使用して要求されました。

アクション

アプリケーションが稼働中になり、管理プロセスが tpinit(3c) を使用してアプリケーションを結合するまで、これらのクラス・オブジェクトの活性化を延期します。アプリケーションが結合された時点で、これらのクラス・オブジェクトは tpcall(3c) を使用して活性化できます。

関連項目

tpadmcall(3c)、tpcall(3c)、tpinit(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

158

ERROR:TMIB service not available on site lmid for global SET operation
ERROR: サイト lmid でグローバル SET 操作に TMIB サービスを利用できません。

説明

A SET operation could not be satisfied because global update of all bulletin boards is required and the required /AdminAPI service is not available for logical machine lmid.

アクション

リリース 5.0 以前の BEA Tuxedo システムを稼働するサイトでは、/AdminAPI サービスはサポートされず、アプリケーションでこれらのシステムが活動中の間はグローバル・アップデートは行えません。リリース 5.0 以前の TUXEDO システムを使用していない場合には、指定したマシンのユーザログ・メッセージから、サービスが利用できない原因を調べます。マシンを一度非活性化し、再度活性化してサービスが利用できるようにします。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

159

ERROR:Cannot set multiple type/subtype combinations in T_ROUTING class for an active application
ERROR: 活動中のアプリケーションの T_ROUTING クラスで複数のタイプ、サブタイプの組み合わせを設定できません。

説明

稼働中のアプリケーションで NEW T_ROUTING クラス・オブジェクトを作成するための SET 操作で、TA_BUFTYPES 属性値の一部に、タイプとサブタイプの組み合わせが複数指定されています。

アクション

タイプとサブタイプの組み合わせごとに要求を発行するか、またはアプリケーションが完全に活動中でなくなるまで、更新を延期します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

160

ERROR:MIB_SELF not allowed for non-client/server process
ERROR: MIB_SELF は非クライアント/サーバ・プロセスで設定できません。

説明

アタッチされていないプロセスからの tpadmcall(3c) 呼び出しで、TA_FLAGS の値 MIB_SELF が設定されています。

アクション

MIB_SELF の設定を削除するか、またはプロセスがクライアントまたはサーバとしてアタッチされるまで要求を延期します。

関連項目

tpadmcall(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

161

ERROR:Could not read RESOURCES section in configuration file tuxconfig
ERROR: コンフィギュレーション・ファイル tuxconfig の RESOURCES セクションを読み込めません。

説明

The RESOURCES section of the binary configuration file tuxconfig could not be read.

アクション

バイナリ・コンフィギュレーション・ファイルを一度削除し、再度作成します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

162

ERROR:Unable to map machine identifiers in configuration file tuxconfig
ERROR: コンフィギュレーション・ファイル tuxconfig のマシン識別子をマップできません。

説明

TUXCONFIG ファイルが破壊されているか、またはアプリケーションに設定されていないマシンからアクセスが行われています。

アクション

アプリケーションに設定されていないマシンから TUXCONFIG ファイルにアクセスが行われていないか確かめます。そうであれば、TUXCONFIG ファイルは破壊されています。その場合には、コンフィギュレーション・ファイルを削除し、再度作成してから続行します。

関連項目

tpadmcall(3c)、MIB(5)、TM_MIB(5)

163

ERROR:Configuration file tuxconfig is in an invalid state
ERROR: コンフィギュレーション・ファイル tuxconfig は無効な状態です。

説明

The tuxconfig file accessed by tpadmcall(3c) has become corrupted. The internal table representing the RESOURCES section of the ubbconfig(5) file is missing but other tables are present.

アクション

tuxconfig ファイルを削除して、最初から作成し直します。

関連項目

tpadmcall(3c)、ubbconfig(5)、MIB(5)、TM_MIB(5)

164

ERROR:May not decrease TA_MAX with active servers above new maximum
ERROR: 新しい最大数を越える活動中サーバがあるので TA_MAX を減少できません。

説明

T_SERVER クラス・オブジェクトに対する SET 操作で、稼動中のサーバの TA_MAX 属性の設定値を減少するように指定しました。

アクション

新たに設定する TA_MAX 値を超えている分のサーバを非活性化してから、値を変更します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

166

ERROR:Cannot change workstation handler state to DEAD
ERROR: ワークステーション・ハンドラの状態を DEAD に変更できません。

説明

ワークステーション・ハンドラ (WSH) を表す T_CLIENT クラス・オブジェクトに対する SET 操作で、TA_STATEDEAD に変更できませんでした。ワークステーション・ハンドラでは、T_WSH クラス・オブジェクトを介さなければ、TA_STATEDEAD に設定できません。

アクション

T_WSH クラスを使用して、ワークステーション・ハンドラの状態を設定します。

関連項目

MIB(5)、TM_MIB(5)、WS_MIB(5)

167

ERROR:TA_MINHANDLERS(min) must be less than or equal to TA_MAXHANDLERS(max)
ERROR: TA_MINHANDLERS(min) は TA_MAXHANDLERS(max) 以下でなければなりません。

説明

T_WSL クラス・オブジェクトに対する SET 操作で、ワークステーション・ハンドラの最小数 (min) を最大数 (max) より大きい値に設定しました。

アクション

最小数を最大数以下の値に設定します。

関連項目

MIB(5)、TM_MIB(5)、WS_MIB(5)

168

ERROR:Failed to advertise dynamic /Admin service, no service name
ERROR: 動的 /Admin サービスを宣言できません、サービス名がありません。

説明

内部ルーチンが関数に対応するサービス名を提供しないため、動的 /AdminAPI サービスが宣言できませんでした。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

169

ERROR:TA_MINHANDLERS may not be increased for an active T_WSL object with a TA_MAXHANDLERS value of 0
ERROR: TA_MINHANDLERS は、TA_MAXHANDLERS 値が 0 のアクティブな T_WSL オブジェクトに対しては増加できません。

説明

稼働中の T_WSL クラス・オブジェクトに対する SET 操作で、TA_MAXHANDLERS が 0 に設定されているにもかかわらず、TA_MINHANDLERS の値を増やそうとしました。

アクション

T_WSL クラス・オブジェクトを非活性化してから、TA_MINHANDLERS の値を増やします。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

170

ERROR:/Admin service svc on machine lmid unavailable
ERROR: /Admin サービス svc (マシン lmid 上) が利用できません。

説明

/AdminAPI サービス svc が論理マシン lmid 上で利用できないため、要求が受け入れられません。

アクション

通常このエラーは、特定のサイトの情報は参照できますが、そのサイトが活動中でないことを示しています。この場合には、要求を別の活動中のサイトにリダイレクトするか、指定したサイトが活動中になるまでサービス要求を延期します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

171

ERROR:/Admin service svc unavailable
ERROR: /Admin サービス svc が利用できません。

説明

/AdminAPI サービス svc が利用できないため、要求が受け入れられません。

アクション

リリース 5.0 以前の BEA Tuxedo システムを稼働するサイトでは、/AdminAPI サービスはサポートされず、アプリケーションでこれらのシステムが活動中の間は、要求したサービスは実行されません。リリース 5.0 以前の TUXEDO システムを非活性化して、サービスが実行されるようにします。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

172

INFO:Abortively terminating WSH process pid
INFO: WSH プロセス pid を中途終了します。

説明

An /AdminAPI request to change the state of a WSH to DEAD has caused the system to terminate the process pid with the SIGKILL signal.

アクション

これは情報メッセージで、何も行う必要はありません。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

173

ERROR:TA_GRPNO may not be changed because of active servers in group
ERROR: グループ内にアクティブなサーバが存在するために、TA_GRPNO を変更することができません。

説明

サーバ・グループ内のサーバが稼働中であるにもかかわらず、T_GROUP クラス・オブジェクトに対する SET 操作で、TA_GRPNO の値を変更しようとしました。

アクション

サーバ・グループ内の全てのサーバを非活性化してから、変更を行います。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

175

WARN: Server RESTART set to Y and MAXGEN set < 2

説明

T_SERVER クラス・オブジェクトに対する SET 操作で、RESTART オプションが指定されていますが、TA_MAXGEN の値が 2 より小さい値に設定されています。したがって、サーバは再起動しなくなります。

アクション

何も行う必要はありません。通常は、サーバが再起動できるように、TA_MAXGEN には 2 より大きな値を設定します。

関連項目

MIB(5), TM_MIB(5)

 

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