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Oracle® SQL Developer Oracle TimesTen In-Memory Databaseサポート・リリース・ノート
リリース3.1
B66843-01
 

 

Oracle® SQL Developer

Oracle TimesTen In-Memory Databaseサポート・リリース・ノート

リリース3.1

B66843-01(原本部品番号:E25285-03)

2012年1月

このドキュメントでは、最新の情報と、正規のマニュアルにはまだ記載されていない情報について説明します。

このドキュメントの内容は次のとおりです。

1 このリリースでの変更点

このセクションでは、リリース間の変更点を示します。

1.1 リリース3.0からリリース3.1での変更点

  • Mac OS XシステムでSQL Developerを起動するには、<sqldeveloper_install>ディレクトリの下のsqldeveloperディレクトリに移動して、sh sqldeveloper.sh -J-d32を実行します。オプション-J-d32は必須です。

  • 行を複製し、列のデータ型がBLOB(TimesTenリリース11.2.2以上の場合)、ROWIDまたはBINARY/VARBINARYの場合、列にはNULL値が移入されます。

  • 新機能があります。「リリース3.1の新機能」を参照してください。

1.1.1 リリース3.1の新機能

TimesTenリリース11.2.2以上でサポートされている機能は次のとおりです。

  • LOBデータ型を定義および使用できます。LOBデータ型の列の定義、LOBデータ型の列の追加、LOBデータ型の表示、およびPL/SQLエディタでのINOUTおよびIN OUTパラメータでのLOBデータ型の定義が含まれます。

  • 表サイズ情報を計算できます。1つ以上の表のサイズ情報を計算した後、INLINE BYTESOUT OF LINE BYTESおよびMETADATA BYTESの値を表示できます。

  • 「表サイズ」という新しいレポートがあります。このレポートには、表サイズを計算した表の表サイズ情報が表示されます。

  • レポートは、LOBデータ型が表示されるように拡張されています。

TimesTenリリース11.2.1.4.0以上でサポートされている機能は次のとおりです。

  • 「キャッシュ・グループの作成」ダイアログ、「表の作成」ダイアログおよび「列の追加」ダイアログで列を定義するときに、VARCHAR2NVARCHAR2およびVARBINARYデータ型のINLINEを指定できます。

  • REF CURSOROUTパラメータとして使用して、PL/SQLファンクション、プロシージャまたはパッケージをテストできます。

  • 「データのインポート」を使用して、表にデータをロードできます。

  • 新しいキャッシュ・グループ・レポートが2つあります。1つのレポートでは、キャッシュ・グループのタイプと件数のサマリーが提供されます。2つ目のレポートには、読取り専用、非同期ライトスルー、同期ライトスルー、ユーザー管理の各キャッシュ・グループの属性がリストされます。

1.2 リリース2.1.1からリリース3.0での変更点

  • TimesTenデータベースに接続するために指定した接続を使用すると、要素の「SQL」タブで表やビューなどのデータベース要素のDDL文を表示するために、接続の「データベース接続の作成/選択」ダイアログ・ボックスで「パスワードの保存」チェックボックスを使用する必要がなくなりました。

  • キャッシュ・グループの作成やロードなどのキャッシュ・グループ操作を実行するために、指定した接続の「データベース接続の作成/選択」ダイアログ・ボックスで「パスワードの保存」チェックボックスを選択する必要がなくなりました。

1.2.1 リリース3.0の新機能

  • 表示するオブジェクトのリストをフィルタ処理したり絞り込むために、スキーマ・ブラウザを使用できます。

  • 内部および外部のTimesTenデータベース・ユーザーを作成および削除できます。作成している新しいユーザーにシステム権限を付与できます。既存のユーザーに対し、システム権限の付与または取消しができます。既存の内部ユーザーのパスワードを変更できます。

  • 次のTimesTenレポートを生成できます。

    • データソース属性の設定およびデータベースのバージョン

    • TimesTenデータベースに接続しているユーザーがアクセスできるすべてのデータベース・オブジェクトの名前

    • TimesTenデータベースに接続しているユーザーがアクセスできるすべてのデータベース・オブジェクトの、所有者およびタイプごとの件数

    • パブリックおよびプライベートのすべてのシノニムの名前

    • PL/SQLパッケージ、プロシージャおよびファンクションのプログラム・ユニット引数、ソース・コード検索およびソース・コード行の数

    • TimesTenデータベースに接続しているユーザーに付与されているシステム権限およびオブジェクト権限

    • PUBLICロールに付与されている権限

    • TimesTenデータベースに接続しているユーザーがアクセスできるすべての表および列の名前

    • TimesTenデータベースに接続しているユーザーが所有するすべての表の名前

    • 内部および外部のすべてのデータベース・ユーザーのリスト

    • TimesTenデータベースに接続しているユーザーが所有するすべての索引の名前

    • TimesTenデータベースに接続しているユーザーがアクセスできるすべての索引の名前

  • プライベート・シノニムを作成および削除できます。プライベート・シノニムの定義をファイルまたはSQLワークシートにエクスポートできます。プライベート・シノニムの詳細を表示できます。

  • パブリック・シノニムを作成および削除できます。パブリック・シノニムの詳細を表示できます。

  • マテリアライズド・ビューを作成および削除できます。マテリアライズド・ビュー・ログの詳細を表示できます。

  • 次の場合にハッシュ索引を作成できます。

    • 表に主キーを追加するとき

    • 表の既存の主キーの列で索引のタイプを変更するとき

  • 一意の索引は定義されているが、主キーは定義されていないOracle表をキャッシュできます。

  • Oracleのプライベート・シノニムをキャッシュできます。

  • TimesTenデータベースに接続しているユーザーが所有するすべての表について、問合せオプティマイザが使用する表および列の統計を更新できます。

  • 無効またはすべてのPL/SQLパッケージ、プロシージャおよびファンクションをコンパイルできます。

  • 表に外部キーを追加するときにカスケード削除を指定できます。

  • 表示エディタを使用して表の列のデータを表示および更新できます。テキスト・エディタ、バイナリ・エディタ、または日付およびタイムスタンプ・エディタを使用して、データ・グリッドのデータを更新できます。

2 サポートされているTimesTenリリースおよびプラットフォーム

SQL Developer 3.1は、32-bitおよび64-bitのMicrosoft WindowsおよびLinuxシステムで使用可能です。SQL Developer 3.1では、Oracle TimesTen In-Memory DatabaseおよびOracle In-Memory Database Cacheリリース11.2.1.4.0以上をサポートしており、TimesTenソフトウェアでサポートされているプラットフォームに存在するTimesTenデータベースへの接続に使用できます。

クライアント/サーバー環境では、以前のリリースのTimesTenクライアントが接続されているTimesTenサーバーに接続する場合、新しいリリースのサーバーに追加された新機能はサポートされません。

3 前提条件

SQL Developerを使用してTimesTenデータベースに接続するには、次の手順を実行します。

  1. 11.2.1.4.0以上のリリースのTimesTen Data ManagerまたはTimesTen ClientをSQL Developerと同じシステムにインストールします。SQL Developerを使用してローカル・データベースに接続する場合は、少なくともTimesTen Data ManagerをSQL Developerと同じシステムにインストールします。SQL Developerを使用してリモート・データベースに接続する場合は、少なくともTimesTenクライアントをSQL Developerと同じシステムにインストールします。

  2. LinuxシステムではTimesTen_install_dir/bin/ttenv.shまたはTimesTen_install_dir/bin/ttenv.cshシェル・スクリプト、Microsoft WindowsシステムではTimesTen_install_dir\bin\ttenv.batバッチ・ファイルを実行し、TimesTen環境変数を設定してから、SQL Developerを起動します。

  3. CLASSPATH環境変数に、適切なTimesTen JDBCドライバ・ファイル(LinuxシステムではTimesTen_install_dir/lib/ttjdbc6.jar、Microsoft WindowsシステムではTimesTen_install_dir\lib\ttjdbc6.jar)が含まれていることを確認します。SQL Developer 3.1では、Java Development Kit(JDK) 6がインストールされている必要があります。

4 既知の問題および制限事項

5 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社のアクセシビリティへの取組みの詳細は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docaccを参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

Oracleカスタマは、My Oracle Supportから電子サポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoまたはhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs (聴覚障害者向け)を参照してください。


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