この章では、Oracle Test ManagerのWindowsインタフェース・バージョンの使用方法について説明します。Windowsインタフェース・バージョンには、Webインタフェース・バージョンの機能のサブセットが含まれます。
既存のデータベースをOracle Test Managerに追加したり、新しいデータベースを追加したりできます。また、空のSQLデータベースに表を作成することもできます。データベースを追加する際に、Oracle Test Managerによって、デフォルト・ユーザーおよび管理者用のユーザー・アカウントが作成されます。ユーザーをさらに追加したり、プロジェクトをカスタマイズするには、Oracle Application Testing Suite Administratorを使用します。
「Oracle Application Testing Suite」 - 「ツール」メニュー・オプションからOracle Application Testing Suiteデータベース構成を選択して、「データベースの構成」ダイアログ・ボックスを開きます。
データベースの追加、削除および更新の手順は、第9章「データベースの構成」を参照してください。
Oracle Test ManagerのWindowsバージョンを開始するには:
「Oracle Application Testing Suite」スタート・メニューの「ツール」メニューからOracle Test Manager - Win32 Clientを選択します。
ユーザー名を入力します。
パスワードを入力します。
ログインするデータベースを選択します。
ビュー・タイプを選択します。
「OK」をクリックします。
Oracle Test Managerのメイン・ウィンドウは、Oracle Test Managerのアクティビティを実行する場所です。メイン・ウィンドウは、メニュー・オプション、ツールバー、および左側のペインと右側のペイン(プロジェクトを開いた後)で構成されます。左側のペインは、選択したタブに応じてスクリプト、要件または問題がリストされるツリー・ビューです。右側のペインには、左側のペインで選択した項目に関連する詳細情報が表示されます。
左側のペインには、次のタブがあります。
要件: テストが必要なこのプロジェクトの要件がリストされます。ここから、要件の追加、編集または削除ができます。追加した要件にはテストを関連付けることができるため、要件に対応するテストがわかります。
テスト: このプロジェクトに関連するテスト・ケースがリストされます。ここから、テスト・ケースの挿入、編集および削除ができます。追加したテストには要件および不具合を関連付けることができるため、テストで対応する要件と、テストに関連する不具合の有無がわかります。個々のテスト、ブランチ全体またはプロジェクト内のすべてのテストを実行できます。
問題: プロジェクトでテストを実行結果として発生した不具合がリストされます。ここから、問題の挿入、編集および削除ができます。追加した問題にはテストおよびその他の問題を関連付けることができるため、問題が影響を及ぼすテストおよび関連する問題がわかります。右クリック・メニューを使用して様々な方法で不具合をグループ化できます。
「要件」タブでは、要件の操作ができます。
次の操作を行うことができます。
ツリー・ビューを開き、閉じるには、プラス記号とマイナス記号をクリックします。
要件を移動するには、移動先に要件をドラッグ・アンド・ドロップします。
「編集」メニューから「検索」を選択して、要件を検索します。
「表示」メニューまたは右クリック・メニューを使用して、要件をグループ化します。
「表示」メニューまたは右クリック・メニューを使用して、要件リストをフィルタ処理します。
要件の前のアイコンの色はプライオリティを示します。色は、Oracle Application Testing Suite Administratorで設定されている優先度フィールドの表示順序によって決まります。デフォルトの色は次のとおりです。
赤: 優先度高
黄: 優先度中
緑: 優先度低
Oracle Application Testing Suite Administratorで優先度を追加する場合、色は、青、銀、紫、濃いオレンジ、水色および灰色になります。
右側のパネルには、選択した要件の詳細がリストされます。右上隅に、関連付けられたテストおよび問題が添付ファイルとともにリストされます。次の操作を行うことができます。
「要件の編集」ダイアログ・ボックスを開くには、「この要件を編集」をクリックします。
関連付けられているテストまたは不具合の詳細を表示するには、そのテストまたは不具合をクリックします。
アタッチメントを対応アプリケーションで開くには、そのアタッチメントをクリックします。
添付ファイル、または関連付けられている項目を追加または編集するには、「追加/編集」を選択します。
「テスト」タブを使用して、テストを操作できます。
次の操作を行うことができます。
ツリー・ビューを開き、閉じるには、プラス記号とマイナス記号を使用します。
テストを移動するには、移動先にテストをドラッグ・アンド・ドロップします。
「編集」メニューから「検索」を選択して、テストを検索します。
「表示」メニューまたは右クリック・メニューを使用して、テストをグループ化します。
「表示」メニューまたは右クリック・メニューを使用して、テスト・リストをフィルタ処理します。
テストの前に表示されているアイコンは、次に示すように、テストのタイプを表します。
マニュアル・テスト: 青色(鉛筆)
テスト・フォルダ: 青色(らせん)
テスト・グループ: 青色(プラス記号)
テストの前に付いているアイコンの色は、次のようにテスト実行の最終的な結果を表します。
緑: 成功
赤: 失敗
黄: 警告
青: 未実行
銀: 現在実行中
右側のペインには、選択したテストの詳細が表示されます。表示される内容は、テスト・ステップと実行履歴です。次の操作を行うことができます。
「テストの編集」ダイアログ・ボックスを開くには、このテストを編集をクリックします。
このテストを実行をクリックして、テストを実行します。
特定のテスト実行から結果を削除するための「結果の削除」ダイアログ・ボックスを表示するには、「結果の削除」をクリックします。
テスト・スクリプトのダウンロードをクリックして、データベース内に保存されているVisual Scriptsを自分のハード・ドライブに保存します。
特定の実行の結果に関する詳細を表示するには、実行履歴セクションの日付をクリックします。
右側のペインの右上には、関連付けられている要件、不具合およびアタッチメントが表示されます。次の操作を行うことができます。
関連付けられている要件または不具合の詳細を表示するには、その要件または不具合をクリックします。
アタッチメントを対応アプリケーションで開くには、そのアタッチメントをクリックします。
添付ファイル、または関連付けられている項目を追加または編集するには、「追加/編集」を選択します。
「問題」タブでは、問題の操作ができます。
次の操作を行うことができます。
「表示」メニューまたは右クリック・メニューを使用して、問題をグループ化します。
「表示」メニューまたは右クリック・メニューを使用して、問題リストをフィルタ処理します。
「編集」メニューから「検索」を選択して、問題を検索します。
問題の前のアイコンの色は優先度を示します。デフォルトの色は次のとおりですが、Oracle Application Testing Suite Administratorを使用して問題の優先度の順序を変えると変更できます。
赤: 優先度高
黄: 優先度中
緑: 優先度低
アイコン内の番号は、ステータス番号に対応しています。
右側のペインには、問題の詳細、解決方法、優先度、ステータスなど、選択した問題の情報がリストされます。次の操作を行うことができます。
「この問題の編集」をクリックして、「問題の編集」ダイアログ・ボックスを開きます。
右側のペインの右上隅には、関連付けられている要件、テストおよび問題が、添付ファイルとともに表示されます。次の操作を行うことができます。
関連付けられているテスト、要件または問題の詳細を表示するには、そのテスト、要件または問題をクリックします。
アタッチメントを対応アプリケーションで開くには、そのアタッチメントをクリックします。
添付ファイル、または関連付けられている項目を追加または編集するには、「追加/編集」を選択します。
ツールバーには、次のボタンがあります。
開く: プロジェクトの選択ダイアログ・ボックスを表示します。
切取り: 選択したコンポーネントをクリップボードにコピーし、貼付け時に削除します。
コピー: 選択したコンポーネントをクリップボードにコピーします。
貼付け: クリップボードの内容を左側のペインの現在の場所に貼り付けます。
検索: 要件、テストおよび問題を検索するための「検索」ダイアログ・ボックスを表示します。
履歴: 選択した項目の履歴を表示するための「履歴」ダイアログ・ボックスを表示します。
要件の追加: 「要件の追加」ダイアログ・ボックスを表示します。
テストの追加: 「新規テストの追加」ダイアログ・ボックスを表示します。
問題の追加: 「問題の追加」ダイアログ・ボックスを表示します。
削除: 選択した項目を削除します。
編集: 選択した項目に基づき「要件の編集」、「テストの編集」または「問題の編集」ダイアログ・ボックスを表示します。
上に移動: 選択した項目を現在のレベルで1つ上に移動します。
下に移動: 選択した項目を現在のレベルで1つ下に移動します。
アウトデント: 選択した項目をその親と同じレベルに移動します。
インデント: 選択した項目を前の項目のサブメニューに移動します。
実行: 選択したテストを実行します。
テストの中断: 実行中のテストを停止します。
スケジュールの表示: 「スケジュール」ダイアログ・ボックスを表示します。
スケジュールのアクティブ化: スケジュールを開始します。
スケジュールの非アクティブ化: スケジュールを停止します。
ヘルプ: ヘルプ・システムのコンテンツを表示します。
ツールバーを表示または非表示にするには、「表示」メニューから「ツールバー」を選択します。
メニューには、様々なOracle Test Manager機能にアクセスするためのオプションが用意されています。メニュー・オプションの多くは、右側の詳細ペインに対応するリンクがあります。
「プロジェクト」メニュー・オプションでは、Oracle Test Managerプロジェクトを操作できます。
開く: 既存のプロジェクトを開くためのプロジェクトの選択ダイアログ・ボックスを表示します。複数のプロジェクト一度に開くことができます。
閉じる: プロジェクトを閉じます。
プロパティ: プロジェクトの名前、およびそのプロジェクトが配置されているデータベースを表示します。
終了: Oracle Test Managerを閉じます。
「編集」メニュー・オプションでは、コンポーネントの追加、編集および削除の他、コンポーネント同士の関連付けを行えます。このメニューのオプションは、左側のペインで選択されているタブによって異なります。
切取り: 選択したコンポーネントを削除し、クリップボードに貼り付けます。
コピー: 選択したコンポーネントをクリップボードにコピーします。
貼付け: クリップボードの内容を左側のペインに貼り付けます。
検索: 要件、テストおよび問題を検索するための「検索」ダイアログ・ボックスを表示します。
「表示」メニューでは、ツールバーとステータス・バーの表示または非表示、表示のリフレッシュ、問題のグループ化、およびテスト履歴とレポートの表示を行えます。
ツールバー: 選択すると、ツールバーが表示されます。
ステータス・バー: 選択すると、ステータス・バーが表示されます。
リフレッシュ: 表示をリフレッシュし、データベースからツリーを再ロードしまます。
フィルタ: フィールド値に基づき左側のペインにどの項目を表示するかを選択できます。
フィルタなし: すべての項目を表示します。
フィルタのカスタマイズ: リクエストされた項目のみを表示します。
グループ基準: 左側のペインでの項目のソート方法を選択できます。次のオプションがあります。
グループ化なし: 項目を順次リストします。
グループ基準<フィールド>: 指定したフィールド別に項目をフォルダにソートします。使用できるオプションは、要件、テストおよび問題によって異なります。
グループ化のカスタマイズ: 複数レベルのソートを行うための「グループ化のカスタマイズ」ダイアログ・ボックスを表示します。たとえば、割当先別にソートし、次に割当先内で優先度順にソートできます。
要件/テスト/問題の履歴: 選択した項目に加えられた変更を日付別に表示するための「履歴」ダイアログ・ボックスを表示します。
スケジュール: スケジュールを作成または編集するための「スケジュール」ダイアログ・ボックスを表示します。
スケジュールのアクティブ化: スケジュールを開始します。
スケジュールの非アクティブ化: スケジュールを停止します。
一意のIDの表示: 要件およびテストの一意IDを表示します。
「アクション」メニューでは、要件、テストおよび問題を追加、編集および移動できます。また、ファイルの添付、項目の関連付けおよびテストの実行を行えます。
追加: 選択したタブに基づき要件、テストまたは問題を追加するためのオプションを表示します。
要件/テスト/問題の追加: 新しいコンポーネントを追加するための「要件の追加」、「テストの追加」または「問題の追加」ダイアログ・ボックス表示します。コンポーネントは、同じレベルで選択されたコンポーネントの後に追加されます。
要件/テストの挿入: 選択したコンポーネントの上に直接コンポーネントを挿入するための要件の挿入またはテストの挿入ダイアログ・ボックスを表示します。このオプションは問題には使用できません。
サブ要件/サブ・テストの追加: 選択したコンポーネントの下にコンポーネントを追加するための子要件の追加または子テストの追加ダイアログ・ボックスを表示します。このオプションは問題には使用できません。
要件/テスト/問題の編集: 選択したコンポーネントを編集するための「要件の編集」、「テストの編集」または「問題の編集」ダイアログ・ボックスを表示します。
要件/テスト/問題の削除: 選択したコンポーネントおよびそのサブ・コンポーネントを削除します。
移動: ツリー・ビュー内で選択した項目を移動するための次のオプションを表示します。
上に移動: 選択した項目を現在のレベルで1つ上に移動します。
下に移動: 選択した項目を現在のレベルで1つ下に移動します。
アウトデント: 選択した項目をその親と同じレベルに移動します。
インデント: 選択した項目を前の項目のサブメニューに移動します。
関連付け: 選択したタブに基づき要件、テストまたは問題を関連付けるためのオプションを表示します。
ファイルの添付: 「ファイルの添付」ダイアログ・ボックスを表示します。
テストの実行: テストを実行するための次のオプションを表示します。次のオプションは、「テスト」タブが選択されているときのみ使用できます。
テストの実行: 選択したテストを実行します。
テスト・ブランチの実行: 選択したブランチ内のテストをすべて実行します。
すべてのテストの実行: プロジェクト内のテストをすべて実行します。
テストの中断: 実行中のテストを停止します。
テスト・ステップの編集: テスト・ステップを編集するための「テスト・ステップ」ダイアログ・ボックスを表示します。このオプションは、「テスト」タブが選択されているときのみ使用できます。
テスト結果の削除: 削除する結果を選択するための「結果の削除」ダイアログ・ボックスを表示します。このオプションは、「テスト」タブが選択されているときのみ使用できます。
テストのスケジュール: 選択したテストをスケジュールに追加するための「テストのスケジュール」ダイアログ・ボックスを表示します。
「ツール」メニューでは、オプション、ユーザー・プロパティ、構成およびインポートとエクスポート項目を設定できます。
オプション: Oracle Test Managerオプションを設定するための「オプション」ダイアログ・ボックスを表示します。
ユーザー・プロパティ: 自分のパスワード、名前または電子メール・アドレスを変更するためのユーザー・プロパティ・ダイアログ・ボックスを表示します。
データベースの構成: データベースを追加、削除および更新するための「データベースの構成」ダイアログ・ボックスを表示します。
インポート: 外部XMLまたはCSVファイルからデータをインポートします。
エクスポート: XMLファイルにデータをエクスポートします。次のオプションがあります。
要件/テスト/問題のエクスポート: 選択した項目をエクスポートします。
要件/テスト/問題ブランチのエクスポート: 選択したブランチをエクスポートします。
すべての要件/テスト/問題のエクスポート: すべての項目をエクスポートします。
プロジェクトのエクスポート: XMLファイルにプロジェクトをエクスポートします。
次を決定するオプションを設定できます。
失敗したテストについてOracle Test Managerで問題を自動作成するかどうか。
表示するテスト結果の数。
オプションを設定するには:
「ツール」メニューから「オプション」を選択します。
このダイアログ・ボックスのオプションは、次のとおりです。
失敗したテストの問題を自動作成する: Oracle Test Managerにより、失敗したテストについて問題が自動的に作成されます。
結果とテストのコピー: テストとその結果の両方をコピーします。
表示されるテスト結果の最大数: 選択した場合、表示するテスト結果の最大数を入力でき、選択しない場合、すべてのテスト結果が表示されます。
有効にするオプションを選択します。
「OK」をクリックします。
アクセス権のある各データベースに対して、ユーザー名、電子メール・アドレス、パスワードの変更、および電子メール通知の有効化または無効化を行えます。ユーザー情報を変更するには:
「ツール」メニューからユーザー・プロパティを選択します。
このダイアログ・ボックスのオプションは、次のとおりです。
データベース: ユーザー情報を変更するデータベースを選択します。
名: 名が表示されます。
姓: 姓が表示されます。
電子メール: 「電子メール通知の有効化」オプションが選択されている場合、電子メール通知の送信先となる電子メール・アドレスを表示します。
電子メール通知の有効化: 電子メール通知を有効化および無効化します。新しい要件、テストまたは問題が作成されたとき、および問題の所有者または割当先フィールドが変更されたときに、通知が送信されます。
パスワード: パスワードを変更します。
旧: 現在のパスワードを入力します。
新規 : 新しいパスワードを入力します。
確認 :新しいパスワードを再度入力します。
ユーザー情報を変更するデータベースを選択します。
変更を行います。
「OK」をクリックします。
要件、テストおよび問題が表示される順序を、それらのグループ化の方法を変更することで変更できます。デフォルトのビューは、グループ化されていません。項目は、順序どおりにリストされます。Oracle Test Managerには、標準のグループ化選択がいくつか用意されていますが、ユーザーが自身の最も重要な情報に従ってグループをカスタマイズすることもできます。
項目をグループ化するには:
グループ化するカテゴリ(要件、テストまたは問題)に対応するタブを選択します。
「表示」メニューから「グループ基準」を選択します。
項目のソート方法を選択します。項目は、再度表示され、フォルダおよびサブフォルダにグループ化されます。
フォルダ・レベルをクリックして、フォルダ内の項目のリストを表示します。詳細を表示する項目をクリックします。
グループをカスタマイズするには:
グループ化するカテゴリ(要件、テストまたは問題)に対応するタブを選択します。
「表示」メニューから「グループ基準」を選択し、グループ化のカスタマイズを選択します。項目は4つのレベルまでグループ化できます。
問題をどのようにグループ化するかを選択します。デフォルトおよびカスタム・フィールドの両方でグループ化できます。
「OK」をクリックします。項目は、再度表示され、フォルダおよびサブフォルダにグループ化されます。
フォルダ・レベルをクリックして、フォルダ内の項目のリストを表示します。詳細を表示する項目をクリックします。
関心のある項目のみを表示するように、要件、テストおよび問題をフィルタ処理できます。デフォルトおよびカスタム・フィールドの両方でフィルタ処理できます。要件およびテストは、フィルタ処理する前にグループ化する必要があります。問題は、グループ化されているかどうかにかかわらず、フィルタ処理できます。
項目をフィルタ処理するには:
フィルタ処理する項目に対応したタブ(「要件」、「テスト」または「問題」)を選択します。
要件またはテストをフィルタ処理する場合、前述したように先にグループ化します。
「表示」メニューから「フィルタ」を選択し、次にフィルタのカスタマイズを選択して、「フィルタ」ダイアログ・ボックスを表示します。
このダイアログ・ボックスのオプションは、次のとおりです。
フィールド: 表示する項目の選択に使用するフィールドを選択します。
値: 表示する項目の選択に使用するフィールドの値を入力または選択します。
次と等しい: 選択したフィールドの値に一致する項目のみが表示されます。
次と等しくない: 選択したフィールドの値に一致しない項目のみが表示されます。
フィルタ処理に使用するフィールドを選択します。
フィルタ処理に使用する値を選択または入力します。
値に一致する項目を表示する場合、「次と等しい」を選択します。値に一致しない項目を表示する場合は、「次と等しくない」を選択します。
必要に応じて、3つのレベルまでフィルタするには、この手順を繰り返します。
「OK」をクリックします。左側のペインが、選択内容に応じて再度表示されます。
注意: 表示されていない項目も、データベース内に存在します。デフォルト・ビューを表示するには、「表示」メニューから「フィルタ」を選択して、フィルタなしを選択します。 |
次の項では、プロジェクト・オプションについて説明します。
プロジェクトを開くには:
「プロジェクト」メニューから「開く」を選択します。
開くプロジェクトが含まれているデータベースを選択します。表示されるプロジェクトは、選択したデータベース内に存在するプロジェクトのみです。
開くプロジェクトを選択します。
「OK」をクリックします。
要件およびテストをプロジェクト間でコピーできます。
「プロジェクト」メニューから「開く」を選択して、両方のプロジェクトを開きます。
両方のプロジェクトを表示できるように、「ウィンドウ」メニューからタイル表示を選択します。
両方のプロジェクトで同じタブが選択されていることを確認します。たとえば、要件をコピーする場合、両方のウィンドウで「要件」タブを選択します。これを行わないと、コピーされません。
コピーする項目を選択し、「編集」メニューから「コピー」を選択します。
コピー先のプロジェクトを選択し、「編集」メニューから「貼付け」を選択します。アソシエーションはコピーされないことに注意してください。
要件、テストまたは問題の追加情報または関連情報を含むファイルを添付できます。添付ファイルは、適切なプログラムの個別のウィンドウで開きます。
ファイルを添付するには:
添付ファイルを追加する要件、テストまたは問題を選択します。
「アクション」メニューから「ファイルの添付」を選択します。
このダイアログ・ボックスのオプションは、次のとおりです。
ファイル: アタッチメントのフルパスおよび名前が表示されます。
場所: 添付ファイルがデータベースに格納されていた場合は、データベースが表示されます。それ以外の場合は、パスが表示されます。
閉じる: ダイアログ・ボックスを閉じます。
追加: 「開く」ダイアログ・ボックスを表示します。
削除: 添付ファイルに対する参照を削除するか、添付ファイルをデータベースから削除します。アタッチメントは、ローカル・マシンから削除されません。
DBにコピー/DBの更新: 添付ファイルがデータベースに格納されている場合は、選択した添付ファイルを更新します。それ以外の場合は、添付ファイルをデータベースに格納します。
ローカルに保存: 添付ファイルがデータベースに格納されている場合は、ローカル・マシンに添付ファイルを保存するための「名前を付けて保存」ダイアログが表示されます。
「追加」をクリックして、「開く」ダイアログ・ボックスを表示します。
添付するファイルに移動し、選択します。
「データベースに保存」を選択して、データベースに添付ファイルを保存します。このため、他のマシンで添付ファイルを開くことができます。
「開く」をクリックします。
「閉じる」をクリックします。
個々の要件、テストまたは不具合に対する変更の履歴は、日付ごとに表示できます。
履歴を表示するには:
表示する要件、テストまたは不具合を選択します。
「表示」メニューから「要件」、「テスト」または問題の履歴を選択します。
このダイアログ・ボックスのオプションは、次のとおりです。
日付: 選択した項目に変更が加えられた日付をリストします。
<詳細>: 選択した項目の選択した日付時点での詳細を表示します。
表示する日付を選択します。
完了したら「OK」をクリックします。
個々のフィールドの値に基づいて、要件、テストおよび問題を検索できます。検索するには:
「編集」メニューから「検索」を選択します。
このダイアログ・ボックスのオプションは、次のとおりです。
プロジェクト: 現在のプロジェクトのみを検索するか、現在のデータベース内のすべてのプロジェクトを検索するかを選択します。
現在のプロジェクト: 現在のプロジェクトのみを検索します。
現在のデータベース: 現在のデータベース内のすべてのプロジェクトを検索します。
コンポーネント: 検索するコンポーネントを指定します。
要件: 要件を使用して検索します。
テスト: テストを使用して検索します。
問題: 問題を使用して検索します。
基準: 検索基準を指定します。
フィールド: 検索に使用するフィールドを選択します。リストされるフィールドは、選択したコンポーネントによって決まります。
値: 検索対象の値を選択または入力します。リストされる値は、選択したフィールドによって決まります。値を入力しないフィールドもあります。
次と等しい: 完全な一致のみを返します。
次を含む: フィールドに値が含まれている場合に一致を返します。
結果: 一致をリストします。項目をダブルクリックして、Oracle Test Managerで表示します。
現在のプロジェクトのみを検索するか、現在のデータベース内のすべてのプロジェクトを検索するかを選択します。
検索に使用するコンポーネントを選択します。
検索基準を選択します。
注意: 検索には、SQL文字を使用できます。たとえば、説明フィールドにJoe SmithおよびMary Jonesを含むすべての問題を検索する場合、値フィールドに%Joe Smith%Mary Jones%と入力します。 |
「検索」をクリックします。「結果」リスト内の項目をダブルクリックし、Oracle Test Managerに表示します。
Oracle Test Managerに対してデータのインポートおよびエクスポートを行えます。データは、.xmlファイルとしてエクスポートされます。データは、.xmlファイルまたはカComma Separated Value (.CSV)ファイルのいずれかからインポートできます。たとえば、サード・パーティ・ツールを使用してテスト・ケースを作成している場合、これは便利です。
Oracle Test Managerから前にエクスポートされた.xmlファイルをインポートする場合、そのエクスポート時に作成された.binファイルが必要です。インポート中のデータは、現在のプロジェクト内に置かれます。1つの.xmlファイルから1つのプロジェクトのみインポートできます。.xmlファイルに、複数のプロジェクトがある場合、Oracle Application Testing Suite Administratorを使用してインポートします。
.xmlファイルをインポートするには:
「ツール」メニューから「インポート」を選択して「開く」ダイアログ・ボックスを表示します。
ファイル・タイプ.xml
を選択します。
インポートするファイルを選択します。
「開く」をクリックして、「インポート」ダイアログ・ボックスを表示します。
このダイアログ・ボックスには、インポートされる要件、テストおよび問題がリストされます。このため、インポートする前にデータを確認できます。
「OK」をクリックして、データをインポートします。
.csvファイルからデータをインポートするには、Oracle Test Managerが、ファイル内の列とデータベース内のフィールドを一致させる必要があります。インポートされる.csvファイルの最初の行に、列内のデータのタイプを示すラベルが含まれていることが前提です。Oracle Test Managerでは列をデータベースのフィールドに手動でマップすることも、Oracle Test Managerで自動的に列をデータベース・フィールドをマップすることもできます。
.csvファイルをインポートするには:
「ツール」メニューから「インポート」を選択して「開く」ダイアログ・ボックスを表示します。
ファイル・タイプ.csv
を選択します。
インポートするファイルを選択します。
「開く」をクリックして、CSVファイルのインポート・ダイアログ・ボックスを表示します。
このダイアログ・ボックスのオプションは、次のとおりです。
タイプ: インポートするデータのタイプを示します。問題、要件またはテストを選択します。フィールドのリストは、選択した内容に基づいて変わります。
番号: .csvファイル内の列番号をリストします。
CSV列: ヘッダー行で検出された.csvファイルの列ラベルを表示します。
フィールド: インポートするデータのタイプ(要件、テストまたは問題)のOracle Test Managerデータベース・フィールドをリストします。
CSV列: Oracle Test Managerデータベース・フィールドに一致する.csvファイル内の列ラベルを表示します。この列は、「自動一致」をクリックするか、ラベルを手動で関連付けるまで空白のままです。
行: 列が選択されている場合、列のデータを表示します。これは、.csvファイル内のデータを確認する場合に便利です。
<上向き矢印>: .csvファイル内の行を上にスクロールし、選択した列のデータを表示します。
<下向き矢印>: .csvファイル内の行を下にスクロールし、選択した列のデータを表示します。
<左向き矢印>: フィールドが選択されている場合、.csvファイル・ラベルとOracle Test Managerデータベース・フィールド間のアソシエーションが削除されます。
<右向き矢印>: フィールドと列ラベルの両方が選択されている場合、選択した列ラベルを、左側の列フィールドに移動し、この列のデータが、データベース・フィールドの該当データに対応していることを示します。
自動一致: Oracle Test Managerが、.csvファイルの列ラベルとデータベース・フィールドの一致を試みます。一致が検出された場合、「フィールド」列の右側にリストされます。
インポートするデータのタイプを選択します。要件、テストおよび問題の列ラベルとデータはそれぞれ異なるため、1つの.csvファイルからは1つのデータ・タイプのみをインポートできます。
列ラベルとデータベース・フィールド名を一致させます。これを行うには、2つの方法があります。
「自動一致」をクリックして自動的に実行します。
フィールドと列ラベルを手動で選択して、左向き矢印をクリックし、手動で実行します。.csvファイル内のデータを表示するには、列ラベルを選択し、上向きおよび下向き矢印キーを使用します。
列の一致を終了したら、「OK」をクリックします。
このダイアログ・ボックスには、インポートされる要件、テストおよび問題がリストされます。このため、インポートする前にデータを確認できます。
「OK」をクリックします。
プロジェクト全体、個々の要件/テスト/問題、要件/テスト/問題のブランチ、またはすべての要件/テスト/問題を.xmlファイルにエクスポートできます。.xmlファイルに加えて、添付ファイルなどの関連データを含むいくつかの.binファイルも作成されます。後でインポートするために、エクスポートされたデータを別の場所にコピーするまたは電子メールで送信する場合、.xmlファイルとすべての関連付けられた.binファイルが必要です。データをエクスポートするには、次のようにします。
エクスポートするデータを選択します。
「ツール」メニューから「プロジェクトのエクスポート」を選択してプロジェクト全体をエクスポートします。
エクスポートするデータ・タイプのタブを選択し、項目のサブセットをエクスポートする場合は個々の項目またはブランチを選択し、次に「ツール」メニューから「エクスポート」を選択して、選択した項目、選択したブランチまたはこのカテゴリのすべての項目のエクスポートのいずれかを選択します。
プロジェクト全体をエクスポートする場合、添付ファイルをエクスポートするかどうかの確認を求められます。
関連付けられた項目を持つ項目を選択した場合、それらの項目もエクスポートするかどうかが確認されます。関連付けられた項目をエクスポートするには、「はい」をクリックします。
「名前を付けて保存」ダイアログ・ボックスが表示されます。ファイル名を入力し、ファイルを保存する場所を選択します。
「保存」をクリックします。
要件は、プロジェクトのテスト計画を反映します。管理しやすくするために、同じような要件をブランチにまとめることができます。入力した要件は、それらに対応するテストに関連付けることができます。要件を追加すると、自動的に採番されます。移動ボタンを使用して並べ替えることができます。
注意: システム管理者がシステムをカスタマイズしている場合は、フィールドおよびオプションが次の例で示されるものと違っていることがあります。 |
要件を追加すると、自動的に採番されます。これらを新しい場所にドラッグすることで、順序を変更できます。要件を追加するには:
「要件」タブを選択します。
「アクション」メニューから「追加」を選択し、次のオプションのいずれかを選択します。
要件の追加: 選択した要件の後に同じレベルで要件を追加します。
要件の挿入: 選択した要件の上に同じレベルで要件を追加します。
サブの要件の追加: 選択した要件の1つ下のレベルに要件を追加します。
「要件の追加」ダイアログ・ボックスが表示されます。このダイアログ・ボックスのオプションは、次のとおりです。
名前: 要件の名前を入力します。
タイプ: 要件のタイプを入力します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。
所有者: 要件を所有するユーザーを選択します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。
ステータス: 要件のステータスを選択します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。
優先度: 要件の優先度を選択します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。
説明: 要件の追加の詳細を入力します。
添付ファイル: この要件に対する添付ファイルを追加します。添付するファイルを選択するための「開く」ダイアログ・ボックスを表示するには、「参照」をクリックします。
要件の詳細を入力します。
「OK」をクリックします。
テストを要件に関連付けるには:
テストを関連付ける要件を選択します。
「アクション」メニューから関連付けを選択し、次に「テストの関連付け」を選択します。
このダイアログ・ボックスには、展開されたツリー・ビュー内のプロジェクトに含まれるすべてのテストがリストされます。関連付けられたテストには、その先頭のチェックボックスに「x」が付けられます。このメニューには次のオプションがあります。
<テスト・リスト>: テストをクリックして、関連付けられたテストのリストに対して追加および削除します。
OK: ダイアログ・ボックスを閉じ、変更内容を保存します。
取消: ダイアログ・ボックスを閉じますが、変更内容は保存されません。
すべて選択: すべてのテストを選択します。
すべてクリア: すべてのテストを選択解除します。
次: 関連付けられた次のテストに移動します。
前: 関連付けられた前のテストに移動します。
この要件に関連付けるテストを選択します。選択された項目の数が、ウィンドウの下部に表示されます。
「OK」をクリックします。テストは、右側のペインの関連したテストにリストされます。
マニュアル・テストの場合は、各テスト・ステップを入力します。マニュアル・テストを実行すると、ウィザードが起動され、ステップごとの入力内容が指示されるため、結果を入力できます。
テストは管理しやすいようにブランチとしてグループ化できます。テストを入力すると、テストで対処する要件や、テストを実行した結果、発生した不具合とテストを関連付けできます。
他のマシンからテストを実行できるように、スクリプトはデータベースに保存されます。
注意: システム管理者がシステムをカスタマイズしている場合は、フィールドおよびオプションが次の例で示されるものと違っていることがあります。 |
テストは、入力時に自動的に番号付けされます。これらを新しい場所にドラッグすることで、順序を変更できます。テストを追加するには、次のようにします。
「テスト」タブを選択します。
「アクション」メニューから「追加」を選択し、次のオプションのいずれかを選択します。
テストの追加: 選択したテストの後に同じレベルでテストを追加します。
テストの挿入: 選択したテストの上に同じレベルでテストを追加します。
サブ・テストの追加: 選択したテストの1つ下のレベルにテストを追加します。
このダイアログ・ボックスのオプションは、次のとおりです。
名前: テスト名を表示します。
タイプ: テストのタイプを表示します。最後に選択したタイプがリストの最初に表示されます。
マニュアル・テスト: マニュアル・テストの入力、実行および手動による追跡を行います。
テスト・フォルダ: テストをグループ化するために上位レベルで表現したもの。
テスト・グループ: 順番に実行されるテストのリスト(スケジュールを設定することも可能)。結果全体が追跡され表示されます。
所有者: テストを所有するユーザーを表示します。
機能: テストによって検証される機能の説明を表示します。
優先度: テストの優先度を表示します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。
説明: テストの説明を表示します。
添付ファイル: このテストに対する添付ファイルを追加します。添付するファイルを選択するための「開く」ダイアログ・ボックスを表示するには、「参照」をクリックします。
テストの名前を入力します。同時に複数のテスト・スクリプトを追加する場合、名前を入力する必要はありません。
テストの所有者を選択します。
テストの優先度を選択します。
添付ファイルのファイル名を入力するか、「参照」をクリックして、ファイルを検索します。
追加するファイルを選択して、「開く」をクリックします。
「OK」をクリックします。
注意: マニュアル・テストを追加する場合、「アクション」メニューからテスト・ステップの編集を選択して、テストに関する詳細を追加します。テスト・グループを追加している場合、テスト・リスト領域の右側のペインの追加/編集をクリックして、テストをグループに追加します。 |
作成したテスト・グループにテストを追加できます。グループ内のテストは順番に実行されます。グループはスケジュールすることもできます。テストを追加するには、次のようにします。
「テスト」タブをクリックします。
テストを追加するテスト・グループを選択します。
右側のペインのテスト一覧部分にある「追加/編集」をクリックして、「テスト」ダイアログ・ボックスを表示します。
このダイアログ・ボックスのオプションは、次のとおりです。
すべてのテスト: グループに追加するテストを選択するためのプロジェクトのツリー・ビューを表示します。
<右向きおよび左向き矢印>: グループに対し、テストを追加または削除します。
グループ内のテスト: グループ内に存在するテストを表示します。テストを削除するには、テストを選択し左向き矢印をクリックします。
追加するテストを選択します。
右向き矢印をクリックして、グループに移動します。
「OK」をクリックします。
マニュアル・テストの場合は、テスト・ステップを追加、削除または編集できます。
テスト・ステップを編集するには:
編集するマニュアル・テストを選択します。
「アクション」メニューからテスト・ステップの編集を選択します。
このダイアログ・ボックスでは、マニュアル・テストのテスト・ステップを編集し、追跡できます。
ステップ: ステップ番号を表示します。
ページ: ステップでテスト中のページを表示します。
コメント: ステップに関する追加情報を表示します。
このダイアログ・ボックスには、次のマニュアル・テスト・オプションがあります。
ステップ: ステップ番号を表示します。
アクション: 実行するアクションを表示します。
予想結果: このテストの結果として発生することが予想される内容の説明を表示します。
コメント: ステップに関する追加情報を表示します。
削除: 選択したステップを削除します。
上に移動: 選択したステップをリスト内で1つ上の位置に移動します。
下に移動: 選択したステップをリスト内で1つ下の位置に移動します。
このダイアログ・ボックスには、すべてのテストに対する次のオプションがあります。
OK: ダイアログ・ボックスを終了し、変更を受け入れます。
取消: 変更を受け入れずに、ダイアログ・ボックスを終了します。
編集するステップを選択するか、「新規」をクリックしてステップを追加します。
編集または追加するすべてのステップについて繰り返します。
「OK」をクリックします。
プロジェクトからテストを削除するには:
削除するテストを選択します。テストにサブのテストがある場合、これらも削除されます。
「アクション」メニューから「テストの削除」を選択します。
削除の確認を要求されたら、「はい」をクリックします。
注意: システム管理者がシステムをカスタマイズしている場合は、フィールドおよびオプションが次の例で示されるものと違っていることがあります。 |
テストを編集するには:
変更するテストを選択します。
「アクション」メニューから「テストの編集」を選択します。
このダイアログ・ボックスのオプションは、次のとおりです。
名前: テスト名を表示します。
タイプ: テストのタイプを表示します。このフィールドは変更できません。
所有者: テストの所有者を表示します。
機能: テストによって検証される機能の説明を表示します。
優先度: テストの優先度を表示します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。
説明: テストの説明を表示します。
添付ファイル: このテストに対する添付ファイルを追加します。添付するファイルを選択するための「開く」ダイアログ・ボックスを表示するには、「参照」をクリックします。
必要な変更を行います。
「OK」をクリックします。
プロジェクト内のすべてのテスト、プロジェクト・ブランチ内のすべてのテスト、または個々のテストを実行できます。すべてのテストまたはテスト・ブランチを実行する場合、マニュアル・テストは実行されません。マニュアル・テストは個別にまたはテスト・グループの一環としてのみ実行できます。マニュアル・テストを実行すると、マニュアル・テスト・ウィザードが実行されてステップの内容が示されるため、結果を入力できます。
テストが失敗した場合、自動的に問題を作成し、問題にテストを関連付けるようにOracle Test Managerを設定できます。第2章の「Oracle Test Managerオプションの設定」を参照してください。
注意: Win 32クライアント・ユーザー・インタフェースを使用して、OpenScriptテストを実行できません。 |
マニュアル・テストを実行するには、次のようにします。
実行するテストを選択します。
「アクション」メニューから「テストの実行」を選択し、次に「テストの実行」を選択して、マニュアル・テスト・ウィザードを開始します。
「テストの実行」ダイアログ・ボックスには、次のオプションがあります。管理者がカスタム・フィールドを追加している場合、追加のフィールドがある場合があります。
ビルド・バージョン: テストするソフトウェアのバージョンを入力します。
テストするソフトウェアのバージョン番号、およびカスタム・フィールド(存在する場合)を入力し、「次」をクリックします。
ステップのダイアログ・ボックスが、テストの各ステップに対して表示されます。このメニューには次のオプションがあります。
アクション: 実行するアクションを表示します。
予想結果: 予想される結果を表示します。
コメント: ステップに関する追加情報を表示します。
結果: ステップを実行した後、ステップの結果を選択します。
サマリー: ステップに関する追加情報を入力します。
問題の作成: テストのステータスが失敗または警告であることを示す問題を自動的に追加します。このオプションは、「失敗」または「警告」が選択されているときのみ使用できます。
マニュアル・テストの実行: ステップ・ダイアログが、テスト内の各ステップに対して表示されます。ステップを完了したら、結果を選択し、コメントを入力します。
「次」をクリックして、次のステップに進みます。
テスト内のすべてのステップが完了すると、サマリー・ダイアログ・ボックスが表示されます。このメニューには次のオプションがあります。
結果: テストの全体の結果を入力します。
サマリー: テストに関する追加情報を入力します。
最後のステップの後、「マニュアル・テストの実行 - サマリー」ダイアログ・ボックスが表示されます。テスト結果の全文と概要のメモを入力し、「終了」をクリックします。
テスト・グループを実行すると、Oracle Test Managerがグループを順番にテストします。グループ内にマニュアル・テストがある場合、ユーザーの操作が必要な場合があることが通知され、続行するかどうかが確認されます。続行することを選択した場合、グループ内のマニュアル・テストについては、マニュアル・テストの実行ウィザードによりプロンプトが表示されます。
テスト・グループを実行するには:
テスト・グループを選択し、「アクション」メニューから「テストの実行」を選択し、次に「テストの実行」を選択します。
テストするソフトウェアのバージョン番号、およびカスタム・フィールド情報(存在する場合)を入力し、「OK」をクリックします。
グループ内にマニュアル・テストがある場合、続行するかどうかが確認されます。「はい」をクリックします。
Oracle Test Managerがテストを順次実行します。グループ内のマニュアル・テストについては、マニュアル・テストの実行ウィザードによりプロンプトが表示されます。すべてのテストが実行されたら、結果が表示されます。
要件をテストに関連付けるには:
要件を関連付けるテストを選択します。
「アクション」メニューから関連付けを選択し、次に「要件の関連付け」を選択します。
「要件の関連付け」ダイアログ・ボックスには、展開されたツリー・ビュー内のプロジェクトに含まれるすべての要件がリストされます。関連付けられた要件には、その先頭のチェックボックスに「x」が付けられます。このメニューには次のオプションがあります。
<要件リスト>: 要件をクリックして関連した要件のリストに対して追加および削除します。
OK: ダイアログ・ボックスを閉じ、変更内容を保存します。
取消: ダイアログ・ボックスを閉じますが、変更内容は保存されません。
すべて選択: すべての要件を選択します。
すべてクリア: すべての要件を選択解除します。
次: 関連付けられた次の要件に移動します。
前: 関連付けられた前の要件に移動します。
このテストに関連付ける要件を選択します。選択された要件の数が、ウィンドウの下部に表示されます。
「OK」をクリックします。要件は、右側のペインの関連した要件にリストされます。
問題をテストに関連付けるには:
問題を関連付けるテストを選択します。
「アクション」メニューから関連付けを選択し、次に「問題の関連付け」を選択します。
「問題の関連付け」ダイアログ・ボックスには、「問題」タブと同じグループ化を使用して、展開されたツリー・ビュー内のプロジェクトに含まれるすべての問題がリストされます。関連付けられた問題には、その先頭のチェックボックスに「x」が付けられます。このメニューには次のオプションがあります。
<問題リスト>: 問題をクリックして関連した問題のリストに対して追加および削除します。
OK: ダイアログ・ボックスを閉じ、変更内容を保存します。
取消: ダイアログ・ボックスを閉じますが、変更内容は保存されません。
すべて選択: すべての問題を選択します。
すべてクリア: すべての問題を選択解除します。
次: 関連付けられた次の問題に移動します。
前: 関連付けられた前の問題に移動します。
このテストに関連付ける問題を選択します。選択された問題の数が、ウィンドウの下部に表示されます。
「OK」をクリックします。問題は、右側のペインの関連した問題にリストされます。
各テスト実行の結果詳細を表示できます。テスト詳細を表示するには、次のようにします。
詳細を表示するテストを選択します。
右側のペインの実行履歴セクションで、詳細を表示するテストの日付をクリックします。
結果レポートは、ブラウザ・ウィンドウに表示され、テスト実行に関する詳細情報を提供します。結果レポートを表示するには、次のようにします。
レポートを表示するテストを選択します。
右側のペインの実行履歴セクションで、レポートを表示するテストの日付をクリックします。
右側のペインの結果詳細サマリー・セクションの「レポートの表示」をクリックします。
指定した時間にテストを自動的に実行するスケジュールを作成できます。スケジュールを作成した後、スケジュールを有効化できます。スケジュールを有効化するには、Oracle Test Managerが実行されている必要がありますが、ユーザーがデータベースにログインしている必要はありません。ユーザーが Oracle Test Managerを終了すると、スケジュールは自動的に無効化されます。
テストをスケジュールするには:
スケジュールを設定するテストを選択します。
「アクション」メニューから「テストのスケジュール」を選択して、「テストのスケジュール」ダイアログ・ボックスを表示します。
「テストのスケジュール」ダイアログ・ボックスには、次のオプションがあります。
データベース: テストが配置されているデータベースを指定します。
プロジェクト: このテストが属するプロジェクトを指定します。
テスト: テストの名前を指定します。
タイプ: テストを実行する頻度を選択します。オプションは次のとおりです。
一度: テストを1回実行します。
毎日: 指定した時間にテストを毎日実行します。
週次: 選択した曜日および時間で毎週テストを実行します。
月次: 選択した日時で1か月に1回テストを実行します。
日付: 曜日、月または年をクリックして日付を編集するか、下向き矢印をクリックして、カレンダを表示し日付を選択します。
時間: テストを実行する時間を入力するか、矢印をクリックして時間を変更します。
バージョン: バージョンを入力または選択します。
有効化: スケジュールが有効化されている場合、テストが実行されるようにテストを有効化します。テストを無効化すると、実行されません。
テストを実行する頻度を選択します。
テストを実行する日時を選択します。
「OK」をクリックします。
スケジュールを編集するには:
「表示」メニューから「スケジュール」を選択して、「スケジュール」ダイアログ・ボックスを表示します。
「スケジュール」ダイアログ・ボックスには、次のオプションがあります。
テスト・リスト: スケジュール内のテストをリストします。列タイトルをクリックして、次の任意の列でスケジュールをソートできます。
テスト: テストの名前を表示します。
タイプ: テストのタイプを表示します。
日付: テストの実行がスケジュールされている日付を表示します。
時間: テストの実行がスケジュールされている時間を表示します。
有効: テストが有効か無効かを示します。
閉じる: ダイアログ・ボックスを終了します。
編集: 選択したテストのスケジュールの編集ダイアログ・ボックスが表示されます。
削除: 選択したテストをスケジュールからを削除します。
編集するテストを選択します。
「編集」をクリックしてスケジュールの編集ダイアログ・ボックスを表示します。
必要な変更を行って、「OK」をクリックします。
「すべて有効化」をクリックしてすべてのテストを有効化するか、「すべて無効化」をクリックしてすべてのテストを無効化します。
「閉じる」をクリックします。
注意: システム管理者がシステムをカスタマイズしている場合は、フィールドおよびオプションが次の例で示されるものと違っていることがあります。 |
問題を追加すると、データベース内で次に使用可能な番号が自動的に割り当てられ、リストの最後に追加されます。番号は変更できません。右クリック・メニューを使用するか、「表示」メニューから「グループ基準」を選択して、問題をグループ化できます。問題を追加するには、次のようにします。
「アクション」メニューから「追加」を選択し、次に「問題の追加」を選択します。
「問題の追加」ダイアログ・ボックスには、次のオプションがあります。
サマリー: 問題の名前を入力します。
コンポーネント: この問題に関連付けられているコンポーネントを選択します。コンポーネントは、システム管理者がOracle Application Testing Suite Administratorを使用して入力します。
割当て先: 問題の担当者を選択します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。
ステータス: 問題のステータスを選択します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。
優先度: 問題の優先度を選択します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。
重大度: 問題の重大度を選択します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。
バージョン: テストされたソフトウェアのバージョンを選択または入力します。
プラットフォーム: 問題が発生したプラットフォームを選択または入力します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。
説明: 問題の詳細を入力します。
ソリューション: 問題の解決方法の詳細を入力します。
添付ファイル: この問題に対する添付ファイルを追加します。添付するファイルを選択するための「開く」ダイアログ・ボックスを表示するには、「参照」をクリックします。
問題の詳細を入力します。
「OK」をクリックします。
注意: システム管理者がシステムをカスタマイズしている場合は、フィールドおよびオプションが次の例で示されるものと違っていることがあります。 |
問題を編集するには:
編集する問題を選択します。
「アクション」メニューから「問題の編集」を選択します。
「問題の編集」ダイアログ・ボックスには、次のオプションがあります。
サマリー: 問題の名前を入力します。
コンポーネント: この問題に関連付けられているコンポーネントを選択します。コンポーネントは、システム管理者がOracle Application Testing Suite Administratorを使用して入力します。
割当て先: 問題の担当者を選択します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。
ステータス: 問題のステータスを選択します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。
優先度: 問題の優先度を選択します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。
重大度: 問題の重大度を選択します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。
バージョン: テストされたソフトウェアのバージョンを選択または入力します。
プラットフォーム: 問題が発生したプラットフォームを選択または入力します。
説明の追加: 新しい説明を入力します。このテキストは、前の説明テキストに追加されます。
テキストの編集: 以前に入力された説明テキストを表示し編集するには、このオプションを選択します。このボックスを選択すると、テキストが表示されます。
ソリューションの追加: 新しいソリューションを入力します。テキストが、前のソリューション・テキストに追加されます。
テキストの編集: 以前に入力されたソリューション・テキストを表示し編集するには、このオプションを選択します。このボックスを選択すると、テキストが表示されます。
添付ファイル: この問題に対する添付ファイルを追加します。添付するファイルを選択するための「開く」ダイアログ・ボックスを表示するには、「参照」をクリックします。
変更を行います。
「OK」をクリックします。
問題同士を関連付けるには:
別の問題を関連付ける問題を選択します。
「アクション」メニューから関連付けを選択し、次に「問題の関連付け」を選択します。
このダイアログ・ボックスには、「問題」タブと同じグループ化で、展開されたツリー・ビュー内のプロジェクトに含まれるすべての問題がリストされます。関連付けられた問題には、その先頭のチェックボックスに「x」が付けられます。このメニューには次のオプションがあります。
<問題リスト>: 問題をクリックして関連した問題のリストに対して追加および削除します。
OK: ダイアログ・ボックスを閉じ、変更内容を保存します。
取消: ダイアログ・ボックスを閉じますが、変更内容は保存されません。
すべて選択: すべての問題を選択します。
すべてクリア: すべての問題を選択解除します。
次: 関連付けられた次の問題に移動します。
前: 関連付けられた前の問題に移動します。
この問題に関連付ける問題を選択します。選択された問題の数が、ウィンドウの下部に表示されます。
「OK」をクリックします。問題は、右側のペインの関連した問題にリストされます。
テスト同士を関連付けるには:
テストを関連付ける問題を選択します。
「アクション」メニューから関連付けを選択し、次に「テストの関連付け」を選択します。
このダイアログ・ボックスには、展開されたツリー・ビュー内のプロジェクトに含まれるすべてのテストがリストされます。関連付けられたテストには、その先頭のチェックボックスに「x」が付けられます。このメニューには次のオプションがあります。
<テスト・リスト>: テストをクリックして、関連付けられたテストのリストに対して追加および削除します。
OK: ダイアログ・ボックスを閉じ、変更内容を保存します。
取消: ダイアログ・ボックスを閉じますが、変更内容は保存されません。
すべて選択: すべてのテストを選択します。
すべてクリア: すべてのテストを選択解除します。
次: 関連付けられた次のテストに移動します。
前: 関連付けられた前のテストに移動します。
この問題に関連付けるテストを選択します。選択されたテストの数が、ウィンドウの下部に表示されます。
「OK」をクリックします。テストは、右側のペインの関連したテストにリストされます。