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Oracle® Test Manager Test Managerユーザーズ・ガイド
バージョン9.31
B62628-03
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スクリーン・キャプチャ・ユーティリティ

スクリーン・キャプチャ・プログラムを使用すると、スクリーン全体、ウィンドウおよびウィンドウの一部をキャプチャし、JPGまたはBMPフォーマットのいずれかで保存できます。

スクリーン・キャプチャ・プログラムは、システム・トレイで実行されます。このオプションにアクセスするには、システム・トレイ内のアイコンをクリックしてメイン・ウィンドウを表示するか、右クリック・メニューを使用します。

A.1 メイン・ウィンドウ

メイン・ウィンドウは、メニュー・バー、および取得されたスクリーン・キャプチャが表示される領域で構成されます。「取得」メニューを使用して、取得するスクリーン・キャプチャのタイプを選択します。スクリーン・キャプチャを取得した後、スクリーン・キャプチャを保存したり、またはコピーして他のアプリケーションに貼り付けることができます。

A.2 メニュー・オプション

スクリーン・キャプチャ・ユーティリティには、次のメニュー・オプションがあります。

A.2.1 「ファイル」メニュー

名前を付けて保存: スクリーン・キャプチャをJPGまたはBMPフォーマットで保存するための「名前を付けて保存」ダイアログ・ボックスが表示されます。

プリファレンス: スクリーン・キャプチャ・ユーティリティのプリファレンスを設定するためのプリファレンス・ダイアログ・ボックスが表示されます。Oracle Test Managerを統合するかどうか、アクティブ・ウィンドウの取得前に指示を表示するかどうか、およびスクリーン・キャプチャを取得するまでの待機秒数を設定できます。

閉じる: アプリケーションを閉じますが、システム・トレイからは削除しません。アプリケーションを終了するには、システム・トレイのアイコンを右クリックして、「終了」を選択します。

A.2.2 「編集」メニュー

コピー: 別のアプリケーションに貼付けできるように、スクリーン・キャプチャをクリップボードにコピーします。

クリア: 現在のスクリーン・キャプチャをスクリーン・キャプチャ・ユーティリティから削除します。

A.2.3 「取得」メニュー

スクリーン全体: スクリーン全体の表示を取得します。

アクティブ・ウィンドウ: 指定した秒数が経過した後、アクティブ・ウィンドウを取得します。この遅延時間により、適切なウィンドウがアクティブであることを確認できます。

特定ウィンドウ: ウィンドウの選択した一部(右または左ペイン、ツールバーなど)を取得します。

選択したリージョン: カーソルを十字線に変化させ、選択された領域を取得します。

A.2.4 「ヘルプ」メニュー

コンテンツ: ヘルプの目次を表示します。

バージョン情報: バージョンおよびコピーライト情報を表示します。

A.3 プリファレンスの設定

スクリーン・キャプチャ・ユーティリティの設定を変更するには:

  1. 「ファイル」メニューからプリファレンスを選択し、プリファレンス・ダイアログ・ボックスを表示します。

    Oracle Test Managerと統合する: 選択されている場合、スクリーン・キャプチャ・ユーティリティをOracle Test Managerで使用できます。ブラウザで問題が発生する場合にデバッグを行うには、この設定の選択を解除できます。

    アクティブ・ウィンドウを取得する前に指示を表示する: 選択した場合、設定済の秒数が経過した後にアクティブ・ウィンドウのスクリーン・キャプチャが実行されることを説明するダイアログ・ボックスが表示されます。

    アクティブ・ウィンドウを取得するまでの待機秒数: アクティブ・ウィンドウを取得するまでに待機する時間を指定します。この遅延時間により、適切なウィンドウがアクティブであることを確認でき、さらにスクリーン・キャプチャにメニューを含める場合にメニューをクリックする時間を確保できます。

  2. 変更を行います。

  3. 「OK」をクリックします。

A.4 スクリーンの取得

次の項では、スクリーンの取得方法について説明します。

A.4.1 スクリーン全体の取得

スクリーン全体を取得するには:

  1. 「取得」メニューから「スクリーン全体」を選択します。

  2. スクリーン・キャプチャ・ユーティリティは最小化され、ウィンドウ全体を取得した後、再度表示されます。

  3. 「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択して、「名前を付けて保存」ダイアログ・ボックスを表示します。ファイルを保存する場所を選択し、名前を入力して、「保存」をクリックします。

    または

    「編集」メニューから「コピー」を選択して、クリップボードにスクリーン・キャプチャをコピーします。その後、別のアプリケーションに貼付けできます。

  4. 「編集」メニューから「クリア」を選択して、ユーティリティからスクリーン・キャプチャを削除します。

A.4.2 ウィンドウの取得

アクティブなウィンドウを取得できます。ユーザーは、このオプションを選択した時点とスクリーン・キャプチャが取得されるまでの時点を遅延秒数として構成できます。この遅延時間により、取得するアクティブ・ウィンドウを選択できます。


注意:

ユーザーが最初にクリックするウィンドウがユーティリティによって取得されるため、このオプションを選択する前に、取得するウィンドウの一部がスクリーンに表示されている必要があります。

アクティブなウィンドウを取得するには:

  1. 「取得」メニューから「アクティブ・ウィンドウ」を選択します。

  2. スクリーン・キャプチャ・ユーティリティが最小化されます。

  3. 「アクティブ・ウィンドウを取得する前に指示を表示する」がプリファレンスで選択されている場合、ユーティリティによって実行される内容を説明するダイアログ・ボックスが表示されます。「OK」をクリックします。

  4. アクティブなウィンドウが取得したいウィンドウではない場合、取得したいウィンドウをクリックします。メニューを取得したい場合、メニューを展開します。

  5. 遅延時間が経過した後、ユーティリティはウィンドウが取得し、その後再度表示されます。

  6. 「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択して、「名前を付けて保存」ダイアログ・ボックスを表示します。ファイルを保存する場所を選択し、名前を入力して、「保存」をクリックします。

    または

    「編集」メニューから「コピー」を選択して、クリップボードにスクリーン・キャプチャをコピーします。その後、別のアプリケーションに貼付けできます。

  7. 「編集」メニューから「クリア」をクリックして、ユーティリティからスクリーン・キャプチャを削除します。

A.4.3 ウィンドウの一部の取得

右または左ペイン、あるいはツールバーなど、ウィンドウの一部のみを取得できます。ウィンドウの一部を取得するには、次のようにします。

  1. 取得する部分的なスクリーン・ショットが含まれるウィンドウを選択します。

  2. 「取得」メニューから「特定ウィンドウ」を選択します。

  3. スクリーン・キャプチャ・ユーティリティが最小化されます。

  4. ウィンドウ上でマウスを移動し、取得できる部分を確認できます。ウィンドウ内の取得する部分を選択します。

  5. ユーティリティはウィンドウを取得し、その後再度表示されます。

  6. 「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択して、「名前を付けて保存」ダイアログ・ボックスを表示します。ファイルを保存する場所を選択し、名前を入力して、「保存」をクリックします。

    または

    「編集」メニューから「コピー」を選択して、クリップボードにスクリーン・キャプチャをコピーします。その後、別のアプリケーションに貼付けできます。

  7. 「編集」メニューから「クリア」をクリックして、ユーティリティからスクリーン・キャプチャを削除します。

A.4.4 リージョンの取得

ユーザーが選択したスクリーンのリージョンを取得できます。リージョンを取得するには、次のようにします。

  1. 取得する部分的なスクリーン・ショットが含まれるウィンドウを選択します。

  2. 「取得」メニューからリージョンを選択します。

  3. スクリーン・キャプチャ・ユーティリティは最小化され、カーソルは十字線になります。

  4. クリックしてドラッグし、取得するスクリーンの一部を選択します。

  5. マウスを離すと、ユーティリティはウィンドウを取得し、その後再度表示されます。

  6. 「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択して、「名前を付けて保存」ダイアログ・ボックスを表示します。ファイルを保存する場所を選択し、名前を入力して、「保存」をクリックします。

    または

    「編集」メニューから「コピー」を選択して、クリップボードにスクリーン・キャプチャをコピーします。その後、別のアプリケーションに貼付けできます。

  7. 「編集」メニューから「クリア」をクリックして、ユーティリティからスクリーン・キャプチャを削除します。