2.1. パフォーマンスの更新

Oracle Linux 6 および Oracle Solaris 11 システムでは、大量のセッション (サーバーあたり 80 以上の同時セッション) のスケーラビリティーに影響する既知の問題がいくつかあります。これらの制限は、デフォルト構成と、システム DBus および gdm プロセスで構成されているファイル記述子のリソース容量が低いことによる結果です。スケーラビリティーを拡大するには、次の回避方法を適用できます。

Oracle Linux 6

  1. root として Oracle VDI ホストにログインします。

  2. デフォルトの DBus リソース制限を変更するために、次の行を含む /etc/dbus-1/system-local.conf ファイルを作成します。

    <!DOCTYPE busconfig PUBLIC "-//freedesktop//DTD D-Bus Bus Configuration 1.0//EN"
     "http://www.freedesktop.org/standards/dbus/1.0/busconfig.dtd">
    <busconfig>
      <!-- default for this is 2048 -->
      <limit name="max_completed_connections">32768</limit>
      <!-- default for this is 256 -->
      <limit name="max_connections_per_user">4096</limit>
    </busconfig>
  3. 変更を有効にするためにホストをリブートします。

Oracle Solaris 11

  1. root として Oracle VDI ホストにログインします。

  2. デフォルトの DBus リソース制限を変更するために、次の行を含む /etc/dbus-1/system-local.conf ファイルを作成します。

    <!DOCTYPE busconfig PUBLIC "-//freedesktop//DTD D-Bus Bus Configuration 1.0//EN"
     "http://www.freedesktop.org/standards/dbus/1.0/busconfig.dtd">
    <busconfig>
      <!-- default for this is 2048 -->
      <limit name="max_completed_connections">32768</limit>
      <!-- default for this is 256 -->
      <limit name="max_connections_per_user">4096</limit>
    </busconfig>
  3. plimit コマンドを /etc/init.d/utsyscfg ファイルに追加して、システム DBus デーモンのファイル記述子のリソース容量を変更します。

    start) (行 320) のあとに、次の行を追加します。

    if [ -x /bin/plimit ]; then
    	DPID=$(pgrep -f "dbus-daemon --system")
    	if [ -n "$DPID" ]; then
    		plimit -n 16384 $DPID
    	fi
    fi
  4. /lib/svc/method/svc-gdm ファイル内の行を置換して、システムの gdm プロセスで Solaris 拡張ファイル機能を使用するように設定します。

    /usr/sbin/gdm $arg & を次の 2 行で置換します。

    ulimit -n 16384
    LD_PRELOAD_32=/usr/lib/extendedFILE.so.1 /usr/sbin/gdm $arg &
  5. 変更を有効にするためにホストをリブートします。