各サーバーモジュールの Oracle ILOM サービスプロセッサのネットワーク構成 (IP アドレスも含む) を表示するには、シャーシの Oracle ILOM CMM を使用する必要があります。
この手順では、サーバーモジュールの Oracle ILOM が正しく機能しており、Oracle ILOM CMM 経由でアクセス可能かどうかも確認します。
始める前に
シャーシの CMM は、Ethernet 管理ポートを使用してネットワークに接続されており、構成済みで動作可能な状態である必要があります。そうでない場合は、続行する前に使用しているシャーシのドキュメントを参照してください。
たとえば、次のように入力します:
$ ssh username@ CMMIPaddress
ここで、username は管理者権限を持つユーザーアカウント、CMMIPaddress は Oracle ILOM CMM の IP アドレスです。
ヒント - デフォルトの Oracle ILOM 管理者アカウントのユーザー名は root で、パスワードは changeme です。このデフォルトの管理者アカウントが変更されている場合は、システム管理者に連絡して、管理者特権を持つ Oracle ILOM ユーザーアカウントを確認してください。
Oracle ILOM CMM へのログインに成功すると、Oracle ILOM プロンプト (->) が表示されます。
-> show /CH/BL0/SP/network
ここで、BL0 は、このシャーシの Sun Blade X3-2B スロット 0 を表します。Oracle ILOM CMM は、サーバーモジュールの情報 (IP アドレスと MAC アドレスを含む) を表示します。
ブレード 0 のサーバーモジュール情報が表示された例を次に示します:
-> show /CH/BL0/SP/network
/CH/BL0/SP/network
Targets:
interconnect
ipv6
test
Properties:
commitpending = (Cannot show property)
dhcp_server_ip = 10.134.210.11
ipaddress = 10.134.210.152
ipdiscovery = dhcp
ipgateway = 10.134.210.254
ipnetmask = 255.255.255.0
macaddress = 00:21:28:BB:D7:22
managementport = /SYS/SP/NET0
outofbandmacaddress = 00:21:28:BB:D7:22
pendingipaddress = 10.134.210.152
pendingipdiscovery = dhcp
pendingipgateway = 10.134.210.254
pendingipnetmask = 255.255.255.0
pendingmanagementport = /SYS/SP/NET0
sidebandmacaddress = 00:21:28:BB:D7:23
state = enabled
Commands:
cd
set
show
->サーバーモジュールの Oracle ILOM に直接ログインするには、その SP の IP アドレスを知っている必要があります。
サーバーモジュール SP の IP アドレスは、デフォルトでは、DHCP によって構成されます。静的 IP アドレスを設定する方法については、Oracle ILOM 3.1 のドキュメントを参照してください。
-> exit
次の手順