「Preboot」メニューでは、SP ファームウェアを更新 (フラッシュ) することで Oracle ILOM ファームウェアイメージを回復できます。
このファイルは、Oracle MOS ダウンロードサイトから入手できます。
注 - 「Preboot」メニューを使用して SP ファームウェアを更新するには、Oracle ILOM からの SP の更新に使用される .pkg ファイルではなく、.flash ファイルが必要です。
詳細な「Preboot」メニューと Oracle ILOM 情報については、『Sun Blade X3-2B (旧 Sun Blade X6270 M3) 管理ガイド』を参照してください。
次のいずれかの方法を選択します:
SP ブートプロセス中に「Locate」ボタンを押します。「位置特定 LED の使用」を参照してください。
ブートストラッププロセスの一時停止を待って、xyzzy と入力します。
preboot プロンプトが表示されます。
Preboot>
net flash IPaddress path/name .flash
IPaddress は TFTP サーバーの IP アドレスです。
path は、/tftpboot からの、ファイルへの相対パスです。
name は、.flash ファイル名の先頭部分です。
例:
Preboot> net flash 10.8.173.25 images/system-rom.flash
一連のメッセージのあとに、preboot プロンプトが表示されます。
Preboot>
Preboot> reset
「Preboot」メニューが終了し、Oracle ILOM がブートします。
参照