このガイドの最新情報

この章では、Oracle Privileged Account Managerの新機能について紹介し、追加情報へのリンクを提供します。

11gリリース2 (11.1.2)の新機能

Oracle Privileged Account Manager 11gリリース2 (11.1.2)には、次の機能が含まれます。

• 資格証明ストア・フレームワーク(CSF)に格納されたアカウントおよびアプリケーション資格証明のライフサイクル管理を可能にするアカウント・ライフサイクル管理。

  詳細は、第1.2.4項「Oracle Privileged Account Manager管理のCSF資格証明」を参照してください。

• 次のものを含む認証および認可フレームワーク

  • ターゲットやアカウントなどのOracle Privileged Account Managerリソース用のOracle Platform Security Services (OPSS)認可

  • OPSSトラストを通じたアイデンティティ伝播によるOracle WebLogic Server (WLS)認証

  • Oracle Privileged Account Manager管理者およびユーザー・マネージャ用の共通管理者ロール

  詳細は、第2章「Oracle Privileged Account Managerのセキュリティについて」を参照してください。

• Oracle Identity Navigator製品によって提供されるWebベースのユーザー・インタフェース、コマンドライン・ツール、およびOracle Privileged Account Managerの様々なタスクを実行するために使用できるREST API。Webベースのインタフェースでは次のものにアクセスできます。

  • ターゲット、特権アカウント、パスワード・ポリシー、使用ポリシーの構成および管理用の管理ユーザー・インタフェース。

  • 管理権限の有無にかかわらずユーザーがアカウントをチェックインおよびチェックアウトできるようにするセルフサービス・ユーザー・インタフェース。

  詳細は、第3章「Oracle Privileged Account Managerの管理の概要」、第5章「Oracle Privileged Account Managerの構成および管理」および付録を参照してください。

  
  

  注意: コマンドライン・ツールのメッセージとヘルプは、英語でのみ提供されます。Oracle Privileged Account Managerコマンドライン・ツールのグローバリゼーション・サポートは、このリリースでは使用できません。

  
  

• Oracle Privileged Account Managerでサードパーティ・システムのアイデンティティ・リポジトリと相互作用できるアイデンティティ・コネクタ・フレームワーク(ICF)との統合。

  詳細は、第3章「Oracle Privileged Account Managerの管理の概要」の「Oracle Privileged Account ManagerでのICFコネクタのデプロイ」を参照してください。

• Oracle Privileged Account Managerによる監査イベントまたは状態変更の記録、およびデバッグ文や例外メッセージを含む汎用ロギングの提供。

  Oracle Privileged Account Managerは、その管理下で発生したすべてのセキュリティ・イベントを監査するため、ユーザーは組織内での特権アカウントの使用状況を監視しながら、実証済のテクノロジを利用して機密情報を管理できます。

  詳細は、第6章「Oracle Privileged Account Managerの監査およびロギングの管理」を参照してください。

• Oracle Identity Managerのリクエストおよび承認ワークフローでの動作保証。

  詳細は、第7章「統合ソリューション向けのOracle Privileged Account Managerの構成」を参照してください。