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Oracle® Fusion Middleware Oracle Identity Manager管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2)
B69535-02
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6 フォームの管理

Oracle Identity System Administrationでフォーム・デザイナを使用して、フォームとデータセットを作成および管理できます。


関連項目:

リクエスト・データセットの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Manager開発者ガイド』のリクエストの理解に関する項を参照してください。


この項の内容は次のとおりです。


注意:

この項で説明する手順の実行を開始する前に、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Manager開発者ガイド』のサンドボックスの管理に関する説明を確認することをお薦めします。


6.1 フォーム・デザイナを使用したフォームの作成

フォーム・デザイナを使用してフォームを作成するには:

  1. Oracle Identity System Administrationにログインします。

  2. サンドボックスを作成してアクティブ化します。サンドボックスがアクティブ化されていない場合、警告メッセージが表示されます。サンドボックスの作成およびアクティブ化の詳しい手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Manager開発者ガイド』のサンドボックスの管理に関する説明を参照してください。

  3. 左ペインの「構成」で、「フォーム・デザイナ」をクリックします。「フォーム・デザイナ」ページが表示されます。

  4. 「アクション」メニューから「作成」を選択します。または、ツールバーにある「作成」をクリックします。「フォームの作成」ページが表示されます。

  5. 「リソース・タイプ」フィールドで、フォームを関連付けるリソース・オブジェクトを指定します。これを行うには、次のようにします。

    1. 「名前」フィールドの横にある参照アイコンをクリックします。「検索と選択: 名前」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    2. 「名前」フィールドで、検索するリソース・オブジェクトの名前を入力します。リソース・オブジェクトすべてを表示する場合、このフィールドは空白のままでもかまいません。

    3. 「検索」をクリックします。検索条件と一致するリソース・オブジェクトが表示されます。

    4. フォームに関連付けるリソース・オブジェクトを選択して、「OK」をクリックします。リソース・オブジェクト名が、「フォームの作成」ページの「名前」フィールドに表示されます。

  6. 「フォーム名」フィールドにフォーム名を入力します。

  7. 「使用可能なフォーム・フィールド」セクションに、フォーム・フィールド名と説明のリストおよび表示名が表示されます。これらのフィールドは、作成するフォームで使用できます。使用可能なフォーム・フィールドごとに、「バルク更新」オプションを選択できます。このオプションを選択すると、エンティティのバルク更新にこのフォーム・フィールドを使用できます。

  8. 「作成」をクリックします。フォームが作成されたことを示すメッセージが表示されます。

  9. 必要に応じて、サンドボックスをエクスポートし、サンドボックスで行ったすべての変更を格納できます。サンドボックスのエクスポートの詳しい手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Manager開発者ガイド』のサンドボックスの管理に関する説明を参照してください。

  10. サンドボックスを公開します。サンドボックスの公開の詳しい手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Manager開発者ガイド』のサンドボックスの管理に関する説明を参照してください。

6.2 フォーム・デザイナを使用したフォームの検索

フォーム・デザイナを使用してフォームを検索するには:

  1. Oracle Identity System Administrationの「構成」で、「フォーム・デザイナ」をクリックします。「フォーム・デザイナ」ページが表示されます。

  2. 次のオプションのいずれかを選択します。

    • すべて: 検索はAND条件で実行されます。つまり、指定されたすべての検索基準を満たす場合のみ検索操作が成功します。

    • いずれか: 検索はOR条件で実行されます。つまり、指定された選択基準のいずれかに一致する場合に検索操作が成功します。

  3. 「タイプ」リストからフォーム・タイプ(「ユーザー」、「ロール」、「組織」、「カタログ」、「リソース」など)を選択します。フォーム・タイプは、フォームが関連付けられるエンティティ・タイプを表します。

    選択したフォーム・タイプのフォームをすべて表示する場合は、他の検索フィールドを空白のままにして、「検索」をクリックします。

  4. 「リソース・タイプ」リストから、フォームに関連付けるリソース・オブジェクトのタイプを選択します。前のステップで「タイプ」リストから「リソース」を選択した場合にのみ、「リソース・タイプ」リストの値選択が必須となることに注意してください。

  5. フォーム名や説明ごとの検索基準を指定するには、「フォーム名」または「説明」の各フィールドに値を入力します。

  6. 「検索」をクリックします。検索条件と一致するフォームが表示されます。フォームごとに、検索結果にフォーム名、フォーム・タイプ、リソース・タイプおよび説明が表示されます。

6.3 フォーム・デザイナを使用したフォームの変更

フォーム・デザイナを使用してフォームを変更するには:

  1. サンドボックスを作成してアクティブ化します。サンドボックスがアクティブ化されていない場合、警告メッセージが表示されます。サンドボックスの作成およびアクティブ化の詳しい手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Manager開発者ガイド』のサンドボックスの管理に関する説明を参照してください。

  2. 「フォーム・デザイナ」ページで、変更するフォームを検索します。

  3. 「検索結果」表で、変更するフォームを選択します。

  4. 「アクション」メニューから「開く」を選択します。または、ツールバーにある「開く」をクリックします。それ以外の場合は、「検索結果」表でフォーム名をクリックします。図6-1に示すように、フォームの管理ページがフォームの詳細とともに表示されます。

    図6-1 フォームの管理ページ

    図6-1の説明が続きます
    「図6-1 フォームの管理ページ」の説明

    フォームの管理ページのオブジェクト情報セクションにフォーム属性が表示されます。「標準」および「カスタム」の各セクションには、フォームの標準フィールドとカスタム・フィールドがリストされます。これらのセクションで、標準フィールドを編集したり、カスタム・フィールドを作成して編集できます。

  5. 任意の標準フィールドを変更する場合は、次の手順を実行します。

    1. 「標準」セクションで、変更するフィールドを選択します。

    2. ツールバーの「編集」アイコンをクリックします。または、フィールドを編集する表示ラベルをクリックします。

      図6-2に示すように、「標準フィールドの編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。

      図6-2 「標準フィールドの編集」ダイアログ・ボックス

      図6-2の説明が続きます
      「図6-2 「標準フィールドの編集」ダイアログ・ボックス」の説明

    3. フィールドの値を変更します。フィールドの表示名やヘルプ・テキストを編集できます。「フィールド名」および「API名」の各フィールドは読取り専用です。

    4. 「OK」をクリックします。

  6. 必要に応じて、サンドボックスをエクスポートし、サンドボックスで行ったすべての変更を格納できます。サンドボックスのエクスポートの詳しい手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Manager開発者ガイド』のサンドボックスの管理に関する説明を参照してください。

  7. サンドボックスを公開します。サンドボックスの公開の詳しい手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Manager開発者ガイド』のサンドボックスの管理に関する説明を参照してください。


    関連項目:

    カスタム・フィールドまたはユーザー定義フィールド(UDF)の作成および変更の詳細は、「カスタム属性の構成」を参照してください。


6.3.1 フォーム属性の削除または非表示

フォーム属性の削除または非表示をOracle Identity Self Serviceで行うには:

  1. Oracle Identity Self Serviceにログインします。

  2. サンドボックスを作成してアクティブ化します。サンドボックスの作成およびアクティブ化の詳しい手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Manager開発者ガイド』のサンドボックスの管理に関する説明を参照してください。

  3. 左ペインの「リクエスト」で、「カタログ」をクリックします。「カタログ」ページが表示されます。

  4. 更新対象の「リソース・フォーム」ページが含まれるアプリケーション・インスタンスを検索して選択し、「カートに追加」をクリックします。

  5. 「チェックアウト」をクリックします。

  6. 「カート詳細」ページの「詳細」セクションに、アプリケーション・インスタンス・フォームおよびその属性が表示されます。

  7. 「カスタマイズ」をクリックして、WebCenter Composerを開きます。ページがカスタマイズ・モードで開きます。

  8. ページの左上隅にある「表示」メニューから、「ソース」を選択します。オブジェクト・ツリーが表示されます。

  9. フォーム属性を削除するには、UIコンポーネントを選択し、ページの上部にあるコンポーザパネルで削除アイコンをクリックします。

    フォーム属性を非表示するには、「編集」をクリックします。そして、UIコンポーネントを選択し、「レンダリング済」プロパティをfalseに設定します。

  10. カスタマイズ・モードを終了するには、「閉じる」をクリックします。

  11. 必要に応じて、サンドボックスをエクスポートし、テスト環境から本番環境に変更を移行できます。サンドボックスのエクスポートの詳しい手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Manager開発者ガイド』のサンドボックスの管理に関する説明を参照してください。

  12. サンドボックスを公開します。サンドボックスの公開の詳しい手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Manager開発者ガイド』のサンドボックスの管理に関する説明を参照してください。