カスタム・コネクタを構築するには、まず、ICF SPIを実装することで、アイデンティティ・コネクタ(ICFベースのコネクタ)を実装する必要があります。この後、OIMアーティファクトを作成して、アイデンティティ・コネクタをOracle Identity Managerに統合し、アダプタ・タスクでICProvisioningManager (ICF統合の一部)を再利用して、アイデンティティ・コネクタでプロビジョニング操作を呼び出し、ICF統合で実装されるリコンシリエーション・タスクを再利用することもできます。したがって、ICF統合を使用すると、Javaで統合コードを記述する必要がなく、ICF統合ではICF APIを使用して、アイデンティティ・コネクタにアクセスします。
ICF統合に関するAPIの詳細は、Oracle Fusion Middleware Java APIリファレンス(Identity Connector Framework用)を参照してください。
Oracle Identity Managerに関するAPIの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Manager Java APIリファレンスを参照してください。