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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management開発者ガイド
11gリリース2 (11.1.2)
B69537-02
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Oracle Access Managementの新機能

この項では、Oracle Access Management 11gで使用できる新機能について説明します。

次の各項で新機能と変更点について説明します。

ガイド変更: 11gリリース2 (11.1.2) 2012年11月ライブラリの更新

このガイド(部品番号B69537-02)は、いくつかの部分が更新されています。次の表に、追加または変更された項を示します。

11gリリース2 (11.1.2)の新機能

Oracle Access Management 11gリリース2 (11.1.2)には、次のコンポーネントが含まれています。新機能については、このガイドの次の各項で説明しています。

Oracle Access Management Access Manager

このリリースでは、Access Manager Accessソフトウェア開発キット(SDK)に次の機能が追加されました。

次のAccess Manager APIが追加されました。

Oracle Access Management Mobile and Social

Mobile and SocialはOracle Access Managementの新しいサービスで、保護されているリソースへのアクセスを要求するユーザーと、リソースを保護するバックエンドのAccess ManagementサービスおよびIdentity Managementサービスの間の橋渡しの役割を果たします。Mobile and Socialには簡易なクライアント・ライブラリが用意されており、開発者はこれを使用して、機能豊富な認証、認可およびアイデンティティ機能を登録済アプリケーションに簡単に追加できます。バックエンドのMobile and Socialサーバーのプラガブルなアーキテクチャにより、システム管理者は、ユーザーがインストールしたソフトウェアを更新しなくても、アイデンティティ管理サービスおよびアクセス管理サービスを追加、変更および削除できます。Mobile and Socialには、iOSデバイス用とJava用のSDKが個別に用意されています。iOSまたはJava SDKを使用できないプラットフォームまたはデバイスでアプリケーションを開発する場合は、Mobile and SocialサーバーにMobile and Social RESTコールを直接送信するコードを記述できます。Mobile and Socialの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド』を参照してください。Mobile and Social SDKを使用したアプリケーション開発の詳細は、第III部「Mobile and Socialによる開発」を参照してください。

Oracle Access Management Identity Federation

このリリースでは、Security Token Serviceにユーザー・プロビジョニングAPIが追加されました。このAPIを使用してカスタム・ユーザー・プロビジョニング・プラグインを開発できます。詳細は、第13章を参照してください。

Oracle Access Management Security Token Service

このリリースでは、Security Token Service APIに変更はありません。

11g リリース1(11.1.1)の新機能

11gリリース1では、カスタム・アクセス・クライアントや認証および認可機能の拡張機能を作成するための、純粋なJavaソフトウェア開発キット(SDK)を提供しています。このリリースは、Oracle Access Manager 10g JNI SDKとの互換性も確保しており、移行することでOracle Access Manager 11gリリースを使用できます。

製品およびコンポーネントの名前の変更

Oracle Access Managerの多くのコンポーネント名は変更ありません。ただし、重要な変更点がいくつかあります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド』のOracle Access Managementの新機能に関する項を参照してください。