Oracle® Fusion Applicationsマーケティング・キャンペーン・ガイド 11g リリース1(11.1.4) B69965-01 |
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この章の内容は次のとおりです。
マーケティング・リストとマーケティング・セグメンテーション内のリストの違い
セグメンテーションとは、顧客ベースを特定の方法(人口統計、過去の購買情報など)で類似しているグループに分類することです。マーケティング担当者はセグメンテーションを使用して、顧客のグループをターゲットとして設定し、マーケティング・リソースを効率的に割り当てます。マーケティング通信を受信して引合を生成するために、マーケティング・キャンペーンでセグメントおよびセグメント・ツリーが選択されます。マーケティング・セグメンテーションでは、セグメントおよびセグメント・ツリーの作成と管理がサポートされます。
マーケティング・リストはリスト・タイプで分類されます。非常に特殊な用途のリスト・タイプもあれば、参照用にリストをカテゴリにまとめるために使用されるリスト・タイプもあります。
使用可能なリスト・タイプは拡張可能な参照で定義されるため、アプリケーション管理者は必要に応じてリスト・タイプを追加で作成できます。
このトピックで説明する標準のリスト・タイプは次のとおりです。
シード
サブスクリプション
インポート
内部
シード・リストはトリートメントに関連付けられ、トリートメントまたはキャンペーンの品質をテストするために使用されます。シード・リストには通常、企業の従業員が含まれています。シード・リスト・メンバーは、トリートメントがテストされるとき、またはキャンペーンが開始されるときにマーケティング・コンテンツを受け取ります。
サブスクリプション・リストは、マーケティング資料を定期的に受け取る担当者をグループ化するために使用されます。コンテンツに購読応答および購読解除応答フォームが含まれるトリートメントに関連付けられている場合、Eメール受信者が応答すると、サブスクリプション・リストが更新されます。
「リストのインポート」タイプは、引合および応答のインポート・アクティビティを定義するときに作成される新しいリストを識別します。インポート・アクティビティが処理されると、引合または応答の担当者がリストに追加されます。このタイプのマーケティング・リストは、キャンペーンのターゲット対象者として選択できます。
内部リストは、手作業で集めた既存の選択済担当者のグループです。このタイプのマーケティング・リストは、キャンペーンのターゲット対象者として選択できます。
マーケティング・リストは、自分でインポートまたは作成するもので、担当者の静的なリストです。
リストは、マーケティング・セグメンテーション・ガイドに説明されているように、キャンペーンのセグメントおよびセグメント・ツリーに関連付けられたセグメンテーション・ルールに基づいて担当者が動的に選択された、フォーマット済の出力です。
マーケティング・セグメンテーション・リストには次のフォーマットがあります。
キャンペーン・ロード・フォーマット: キャンペーン実行中にセグメントまたはセグメント・ツリーのメンバーをキャンペーンにロードするために使用されます。
データ・ロード・フォーマット: 複数ステージ・キャンペーンの引合生成ステージから発生した引合をインポートするために使用されます。
リスト・エクスポート・フォーマット: マーケティング資料送付サプライヤのダイレクト・メール・リストなど、キャンペーン配布リストに使用されます。リストには、担当者名や所在地など、セグメントまたはセグメント・ツリーのメンバーに関する情報が含まれています。
Eメール・サーバー・フォーマット: Eメール・キャンペーンの各メンバーの関連データをマーケティングEメール・サーバーにエクスポートするために使用されます。