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Oracle Solaris 11 ネットワークサービスの紹介     Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  ネットワークサービス (概要)

Oracle Solaris 11 リリース の内容

Perl 5

Perl ドキュメントへのアクセス

Perl の互換性について

Oracle Solaris 版 Perl の変更点

2.  Web キャッシュサーバーの管理

3.  時間関連サービス

索引

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Perl 5

この Oracle Solaris リリースには、Perl (Practical Extraction and Report Language) version 5.8.4 および 5.12 が含まれています。この強力な汎用プログラミング言語は、一般にフリーソフトウェアとして入手可能です。Perl はプロセス、ファイル、およびテキスト処理機能に優れ、複雑なシステム管理タスクを行う際の標準的な開発ツールとして広く使用されています。

Perl 5 には、動的にロード可能なモジュールフレームワークが含まれています。このモジュールフレームワークを使用すると、特定のタスクに新しい機能を追加することができます。多くのモジュールが http://www.cpan.org の Comprehensive Perl Archive Network (CPAN) から自由に入手できます。gcc を使用して CPAN のアドオンモジュールを構築してインストールする場合は、/usr/perl5/5.8.4/bin/perlgcc または /usr/perl5/5.12/bin/perlgcc スクリプトを使用できます。詳細は、5.8.4 ディストリビューションの perlgcc(1) のマニュアルページを参照してください。

Perl ドキュメントへのアクセス

この Oracle Solaris リリースには、Perl に関する情報ソースも含まれています。次に同じ情報へアクセスするための 2 通りの方法を示します。

MANPATH 環境変数に /usr/perl5/man を設定すると、マニュアルページにアクセスできます。次の例は Perl の概要を表示します。

% setenv MANPATH ${MANPATH}:/usr/perl5/man
% man perl

追加ドキュメントには、perldoc ユーティリティーを使用してアクセスできます。次の例も同じ概要を表示します。

% /usr/perl5/bin/perldoc perl

perl 概要ページには、このリリースに含まれているすべてのドキュメントの一覧が示されています。

Perl の互換性について

一般に、version 5.12 の Perl は以前のバージョンと互換性があるため、スクリプトの再作成や再コンパイルは必要ありません。ただし、XSUB ベースのモジュール (.xs) はすべて、再コンパイルおよび再インストールする必要があります。

Oracle Solaris 版 Perl の変更点

Oracle Solaris 版 Perl はシステムメモリーアロケータ、64 ビット整数、および大規模ファイルをサポートするようにコンパイルされています。また、必要なパッチも適用済みです。すべての構成情報の一覧については、次のコマンドの出力を参照してください。

% /usr/perl5/bin/perlbug -dv
---
Flags:
    category=
    severity=
---
Site configuration information for perl v5.12.4:
 .
 .

perl -V を使用すると、要約リストを生成できます。