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Oracle Solaris 11.1 での sendmail サービスの管理 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
メールサービスを確立するためには、多くのソフトウェアコンポーネントおよびハードウェアコンポーネントが必要になります。次のセクションでは、これらのコンポーネントについて簡単に紹介します。コンポーネントの説明で使用する用語についても紹介します。
最初のセクション 「ソフトウェアコンポーネントの概要」では、メール配信システムのソフトウェア部分を説明するのに使用する用語を定義します。その次のセクション 「ハードウェアコンポーネントの概要」では、メール構成におけるハードウェアシステムの機能について取り上げます。
次の表にメールシステムのソフトウェアコンポーネントを示します。ソフトウェアコンポーネントすべてに関する詳細については、「ソフトウェアコンポーネント」を参照してください。
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メール構成では次の 3 つの要素が必要ですが、これらは同じシステムで組み合わせることも、別のシステムで提供することもできます。
メールホスト – 解釈処理が困難なメールアドレスを扱うように構成されたシステム
少なくとも 1 台のメールサーバー – 1 つまたは複数のメールボックスを保持するように構成されたシステム
メールクライアント – メールサーバーからメールにアクセスするシステム
ユーザーがドメイン外のネットワークと通信をするためには、4 番目の要素であるメールゲートウェイを追加する必要があります。
図 1-1 には、一般的な電子メール構成を示しますが、ここでは基本的な 3 つのメール要素とメールゲートウェイが使用されています。
図 1-1 一般的な電子メール構成
各要素については、「ハードウェアコンポーネント」を参照してください。