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Oracle Solaris 11.1 システムのインストール Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
パート I Oracle Solaris 11.1 のインストールオプション
6. Oracle Solaris インスタンスの構成解除または再構成
A. Oracle Configuration Manager の操作
Oracle Configuration Manager の概要
Oracle Configuration Manager の管理 (タスク)
Oracle Configuration Manager サービスを有効にする方法
Oracle Configuration Manager サービスを無効にする方法
Oracle Solaris オペレーティングシステムの一部としてインストールされた Oracle Configuration Manager コレクタは、中央コレクタとして構成され、指定されます。Oracle Configuration Manager コレクタの利点 (パーソナライズされたサポートエクスペリエンス、サポート問題の迅速な解決、予防的な問題回避など) を得るには、個々の Oracle インストールの構成データを収集してアップロードする必要があります。これは、通常、Oracle ホームにインストールされたコレクタのタスクです。しかし、Oracle ホームのコレクタが構成されていない場合や、切断されたままになっている場合もあります。中央コレクタの目的は、これらの Oracle ホームを収集し、それらを独自の My Oracle Support (MOS) 資格でアップロードすることです。中央コレクタには次のような特徴があります。
中央コレクタは次を収集します。
自身が配置されている Oracle ホーム
構成済みのコレクタが存在しないホスト上の Oracle ホーム
コレクタが切断モードになっている Oracle ホーム
コレクタが登録を認証している Oracle ホーム
Oracle ホームのコレクタが ORACLE_CONFIG_HOME の指定を使用して構成されている場合、中央コレクタはそのホームを収集しません。
コレクタインストールを中央コレクタとして指定するには、root の役割を使用して、setupCCR および configCCR コマンドに -c オプションを指定します。その後、-c オプションを指定せずに configCCR コマンドを実行すると、コレクタから中央コレクタの指定が破棄されます。-c オプションを指定して setupCCR および configCCR コマンドを実行すると、コレクタが中央コレクタとして指定されます。Oracle Solaris オペレーティングシステムの一部としてインストールされたコレクタは、root アクセス権を使用してインストールされるため、ホストの中央コレクタとして動作します。
Oracle Universal Installer の中央インベントリは、中央コレクタが収集する Oracle ホームの候補のセットを取得するソースです。中央インベントリは、ドキュメントで説明されているように、インストーラによって検索されます。Oracle Solaris オペレーティングシステムのインストーラ中央インベントリポインタのデフォルトの場所は、/var/opt/oracle/oraInst.loc です。Oracle インストールのインベントリを別の場所に配置するように選択すると、中央インベントリはそれを検索および収集できません。
このリリースでは、Oracle Solaris OS の構成情報のほかに、Oracle WebLogic を使用する Oracle Database および Oracle Fusion Middleware ベースの製品のみが中央コレクタによって収集されます。
中央コレクタが Oracle ホームから収集した構成データはすべて、中央コレクタの My Oracle Support 資格を使用してアップロードされます。