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Oracle Solaris 11.1 システムのインストール Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
パート I Oracle Solaris 11.1 のインストールオプション
6. Oracle Solaris インスタンスの構成解除または再構成
システムのグラフィックカードが Live Media でサポートされていないか、またはシステムにグラフィックカードが搭載されていない場合、Live Media を挿入するとシステムはコンソールモードでブートします。この場合、GUI インストールは実行できません。
次の 2 つの方法を選択できます。
Live Media ISO イメージの代わりにテキストインストーライメージを使用します。
ローカルコンソールで、ネットワークにアクセスせずにテキストインストーラを実行できます。第 4 章テキストインストーラの使用を参照してください。
「システムがコンソールモードでブートした場合に Live Media から Oracle Solaris をインストールする方法」の説明に従って、リモートインストールを実行します。
注 - この方法を使用する場合、テキストインストーライメージをダウンロードする必要はありません。ただし、リモート ssh アクセスと、ターゲットシステムで X サーバーが動作していることが必要です。
始める前に
この手順では、Live Media がブートされたシステム (ターゲットシステム) とインストールの実行元となるリモートシステムの 2 つのシステムがネットワーク上に必要です。両方のシステムをネットワークにアクセスできるようにします。2 つのシステムが同じサブネット上に存在する必要はありません。ただし、ターゲットシステムがリモートシステムから到達可能である必要があります。また、リモートシステムでは、グラフィカルデスクトップをサポートする OS を実行している必要があります。
Oracle Solaris のデフォルトのユーザーログインおよびパスワードは jack です。
$ su root Password: solaris
root パスワードは solaris です。
# svcadm enable ssh:default
# ifconfig -a
$ ssh -X IP-address-of-target -l jack
IP-address-of-target は、ターゲットシステムで実行した ifconfig -a コマンドの出力です。
このコマンドをリモートシステムで実行すると、Secure Shell が開かれ、ターゲットシステムにアクセスして GUI インストーラを使用できるようになります。
$ su root Password: solaris
# /usr/bin/gui-install
注 - この方法を使用すると、インストーラのグラフィック表示が不完全な場合があります。