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Oracle Solaris 11.1 デスクトップユーザーズガイド Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
「ファイルを開く」ダイアログでは、アプリケーションで開くファイルを選択できます。ダイアログの右側ペインには、現在の場所にあるファイルおよびフォルダが一覧表示されます。このセクションでは、「ファイル」ダイアログで実行できる処理について説明します。
マウスまたはキーボードの矢印キーを使用してファイルを選択できます。ファイルを選択したら、次のいずれかの操作を実行してファイルを開きます。
「開く」をクリックします
Return を押します
スペースバーを押します
ファイルをダブルクリックします
ある場所でファイルではなくフォルダを開くと、「ファイルを開く」ダイアログの表示が更新されて、そのフォルダまたはその場所の内容が表示されます。
右側ペインに表示される場所を変更するには、次のいずれかの操作を行います。
現在の場所に表示されているフォルダを開きます。
左側ペインの項目を開きます。このペインには、場所 (「ドキュメント」フォルダ、「ホーム」フォルダなど)、メディア (CD やフラッシュドライブ)、ネットワーク上の場所、およびブックマークが一覧表示されます。
ファイルリストペインの上のパスバーでいずれかのボタンをクリックします。ファイルリストには、現在の場所を含むフォルダの階層が表示されます。フォルダのリストが長い場合は、ボタンバーの両側にある矢印ボタンを使用します。
「ファイルを開く」ダイアログの下の部分には、現在のアプリケーションに固有の詳細オプションが含まれることがあります。
特定のファイルタイプのみを表示するようにファイルリストを制限できます。これを行うには、ファイルリストペインの下にあるドロップダウンリストからファイルタイプを選択します。ファイルタイプのリストは、現在使用しているアプリケーションによって異なります。たとえば、グラフィックスアプリケーションではさまざまな画像ファイル形式を一覧表示し、テキストエディタではさまざまテキストファイルの種類を一覧表示します。
ヒント - 開くファイルの名前を入力してください。ファイルリストには、入力した文字で始まる名前のファイルが表示されます。入力した文字は、ファイルリストの下にあるポップアップウィンドウに表示されます。入力中の検索をキャンセルするには、Esc を押します。
ファイルを開くのではなく、操作するフォルダの選択が必要になることがあります。たとえば、書庫マネージャーを使用してファイルをアーカイブから抽出する場合は、ファイルを配置するフォルダを選択する必要があります。この場合、現在の場所のファイルはグレーになり、フォルダが選択されているときに「開く」をクリックするとそのフォルダが選択されます。
開くファイルのフルパスまたは相対パスを入力できます。Ctrl + L を押すか、またはウィンドウ左上のボタンをクリックして「場所」フィールドを表示 (または非表示) します。または、/ で始まるフルパスの入力を始めると、「場所」フィールドが表示されます。
現在の場所からのパス、または / または ~/ で始まる絶対パスを入力します。「場所」フィールドには、完全ファイル名の入力を簡単にする次の機能があります。
入力を開始すると、可能性のあるファイルおよびフォルダの名前のドロップダウンリストが表示されます。上下矢印と Return を使用して、リストから選択します。
入力した名前の一部によってファイルまたはフォルダが特定される場合、名前が自動補完されます。候補のテキストを受け入れるときは、Tab を押します。たとえば、「Do」と入力し、フォルダ内で「Do」で始まるオブジェクトが「Documents」のみの場合、名前全体がフィールドに表示されます。
リモートの場所のファイルを開くには、左ペインから場所を選択するか、または「場所」フィールドにリモートの場所へのパスを入力します。
リモートの場所へのアクセスにパスワードが要求される場合は、ファイルまたは場所を開くときにパスワードが求められます。
現在の場所をブックマークの一覧に追加するには、ファイルリストでフォルダを右クリックし、「ブックマークへ追加」を選択します。現在の場所に一覧表示されているフォルダを追加するには、ブックマークの一覧にドラッグします。
リストからブックマークを削除するには、ブックマークを選択し、「削除」をクリックします。
リストに隠しファイルを表示するには、ファイルリストを右クリックし、「隠しファイルを表示する」を選択します。隠しファイルの詳細は、「ファイルまたはフォルダを非表示にする」を参照してください。