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Oracle Solaris 11.1 の管理: SAN 構成およびマルチパス化 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
インストール後すぐに、ipadm コマンドを使用して IPFC を手動で開始します。後続のリブートで IPFC ネットワークインタフェースが自動的に開始するようにホストを構成できます。このセクションでは、ネットワークインタフェースを手動で開始し、リブート時に自動 plumb するようホストを構成する手順について説明します。
特定のネットマスク値で IPFC を plumb し、IPFC インタフェースを動作させるには、この手順を使用します。
ネットワーク管理者に、適切な IP アドレスおよびネットマスク情報を尋ねます。たとえば、fp インスタンスが 0 で IP アドレスが 192.9.201.10 の IPFC インタフェースを有効にするには、次のように入力します。
# ipadm create-ip fcip0 # ipadm create-addr -T static -a 192.9.201.10 fcip0/ipv4
詳細は、ipadm(1M) を参照してください。
# ipadm show-if
システムのホスト名は svc:/system/identity:node サービスに設定されています。たとえば、ホスト名は sys-A で、IPFC ネットワークインタフェースは fcip0 です。
# svccfg -s identity:node svc:/system/identity:node> listprop config/nodename config/nodename astring sys-A
ホスト名を設定する必要がある場合、次のような構文を使用します。
# svccfg -s identity:node setprop config/nodename = "sys-A"
インストールプログラムは最低限のエントリで /etc/inet/hosts ファイルを作成します。テキストエディタを使用して、手動で追加入力する必要があります。追加情報については、hosts(4) マニュアルページ参照してください。
/etc/inet/hosts ファイルにはホストデータベースが格納されています。このファイルには、ホスト名とプライマリネットワークインタフェースの IP アドレスのほかに、システムに接続されているほかのネットワークインタフェースの IP アドレスと、マシンが知っておく必要があるほかのネットワークインタフェースの IP アドレスが含まれています。
次の例は etc/inet/host ファイルを示しています。
127.0.0.1 localhost loghost 192.9.200.70 neo1 #This is the local host name 192.9.201.10 fcip0 #Interface to network 192.9.201.10
# svccfg svc:> select network/nis/client:default svc:/network/nis/client:default> select name-service/switch svc:/system/name-service/switch> listprop config/host config/host astring "files nis" svc:/system/name-service/switch> quit