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Oracle Solaris 10 から Oracle Solaris 11.1 への移行 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
1. Oracle Solaris 10 から Oracle Solaris 11 リリースへの移行 (概要)
Welcome to Oracle Solaris 11.1
Oracle Solaris 10 の機能と Oracle Solaris 11 の機能の比較
レガシーシステム管理コマンド、ツール、サービス、およびファイルの削除
Oracle Solaris 10 システムから Oracle Solaris 11 リリースへの移行
2. Oracle Solaris 11 インストール方法への移行
Oracle Solaris 11 では、デフォルトのユーザー環境に対する変更に加えて、ユーザーアカウントの設定および管理方法に対してもいくつかの重要な変更が導入されました。
このリリースでの主な変更点は次のとおりです。
ユーザーアカウントを作成および管理するためのツール – Oracle Solaris 11 では、ユーザーアカウントは、useradd、usermod、userdel コマンドなどのコマンド行ツールのみを使用して管理されます。Solaris Management Console の GUI とそれに関連したコマンド行 (smc、smuser コマンドなど) は使用できなくなりました。Oracle Solaris 11.1 以降、ユーザーマネージャー GUI が Solaris Management Console と同様の機能を提供します。ユーザーマネージャー GUI を使用して、デスクトップからユーザーを作成および管理できます。
デフォルトのユーザーシェルおよびパス – Oracle Solaris 11 では、Linux および Berkeley Software Distribution (BSD) オペレーティングシステムとの親密性が増しています。結果として、デフォルトのユーザーシェルおよびパスが変更されました。「デフォルトのログインシェルと PATH 環境変数」を参照してください。
管理コマンドの場所 – 管理コマンドは /sbin から /usr/sbin に移動されました。
開発ツールの場所 – 開発ツールは、/usr/ccs/bin から /usr/bin に移動されました。
第 11 章ユーザーアカウントとユーザー環境の管理を参照してください。