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Oracle Solaris Cluster システム管理     Oracle Solaris Cluster 4.1 (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  Oracle Solaris Cluster の管理の概要

2.  Oracle Solaris Cluster と RBAC

3.  クラスタの停止とブート

4.  データ複製のアプローチ

5.  グローバルデバイス、ディスクパス監視、およびクラスタファイルシステムの管理

6.  定足数の管理

7.  クラスタインターコネクトとパブリックネットワークの管理

8.  ノードの追加と削除

9.  クラスタの管理

10.  CPU 使用率の制御の構成

11.  ソフトウェアの更新

12.  クラスタのバックアップと復元

A.  例

索引

はじめに

Oracle Solaris Cluster システム管理』では、SPARC および x86 ベースのシステムで Oracle Solaris Cluster の構成を管理する手順について説明します。


注 - この Oracle Solaris Cluster リリースでは、SPARC および x86 系列のプロセッサアーキテクチャーを使用するシステムをサポートします。このドキュメントでは、x86 とは x86 互換製品の広範囲なファミリーを指します。このドキュメントの情報では、特に明示されている場合以外はすべてのプラットフォームに関係します。


このドキュメントは、Oracle のソフトウェアとハードウェアについて幅広い知識を持っている上級システム管理者を対象としています。 販売活動のガイドとしては使用しないでください。

このマニュアルで説明されている作業手順を行うには、Oracle Solaris オペレーティングシステムに関する知識と、Oracle Solaris Cluster とともに使用するボリューム管理ソフトウェアに関する専門知識が必要です。

Bash は、Oracle Solaris 11 のデフォルトのシェルです。Bash シェルのプロンプトに示されているマシン名は、意味を明確にするために表示されています。

UNIX コマンド

このドキュメントでは、Oracle Solaris Cluster データサービスのインストールと構成に固有のコマンドについて説明します。このドキュメントでは、UNIX の基本的なコマンドや手順 (システムの停止、システムのブート、デバイスの構成など) については説明していません。基本的な UNIX コマンドに関する情報および手順については、以下を参照してください。

表記上の規則

このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。

表 P-1 表記上の規則

字体または記号
説明
AaBbCc123
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。
.login ファイルを編集します。

ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。

machine_name% you have mail.

AaBbCc123
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。
machine_name% su

Password:

aabbcc123
プレースホルダー: 実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。
AaBbCc123
参照する書名を示します。
ユーザーズガイド』の第 6 章を参照ください。

キャッシュはローカルに保存されているコピーです。

ファイルを保存しないでください。

注: 強調表示されたいくつかの項目はオンラインで太字で表示されます。

コマンド例のシェルプロンプト

次の表は、Oracle Solaris OS に含まれるシェルの UNIX システムプロンプトとスーパーユーザーのプロンプトを示しています。コマンドの例では、シェルプロンプトは、コマンドを通常のユーザーと権限を持つユーザーのどちらで実行するかを示します。

表 P-2 シェルプロンプトについて

シェル
プロンプト
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェル
$
スーパーユーザーの Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェル
#
C シェル
machine_name%
C シェルのスーパーユーザー
machine_name#

関連ドキュメント

関連する Oracle Solaris Cluster トピックについての情報は、以下の表に示すドキュメントを参照してください。Oracle Solaris Cluster のすべてのドキュメントは、http://www.oracle.com/technetwork/indexes/documentation/index.html で入手可能です。

項目
ドキュメント
ハードウェアの設計と管理
概念
ソフトウェアのインストール
データサービスのインストールと管理
データサービスの開発
システム管理
ソフトウェアアップグレード
エラーメッセージ
コマンドと関数のリファレンス

Oracle Support へのアクセス

Oracle のお客様は、My Oracle Support を通じて電子的なサポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info (聴覚に障害をお持ちの場合は http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs) を参照してください。

問い合わせについて

Oracle Solaris Cluster をインストールまたは使用しているときに問題が発生した場合は、ご購入先に連絡し、次の情報をお伝えください。

次のコマンドを使用し、システムに関して、サービスプロバイダに必要な情報を収集してください。

コマンド
機能
prtconf -v
システムメモリのサイズと周辺デバイス情報を表示します
psrinfo -v
プロセッサの情報を表示する
pkg list
インストールされているパッケージを報告する
prtdiag -v
システム診断情報を表示する
/usr/cluster/bin/clnode show-rev -v
Oracle Solaris Cluster のリリースやパッケージのバージョンの情報を、ノードごとに表示します

上記の情報にあわせて、/var/adm/messages ファイルの内容もご購入先にお知らせください。