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Oracle Solaris 10 セキュリティーガイドライン     Oracle Solaris 10 1/13 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  Oracle Solaris 10 のセキュリティーガイドライン

はじめに

このガイドには、Oracle Solaris オペレーティングシステム (Oracle Solaris OS) のセキュリティーガイドラインの参照先および説明が記載されています。 システム強化に関するリファレンスには、Oracle Solaris 10 システムの強化方法および Oracle Solaris のセキュリティー機能を使ってデータやアプリケーションを保護する方法が説明されています。サイトのセキュリティーポリシーに合わせてこれらのリファレンスの推奨事項を調整することができます。

さらに、このガイドには Oracle Solaris のセキュリティーに関する背景情報や、一般的な実装方法をガイドするホワイトペーパーの参照先も記載されています。

対象読者

Oracle Solaris 10 セキュリティーガイドライン は、次のタスクを行うセキュリティー管理者およびその他の管理者を対象としています。

このガイドを使用するには、UNIX 管理の一般知識、ソフトウェアセキュリティーの適切な基盤、およびサイトのセキュリティーポリシーの知識が必要です。

Oracle サポートへのアクセス

Oracle のお客様は、My Oracle Support を通じて電子的なサポートを利用することができます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info を参照してください。聴覚に障害をお持ちの場合は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs を参照してください。

表記上の規則

次の表では、このマニュアルで使用される表記上の規則について説明します。

表 P-1 表記上の規則

字体
説明
AaBbCc123
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。
.login ファイルを編集します。

ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。

machine_name% you have mail.

AaBbCc123
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。
machine_name% su

Password:

aabbcc123
Placeholder: 実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。
AaBbCc123
書名、新しい単語、および強調する単語を示します。
ユーザーズガイド』の第 6 章を参照してください。

キャッシュは、ローカルに格納されるコピーです。

ファイルを保存しないでください。

注: いくつかの強調された項目は、オンラインでは太字で表示されます。

コマンド例のシェルプロンプト

Oracle Solaris OS に含まれるシェルで使用する、UNIX のシステムプロンプトとスーパーユーザープロンプトを次に示します。コマンド例では、シェルプロンプトはコマンドが標準ユーザーまたは特権ユーザーのどちらによって実行されるべきかを示しています。

表 P-2 シェルプロンプト

シェル
プロンプト
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェル
$
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェルのスーパーユーザー
#
C シェル
machine_name%
C シェルのスーパーユーザー
machine_name#