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Oracle Solaris の管理: IP サービス Oracle Solaris 10 1/13 Information Library (日本語) |
1. Oracle Solaris TCP/IP プロトコル群 (概要)
5. TCP/IP ネットワークサービスと IPv4 アドレス指定の構成 (作業)
10. TCP/IP と IPv4 の詳細 (リファレンス)
DHCP サーバーの構成と構成解除 (DHCP マネージャ)
BOOTP リレーエージェントを構成する方法 (DHCP マネージャ)
DHCP サーバーと BOOTP リレーエージェントの構成解除
DHCP サーバーまたは BOOTP リレーエージェントを構成解除する方法 (DHCP マネージャ)
DHCP サーバーの構成と構成解除 (dhcpconfig コマンド)
DHCP サーバーを構成する方法 (dhcpconfig -D)
17. DHCP のトラブルシューティング (リファレンス)
18. DHCP コマンドと DHCP ファイル (リファレンス)
21. IP セキュリティーアーキテクチャー (リファレンス)
25. Oracle Solaris の IP フィルタ (概要)
この節では、dhcpconfig とコマンド行オプションを使用して、DHCP サーバーまたは BOOTP リレーエージェントを構成または構成解除する手順について説明します。
始める前に
DHCP サーバーを構成する前に第 13 章DHCP サービスの使用計画 (手順)を必ずお読みください。特に、次のタスクを行う際には、「DHCP サーバーの構成前に必要な選択 (タスクマップ)」 のガイドラインが役立ちます。
DHCP サーバーとして使用するシステムを選択します。
データストア、リースポリシー、ルーター情報について決定します。
DHCP 管理プロファイルの詳細については、「DHCP コマンドへのユーザーアクセスの設定」を参照してください。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理: セキュリティーサービス』の「RBAC の構成 (タスクマップ)」を参照してください。
#/usr/sbin/dhcpconfig -D -r datastore -p location
datastore は次のどれかです。 SUNWfiles 、SUNWbinfiles、または SUNWnisplus。
location には、(データストアによって異なる) DHCP データを保存したい場所を指定します。SUNWfiles および SUNWbinfiles の場合、この場所は絶対パス名で指定する必要があります。SUNWnisplus の場合、この場所は完全指定の NIS+ ディレクトリで指定する必要があります。
たとえば、次のようなコマンドを入力します。
dhcpconfig -D -r SUNWbinfiles -p /var/dhcp
dhcpconfig ユーティリティーは、ホストのシステムファイルとネットワークファイルを使って、DHCP サーバーの構成に使用する値を決定します。デフォルトの値を変更できる dhcpconfig コマンドのその他のオプションについては、dhcpconfig(1M) のマニュアルページを参照してください。
ネットワークを追加する手順については、「DHCP ネットワークを追加する方法 (dhcpconfig)」を参照してください。
始める前に
「DHCP サービスを実行するホストの選択」に記載されている要件に従って、BOOTP リレーエージェントとして使用するシステムを選択します。
DHCP 管理プロファイルの詳細については、「DHCP コマンドへのユーザーアクセスの設定」を参照してください。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理: セキュリティーサービス』の「RBAC の構成 (タスクマップ)」を参照してください。
# /usr/sbin/dhcpconfig -R server-addresses
要求を転送する DHCP サーバーの 1 つまたは複数の IP アドレスを指定します。複数のアドレスを指定する場合には、アドレス間をコンマで区切ります。
たとえば、次のようなコマンドを入力します。
/usr/sbin/dhcpconfig -R 192.168.1.18,192.168.42.132
DHCP 管理プロファイルの詳細については、「DHCP コマンドへのユーザーアクセスの設定」を参照してください。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理: セキュリティーサービス』の「RBAC の構成 (タスクマップ)」を参照してください。
# /usr/sbin/dhcpconfig -U
サーバーが共有データを使用していない場合は、-x オプションを使って、構成解除と同時に dhcptab テーブルとネットワークテーブルを削除できます。サーバーが共有データを使用する場合、-x オプションは使用しないでください。-h オプションを使用すると、ホスト名をホストテーブルから削除できます。dhcpconfig のオプションについては、dhcpconfig(1M) のマニュアルページを参照してください。
データの削除については、「構成解除したサーバー上の DHCP データ」を参照してください。