Solaris Volume Manager の管理

Solaris Volume Manager CIM/WBEM アプリケーションプログラミングインタフェース (API) は、公開された標準ベースのプログラムインタフェースを提供し、Solaris Volume Manager の監視や構成を可能にします。この API は、Distributed Management Task Force (DMTF) の Common Information Model (CIM) に基づいています。DMTF の詳細については、http://www.dmtf.org を参照してください。

CIM は、「スキーマ」と呼ばれるデータモデルを定義し、スキーマは次を規定しています。

• Solaris Volume Manager デバイスの属性とそれに対する操作

• 各種 Solaris Volume Manager デバイス間の関係

• Solaris Volume Manager デバイスと、ファイルシステムなどのオペレーティングシステムのその他の側面との関係

このモデルは、Solaris Web Based Enterprise Management (WBEM) SDK を通じて使用できます。WBEM SDK は、CIM で規定されているシステム管理機能へのアクセスを可能にする Java テクノロジに基づく API セットです。

CIM/WBEM SDK の詳細については、『Solaris WBEM 開発ガイド』を参照してください。