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ドメイン・エディタは、Oracle Tuxedoドメインの作成に使用されます。ドメイン・エディタ・ページを開くには、「Tuxedoサマリー」ページで「追加」→「Tuxedoドメインの作成」の順にクリックし、「ドメイン名」を入力してから「OK」をクリックします。ドメイン・エディタの最初のページが表示されます。
注意: ドメイン名は現在のEM内でグローバル一意かつ、0から256文字で構成されている必要があります。 |
ドメイン・エディタの上にあるエディタ・ヘッダーには、次の情報が表示されています。
作成されたドメインの名前。
ドメイン・ターゲット・ステータス: アイコンで表示され、ステータス保留、稼働中およびメトリック収集エラーの3つのステータスを示します。ターゲット・ステータスは5分ごとに自動的に更新されます。
ドメイン・デプロイメント・ステータス: 「Oracle Tuxedoサマリー」ページで表示されるステータスと同じです。
「リフレッシュ」ボタンはページの右上隅にあります。ボタンをクリックすると、ドメインのステータスとともに「マシン」/「パッケージ」リストも更新されます。
上部に表示されている「コントロール」パネルには、次のコントロール・ボタンが含まれます。
保存: 現在のドメイン構成を保存します。保存されたドメインは、「Tuxedoサマリー」ページの「編集」をクリックするとロードできます。
ドメインの保存の際は、対応するUBBCONFIGファイルが各セクションで定義されたパラメータに従って生成され、入念に検証されます。ドメインが保存されればデプロイの準備は完了します。
保存してデプロイ: ドメイン・エディタ・ページで直接、現在のドメインをデプロイします。各デプロイメントに対して自動的に保存アクションが実行されます。
デプロイメントには、完全な(静的)デプロイメントと動的デプロイメントの2種類があります。各デプロイメントのデプロイ・タイプは、ドメインのステータスに依存します。
ポリシー管理: 「ポリシー管理」コンソールを表示します。ここでポリシーを一元的に定義および管理できます。
ポリシーはアプリケーション・パッケージおよびマシンの動的デプロイメント/アンデプロイメントと、自動的なサーバー生成/減衰をトリガーする条件を定義するものです。
セキュリティ管理: 「セキュリティ管理」ページを表示します。Tuxedoアプリケーションのアセンブル中にTuxedoセキュリティを有効にする場合は、「セキュリティ管理」ページで、特定の認証および認可に関する情報を構成する必要があります。
DMConfig: DMCONFIGの各セクションのパラメータを構成できます。
JESConfig: TuxedoドメインのARTバッチに固有のTuxedoシステム・サーバーを構成できます。
CICSConfig: TuxedoドメインのART CICSに固有のTuxedoシステム・サーバーを構成できます。
パッケージ: 「アプリケーション・パッケージの管理」ダイアログを表示します。「Tuxedoサマリー」ページで表示されるものと同じです。
プロシージャ: 新しいタブ/ウィンドウで「プロシージャ・アクティビティ」ページを表示します。
保存して閉じる: 現在のドメインの構成を保存して、「Tuxedoサマリー」ページに戻ります。
取消: 現在のドメインの構成を取り消して、「Tuxedoサマリー」ページに戻ります。
「マシン・リスト」パネルは右上に表示され、Tuxedoドメインのデプロイで利用できる、EMで管理されているすべてのマシンがリスト表示されます。Tuxedoドメインのデプロイメントに使用できるマシンは、次の2つの前提条件を満たしている必要があります。
ホストがEMのモニター対象であること。つまり、そのホストにあるEMエージェントがデプロイされていると、対応するエージェントおよびホスト・ターゲットが「すべてのターゲット」ページに表示されます。Tuxedoドメインは、EMエージェントがローカルで実行されているホストに対してのみ、デプロイが可能です。
tlistenおよびTuxedoホームのターゲットが、そのホスト上のエージェントによって検出およびモニターされていること。
あるマシン・エントリの「+」ボタンをクリックして現在のドメインにマシンを追加すると、マシン・エントリの上にマウス・カーソルを置いたときに、マシンの情報がツールチップで表示されます。
「パッケージ・リスト」パネルは右下に表示され、アップロード済のすべてのTuxedoアプリケーション・パッケージがリスト表示されます。また、パッケージ名の上にマウス・カーソルを置くと、パッケージの詳細な情報が表示されます。
左側にある、画面の大部分のスペースを占めているパネルがUBBセクションのパネルです。UBBCONFIG
の各セクションは、パネル・ボックスに対応しています。この領域では各セクションの有効なパラメータのみが編集可能です。つまり、マスター・マシンのバージョンに属するパラメータのみが定義できます。
Oracle Tuxedoドメインの作成の最初のステージでは、ドメインのUBBCONFIG
エディタのRESOURCES
セクションには、限定されたパラメータのセットが表示されるに過ぎず、Tuxedoの様々なバージョンのものは表示されません。この時点では、セクションRESOURCES
の「詳細 …」や、他のセクションの「追加 …」は無効になっています。前述のパラメータは、マスター・マシンがドメインに追加されるまで表示されません。マスター・マシンがドメインに追加されると、マスター・マシンのTuxedoバージョンに従って、各セクションのすべての無効なパラメータが選別され、エディタで非表示になります。
ドメイン・エディタを初めて開く際には、多数のメトリックを収集するため、OPTIONS
パラメータのインジケータEXT_MON
がデフォルトで設定されています。
Tuxedoドメインを作成する手順は、次のとおりです。
ドメイン・エディタを照会してドメイン・エディタ・ページを開きます。
RESOURCESセクションに入力します。
「詳細 …」をクリックすると、詳細オプションが表示されます。
「マシン・リスト」パネルで、マシン名の隣にある「+」をクリックしてドメインにマシンを追加します。
マシン関連の情報を入力するため、ポップアップ・ダイアログが表示されます。
マシンを初めて追加する場合は、「アプリケーション・ホーム」オプションを指定する必要があります。アプリケーション・ホームは、すべてのドメインのデプロイ先のルート・ディレクトリです。
マシンを追加する際は、「環境パス変数」も指定できます。コロン(Unix/Linux)またはセミコロン(Windows)区切りの文字列で、環境固有のコマンドの検索先のパスを含みます。たとえば、ユーザー・プログラムで使用されるコンパイラやOracle DBクライアントです。
「OK」をクリックします。
MACHINESセクションのすべてのUBBパラメータを含む、別のポップアップ・ダイアログが表示されます。
このTuxedoマシンに固有のパラメータを入力し、「OK」をクリックします。
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