Oracle® Exalogic Elastic Cloud Oracle Exalogic Physical Linuxでのキャパシティ・オン・デマンド情報 リリースOracle Exalogic Elastic Cloud X4-2、X5-2およびX6-2 E88002-01 |
|
![]() 前 |
CoD機能を使用するには、インストールから3か月以内に次のいずれかを実行する必要があります。
Oracle Platinum Servicesを受ける資格を得るために必要なOracleテクニカル・サポート・サービスを購入し、継続してそれらのサービスを維持します。
Oracle Configuration Managerをインストールし、接続モードで継続的に利用します。
Enterprise Manager 12cをインストールし、非接続モードまたは接続モードのいずれかで継続的に利用します。
CoDは、新しいExalogic Physical Linuxインストールのみに適用されます。Exalogicシステムのインストール後は、CoDをさかのぼって適用できません。
有効にする必要があるコアの最小数
Oracle Exalogic Elastic Cloud X6-2システムでは、1ノード当たり最低40%のコアを有効化する必要があります。Oracle Exalogic Elastic Cloud X6-2計算ノードには、2つのIntel 22コア・プロセッサがあるため、各ノードで最低16コア(各プロセッサで8コアずつ)を有効化する必要があります。
Oracle Exalogic Elastic Cloud X5-2システムでは、1ノード当たり最低40%のコアを有効化する必要があります。Oracle Exalogic Elastic Cloud X5-2計算ノードには、2つのIntel 18コア・プロセッサがあるため、各ノードで最低14コア(各プロセッサで7コアずつ)を有効化する必要があります。
Exalogic X4-2システムでは、1ノード当たり最低50%のコアを有効化する必要があります。Exalogic X4-2計算ノードには、2つのIntel 12コア・プロセッサがあるため、各ノードで最低12コア(各プロセッサで6コアずつ)を有効化する必要があります。
ノード当たり2コア単位の増分で、追加のコアが有効になります(各プロセッサで1コアずつ)。
Exalogicラック内の各計算ノードで、有効化されたコアの数は異なります。これは、前述のように、それぞれのノードが、有効化するコアの最低数の要件に従っているためです。たとえば、Oracle Exalogic Elastic Cloud X5-2 1/8ラックでは、1つの計算ノードが14のアクティブ・コアを持ち、別の計算ノードが16のアクティブ・コアを持つことがあります。
Exalogicのインストール時に、インストール技術者はリソース制御ユーティリティ (MOS Note 1671659.1
を参照)と呼ばれるCoDユーティリティをインストールします。次に、Exalogic構成ユーティリティでお客様が指定する数のコアをアクティブ化し、残りのコアを非アクティブ化します。インストール技術者は、CoDレポートおよびExalogicインストール・レポートを、Oracleインストール・トラッキング・システムに含めます。同じものがお客様用のインストール・ドキュメントにも含まれます。
リソース制御ユーティリティを使用すると、アクティブコアの数を表示および変更するスクリプトを使用できます。インストール後に、お客様が処理のキャパシティを追加する場合、必要に応じソフトウェア・ライセンスを追加で取得し、ユーティリティ・スクリプトを実行してアクティブ・コア数を増やすことができます。
CoD操作モデルでは、必要に応じ、コアを無効化ではなく有効化します。つまり、お客様はすでに有効化されたコアを無効化できません。
Exachkユーティリティまたはリソース制御ユーティリティを使用して、いつでもアクティブ・コア数を確認できます。
Infrastructure as a Serviceで契約したExalogicシステムは、このCoD操作オプションが適用されません。
既存のExalogic X2-2/X3-2ノードではCoDを使用できません。ただし、physical Linuxインストールを使用している場合、既存のExalogic X2-2/X3-2ノードを新しいノード(Exalogic X4-2以上)にアップグレードすると、新しいノードでCoDを使用できます。