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Oracle® Database Applianceリリース・ノート
リリース2.4 for Linux x86-64
B69546-02
 

 

Oracle® Database Appliance

リリース・ノート

リリース2.4 for Linux x86-64

B69546-02(原本部品番号:E23730-15)

2012年10月

このドキュメントは、製品の最新バージョンのリリース後に更新されている可能性があります。このドキュメントの更新の確認、および他のOracleドキュメントを参照するには、次のオンラインのOracle Database Applianceドキュメント・ライブラリを参照してください。

http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=dba21

このドキュメントは次のトピックで構成されています。

Oracle Database Appliance情報センター

最新のソフトウェア、アナウンスメント、アラート、ナレッジ・ドキュメント、問題解決ドキュメントおよびトラブルシューティング・ドキュメントについては、My Oracle Support情報センター: Oracle Database Appliance [ID 1417713.2]にアクセスしてください。

https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=1417713.2

現在のサポート・ノートおよび既知の問題

My Oracle Supportノート888888.1は動的に更新されるドキュメントで、パッチ・ダウンロード、およびパッチと既知のデプロイメントの問題に関する最新情報が含まれます。次のURLを使用してノートにアクセスします。

https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=888888.1

リリース2.4.0.0.0での変更

リリース2.4.0.0.0の既知の問題

このパッチの既知の問題に関する追加情報は、My Oracle Supportノート888888.1を参照してください。リリース2.4.0.0.0の既知の問題の概要を次に示します。

  • デフォルトで、Oracleではデータベースに対してEnterprise Manager DBコンソールがインストールされます。グリッド・インフラストラクチャのパッチ適用において、OracleではすべてのDBコンソールが停止します。ただし、Oracle Database Grid Control 12cエージェントをインストール済の場合は、引き続き機能します。Oracle Database Grid Control 12cをインストールしている場合は、コマンドemctl stop agentを実行して、グリッド・インフラストラクチャにパッチを適用する前にOracle Database Enterprise Manager Agentを停止します。これによって、crsctl.binに対するコピーが失敗するという問題を回避できます。

  • emctl stop dbconsoleの実行は必ずしも必要ではありません。パッチ適用プロセスではコンソールが停止されるためです。断続的に、一部のDBコンソール・プロセスが引き続き実行され、crsctl.binのコピー操作が失敗するためにグリッド・インフラストラクチャのパッチ適用が失敗します。この問題が発生した場合は、グリッド・インフラストラクチャのパッチ適用を実行する前にDBコンソール・プロセスが停止していることを確認します。

  • インフラストラクチャの更新後、両方のノードでdmidecode -t 1|egrep Serial Number|Version|Product Name|SKU Numberを実行します。どちらかのノードがNot Availableメッセージで応答する場合は、ノードを再起動します。この問題はこのリリースで解決される予定です。

  • インフラストラクチャの更新後、両方のノードでfwupdate list controller | grep –v Intelを実行します。SAS LSI Logic 0x0072 Type Manufacturer Model controllersFW Versionの下に情報が表示されない場合は、ノードを再起動します。必要なファームウェア・バージョンは11.05.02.00です。この問題はこのリリースで解決される予定です。

  • Oracle Database Appliance 2.3より前のバージョンのデプロイメントでは、パラメータuse_large_pagesTRUEに設定されています。新規のデプロイメントでは、use_large_pagesONLYに設定するベスト・プラクティスが採用されます。『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』の付録Cに従って環境を的確にサイズ設定せず、使用するデータベースのSGAがより大きいような場合、関連するメッセージがアラート・ログ・ファイルに表示されます。use_large_pagesTRUEにする設定を元に戻すことはお薦めしません。かわりに、システムによって初期の警告が通知されるようにすることをお薦めします。この警告では、データベースでメモリーの問題が発生する可能性があり、この制約がシステムのパフォーマンスに最終的に影響することが示されます。この場合は、追加のデータベースの作成および起動は避けることをお薦めします。

    ****************** Huge Pages Information *****************
    Huge Pages memory pool detected (total: 26000 free: 3729)
    Huge Pages allocation failed (free: 23694 required: 2049)
    Startup will fail as use_large_pages is set to "ONLY"
    *********************************************************
    

    または

    ****************** Large Pages Information *****************
    Parameter use_large_pages = ONLY
    Large Pages unused system wide = 23951 (47 GB) (alloc incr 128 MB)
    Large Pages configured system wide = 26000 (51 GB)
    Large Page size = 2048 KB
    ERROR:
      Failed to allocate shared global region with large pages, unix errno = 12.
      Aborting Instance startup.
      ORA-27137: unable to allocate Large Pages to create a shared memory segment
    ACTION:
      Total Shared Global Region size is 48 GB. Increase the number of
      unused large pages to at least 24580 (48 GB) to allocate 100% Shared Global
      Region with Large Pages.
    **********************************************************
    

リリース2.3.0.0.0での変更

リリース2.2.0.0.0での変更

リリース2.1.0.2.0での変更

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティの詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docaccを参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

Oracleのお客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。


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