Oracle Database Appliance Setup HTML
リリース2.2
B69547-01(原本部品番号:E27168-02)
2012年5月
このドキュメントでは、Oracle Database Appliance Setup(部品番号C18362)のHTMLテキスト説明を提供します。内容は次のとおりです。
Oracle Database Appliance Setup Page Oneは、ハードウェアの解凍およびセットアップ・タスクについて説明する7枚のパネルと、ドキュメントおよびドキュメントのURLアドレスへのリンクのクイック・レスポンス・コードを示す1枚のパネルで構成されるポスターです。PDFには、アシスティブ・テクノロジで読むことのできるテキストが含まれます。
Oracle Database Appliance Setup Page Twoは、Oracle Database Applianceの基本的な構成ステップを示す7枚のパネルと、ドキュメントおよびドキュメントのURLアドレスへのリンクのクイック・レスポンス・コードを示す1枚のパネルで構成されるポスターです。各パネルのテキスト説明を次に示します。
このパネルは、Oracle Database Applianceの背面の画像を示しています。アプライアンスの背面には、2つのシステム・コントローラ(SC)があります。上段のシステム・コントローラはシステム・コントローラ1(SC1)、下段のシステム・コントローラはシステム・コントローラ0(SC0)で、アプライアンス上の場所を指す4つのコールアウトがあります。コールアウト1は、2つの各システム・コントローラの電源装置を示しており、アプライアンスの左側にあります。
コールアウト1は、各システム・コントローラの電源装置の電源プラグ吸気口を指します。このコールアウトに関連するテキストは、"電源装置(PSU)を電源に接続します"です。
コールアウト2は、各システム・コントローラのNet0およびNet1ポートを指します。これらのポートは、各システム・コントローラの右側にあります。垂直列に配置された、2つの1ギガバイト・イーサネット・ポートで構成されます。このコールアウトに関連するテキストは、"1 GbEネットワークからnet0およびnet1(bond0)"です。
コールアウト3は、ポートのbond0セットに右にある各システム・コントローラのイーサネット・ポートを指します。このコールアウトに関連するテキストは、"(オプション)イーサネットからOracle ILOMのNet Mgt"です。
コールアウト4は、下段コントローラであるシステム・コントローラ0(SC0)の直接ユーザー・インタフェース接続の設定に使用できるポートを指します。このコールアウトは、SC0の2つのUSB 2.0ポートを指します。USBケーブル・キーボードとUSBケーブル・マウスをこれらのポートに接続します。コールアウト4は、HD-15ビデオ・ポートも指します。ビデオ・モニターをそのポートに接続します。
パネル2では、Oracle Database Applianceの前面パネルにあるシステム・コントローラのボタンをクローズアップした画像を示します。各システム・コントローラには、別個の電源ボタンがあります。SC1の電源ボタンはOracle Database Applianceの前面パネルの左上隅にあり、SC0の電源ボタンはOracle Database Applianceの前面パネルの左下隅にあります。
各SCのプラグを差し込んだ後、各SCには起動する時間が必要です。
コールアウト1は、緑のSP LEDを指します。ステップ1に示すように電源コードを接続すると、緑のSP LEDが数分点滅した後、安定して点灯します。SP LEDの点滅が終了するのを待ってから、次に進みます。
コールアウト2は、電源を入れる丸いボタンを指します。緑のLEDが安定して点灯したら、各SCの電源ボタンを押して、システムに電源を入れます。電源ボタンを押すのは一度のみです。
コールアウト3は、緑のOK LEDを指します。電源ボタンを押すと、緑のOK LEDが数分点滅した後、常に点灯した状態になります。OK LEDの点滅が終了するのを待ってから、先に進みます。
ネットワークを構成すると、scp
コマンドを使用してファイルをOracle Database Applianceにコピーできるようになります。
a)デフォルト・パスワードwelcome1
を使用して、root
としてコンソールにログインします。
b)太字テキストで指定されているとおりにoakcli configure firstnet
コマンドを実行し、その後の例で説明されているとおりにダイアログを完了します。例で太字で指定されているネットワーク値を、お使いのネットワークに構成されている値に置き換えます。ネットワーク・アドレスとサブネット情報がない場合は、ネットワーク管理者に問い合せて入手します。
# /opt/oracle/oak/bin/oakcli configure firstnet Select the interface to configure network on [bond0 bond1 bond2 xbond0]: bond0 Configure DHCP on bond0? [yes/no]: no INFO: Static configuration selected Enter the IP address to configure: 192.0.2.2 Enter the netmask address to configure: 255.255.255.0 Enter the gateway address to configure: 192.0.2.1 Plumbing the IPs now Restarting the network ::::::::::::::::::
a)外部クライアントのブラウザからMy Oracle Supportにログオンします。次のノートを読んで、ソフトウェアの最新バージョンを特定します。
https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=888888.1
b)oakcli show version -detailを使用して、バージョンが最新かどうか確認します。バージョンが古い場合は、次のノートに説明されているようにベース・イメージを更新します。
https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=888888.1
c)次のURLから、エンドユーザー・バンドルのzipファイルをダウンロードします。
https://updates.oracle.com/download/12978712.html
d)scpを使用して、Oracle Database Applianceエンドユーザー・バンドルをSC0上の場所(/tmpなど)にコピーします。
e)(オプション)Oracle Appliance Managerコンフィギュレータで作成された構成ファイルをSC0上の場所(/tmpなど)にコピーします。
注意: エンドユーザー・デプロイメントの詳しい手順については、次のノートを参照してください。
|
a)oakcli unpack –packageコマンドを使用します。たとえば、[root@oak1]#プロンプトで次のように入力します。
# /opt/oracle/oak/bin/oakcli unpack -package /tmp/p12978712_21000Linux-x86-64.zip
b)(オプション)以前に構成ファイルを作成してそれをOracle Database Applianceにコピーした場合は、構成時に使用する構成ファイルを用意します。たとえば、ファイルmyserver1.conf
を/tmp
にコピーした場合は、次のコマンドを入力します。
# /opt/oracle/oak/bin/oakcli copy -conf /tmp/myserver1.conf
Configuration Typeウィンドウでは、「Typical」構成または「Custom」構成を選択できます。「Custom」を選択すると、次のことを実行できます。
NTPサーバーの構成(外部NTPサーバーを構成しない場合、デフォルトはクラスタ時刻同期化サービスになります)
Oracle ILOMの構成および設定
追加のネットワーク・インタフェースの指定(2つの追加結合1 GbEインタフェースと1つの追加10 GbEインタフェース)
Automatic Service Request(ASR)の構成
クラウド・ファイル・システム・パーティションのサイズ変更(/cloudfs
)。デフォルトは50GBです。
a)startx
と入力してX Window Systemを起動します。
b)次のコマンドを入力します。
[root@oak1]# /opt/oracle/oak/bin/oakcli deploy
Oracle Appliance Managerのようこそウィンドウが開きます。
(オプション)ステップ4で構成ファイルを保存した場合、「Browse」をクリックしてファイルをロードします。
「Next」をクリックします。
c)Configuration Typeウィンドウが開きます。「Typical」または「Custom」を選択して、「Next」をクリックします。d)画面に必要な情報を入力します
2つのオプションの下には、Load an existing configurationというタイトルのボタンがあります。このボタンには「Browse」というラベルが付いています。
このウィンドウの左下隅には「Help」というボタンがあり、このボタンをクリックして各ウィンドウに関する情報を表示できます。このウィンドウの右下隅には、「Back」、「Next」および「Cancel」の各ボタンがあります。これらのボタンは、Oracle Appliance Managerの各ウィンドウに表示されています。
「Typical」または「Custom」のいずれかのインストール・タイプを選択します。
デプロイメントを終了するには約1時間かかります。
Oracle Database Applianceの詳細は、Oracle Technology Networkにアクセスしてください。
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/database-appliance/index.htm
デプロイメントの詳細は、次のURLにアクセスしてください。
オラクル社のアクセシビリティへの取組みの詳細は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
を参照してください。
Oracleサポートへのアクセス
Oracleカスタマは、My Oracle Supportから電子サポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
またはhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
(聴覚障害者向け)を参照してください。
Oracle Database Applianceその他のテキスト説明for Oracle Database Applianceセットアップ リリース2.2
B69547-01
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