原価のトラッキング対象となる個々の事業単位を表す英数字のコードを入力します。たとえば、倉庫保管場所、作業、プロジェクト、作業場、事業所、工場などをビジネスユニットとして設定できます。ビジネスユニットを伝票、事業体、または個人に割り当てて、管轄別のレポートを作成できます。たとえば、ビジネスユニット別の未決済買掛金/売掛金レポートを作成して、管轄部門ごとの設備をトラッキングできます。ビジネスユニットにセキュリティが設定されていると、権限のないユーザーにはビジネスユニットに関する情報が表示されない場合があります。
伝票番号、伝票タイプ、および元帳日付と組み合せて当初伝票(請求書、伝票、仕訳など)を一意に識別する番号を入力します。
会社/会計年度別自動採番機能を使用した場合、自動採番プログラム(X0010)は伝票会社を使用してその会社に対する正しい次の番号を取得します。
複数の当初伝票が同じ伝票番号と伝票タイプを持っている場合は、伝票会社を使用して必要な伝票を特定できます。
需要が製造番号に関連付けられていることを示すフラグが表示されます。
その製造番号の製造番号マスター・ファイル・テーブル(F34401)の「需要フラグ」フィールドが設定されます。値は次のとおりです。
ブランク: 製造番号には需要が存在しません。
S: 製造番号に受注需要が存在します。
F: 製造番号に予測需要が存在します。
品目を識別する番号を入力します。システムには、3つの個別の品目番号と代替品目番号に対する広範な相互参照機能が用意されています。3つの品目番号は、次のとおりです。
品目番号(略式)
自動的に割り当てられる8桁の番号です。
第2品目番号
ユーザーが定義する25桁(英数字)の品目番号です。
第3品目番号
ユーザーが定義する25桁(英数字)のもう1つの品目番号です。
これら3つの基本品目番号の他に、広範な相互参照検索機能が用意されています。これにより、他の部品番号に対する相互参照を多数定義できます。たとえば、代替品目番号、置換品目、バーコード、顧客番号、または仕入先番号などを定義できます。
購買オーダーやその他の伝票など行番号で、重複を識別するために割り当てられた番号を表示します。通常、この番号はシステムによって割り当てられますが、場合によってはユーザーが一時変更することもできます。
オーダー番号とオーダー・タイプとともに、オーダー伝票(購買オーダー、契約、受注オーダーなど)を一意に識別する数字を入力します。
会社/会計年度別自動採番機能を使用すると、自動採番プログラム(X0010)はオーダー会社を使用して、その会社の正しい次番号を取得します。複数のオーダー伝票のオーダー番号とオーダー・タイプが同一の場合、オーダー会社で目的の伝票を見つけることができます。
正規の自動採番機能を使用した場合は、次の番号の割当にオーダー会社は使用されません。このため、伝票の検索にオーダー会社を使用することもほとんどありません。
最上位レベルの需要がない作業オーダー、購買オーダーまたは手持在庫に関連付けられている製造制御品目です。
受注オーダーまたは予測のいずれかの最上位レベルの需要が取り消されています。MRPでは、供給オーダーや手持在庫は自動的には取消または再割当されません。別の製造番号に供給をリダイレクトするには、製造番号の再割当プログラム(P34404)を使用します。
伝票のタイプを識別するユーザー定義コード(00/DT)を入力します。このコードはトランザクションの発生元も示します。伝票、請求書、入金、およびタイムカードの伝票タイプのコードはあらかじめ予約されており、転記プログラム実行時に自動的に相手勘定入力が作成されます。(初期入力時には、これらの仕訳は自動残高調整されません。)
次の伝票タイプは事前定義されているため、変更しないようにしてください。
P: 買掛伝票
R: 売掛伝票
T: 給与計算伝票
I: 在庫伝票
O: 購買オーダー処理伝票
J: 一般会計/共有利息請求伝票
S: 受注オーダー処理伝票
供給トランザクションと需要トランザクションの関連付けを可能にする英数字の値を入力します。製造番号は、システム生成の30桁の英数字の値です。製造番号は、ユーザー定義セグメントおよびセグメント値に基づいて生成されます。PNSとシステム生成の製造番号が結合され、一意の識別子が管理されます。
また、製造番号を、システム生成値とは異なるユーザー入力値にすることも可能です。ユーザーが製造番号に値を入力すると、PNSと製造番号は結合されません。
製造番号は、受注オーダー入力か予測入力の際に生成または入力されます。資材所要量計画(MRP)により、製造番号付きの需要から生成されたすべてのメッセージが入力されます。製造番号が関連付けられているすべてのトランザクションが、製造番号ワークベンチ・プログラム(P34403)を使用して管理されます。
製造番号の生成中に一意の識別子となる番号が表示されます。製造番号(略式)は、自動採番プログラム(P0002)のシステム34で設定される10桁の自動採番です。
PNSとシステム生成の製造番号が結合され、一意の識別子が管理されます。
製造番号がアクティブか非アクティブかを示すユーザー定義コード(34/PS)を入力します。受注オーダーや予測の作成に使用できるのは、アクティブな状況の製造番号のみです。デフォルト値は「アクティブ」です。
受注オーダーまたは購買オーダーの納入約束日が表示されます。需要/供給プログラムでは、この日付を使用して約束可能数量が計算されます。この値は受注オーダーの入力中に自動的に計算されます。この日付は、品目を倉庫から出荷できる日を表します
受注オーダー入力で出荷に引き当てられた数量を、入力時の単位または品目の定義済基本単位で表示します。
製造管理システムと作業オーダー時間入力では、このフィールドが完了数量や仕損数量を示す場合もあります。数量タイプは、入力したタイプ・コードで決まります。
2次オーダーまたは関連オーダーの伝票タイプを示すユーザー定義コード(システム00、タイプDT)を入力します。たとえば、伝票タイプOPの購買オーダーが、伝票タイプWOの関連作業オーダーを実行するために作成されます。
受注オーダーまたは購買オーダーの納入約束日が表示されます。需要/供給プログラムでは、この日付を使用して約束可能数量が計算されます。この値は受注オーダーの入力中に自動的に計算されます。この日付は、品目を倉庫から出荷できる日を表します。
オーダーの開始日付を入力します。この日付は手動で入力するか、逆算スケジューリング・ルーチンを使用してシステムで計算できます。ルーチンは必要な日付から開始され、合計リードタイムをオフセットして、対応する開始日付を計算します。