JavaScript is required to for searching.
ナビゲーションリンクをスキップ
印刷ビューの終了
Oracle Solaris Cluster Data Service for Oracle Real Application Clusters ガイド     Oracle Solaris Cluster 3.3 3/13 (日本語)
search filter icon
search icon

ドキュメントの情報

はじめに

1.  Oracle RAC のサポートのインストール

2.  Oracle ファイル用のストレージの構成

3.  リソースグループの登録と構成

4.  クラスタでの Oracle RAC の実行の有効化

5.  Oracle RAC のサポートの管理

6.  Oracle RAC のサポート のトラブルシューティング

7.  Oracle RAC のサポートの既存の構成の変更

8.  Oracle RAC のサポート のアップグレード

A.  このデータサービスの構成例

B.  DBMS のエラーおよび記録される警告についての事前設定アクション

C.  Oracle RAC のサポートの拡張プロパティー

D.  コマンド行のオプション

索引

はじめに

Oracle Solaris Cluster Data Service for Oracle Real Application Clusters ガイド』では、Oracle Solaris Cluster データサービスをインストールして構成する方法について説明します。


注 - この Oracle Solaris Cluster リリースは、SPARC および x86 ファミリーのプロセッサアーキテクチャー (UltraSPARC、SPARC64、AMD64、および Intel 64) を使用するシステムをサポートしています。このドキュメントでは、x86 とは、64 ビットの x86 互換製品の広範囲なファミリーを指します。このドキュメントの情報では、特に明示されている場合以外はすべてのプラットフォームに関係します。


このドキュメントは、Oracle のソフトウェアとハードウェアについて幅広い知識を持っているシステム管理者を対象としています。このドキュメントを計画やプリセールスのガイドとして使用しないでください。このドキュメントを読む前に、システムの必要条件を確認し、適切な装置とソフトウェアを用意しておく必要があります。

このドキュメントの手順は、Oracle Solaris オペレーティングシステムの知識と、Oracle Solaris Cluster ソフトウェアとともに使用するボリューム管理ソフトウェアに関する専門知識を前提としています。

UNIX コマンドの使用

このドキュメントでは、Oracle Solaris Cluster データサービスのインストールと構成に固有のコマンドについて説明します。このドキュメントでは、UNIX の基本的なコマンドや手順 (システムの停止、システムのブート、デバイスの構成など) については説明していません。基本的な UNIX コマンドに関する情報および手順については、以下を参照してください。

表記上の規則

このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。

表 P-1 表記上の規則

字体または記号
説明
AaBbCc123
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。
.login ファイルを編集します。

ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。

machine_name% you have mail.

AaBbCc123
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。
machine_name% su

Password:

aabbcc123
プレースホルダー: 実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。
AaBbCc123
参照する書名を示します。
ユーザーズガイド』の第 6 章を参照ください。

キャッシュはローカルに保存されているコピーです。

ファイルを保存しないでください。

注: 強調表示されたいくつかの項目はオンラインで太字で表示されます。

コマンド例のシェルプロンプト

次の表は、Oracle Solaris OS に含まれるシェルのデフォルトの UNIX システムプロンプトとスーパーユーザーのプロンプトを示しています。 コマンド例で表示されるデフォルトのシステムプロンプトは、Oracle Solaris のリリースによって異なることに注意してください。

表 P-2 シェルプロンプトについて

シェル
プロンプト
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェル
$
スーパーユーザーの Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェル
#
C シェル
machine_name%
C シェルのスーパーユーザー
machine_name#

関連ドキュメント

関連する Oracle Solaris Cluster トピックについての情報は、以下の表に示すドキュメントを参照してください。Oracle Solaris Cluster のすべてのドキュメントは、http://www.oracle.com/technetwork/indexes/documentation/index.html#sys_sw で入手可能です。

トピック
ドキュメント
概念
ハードウェアの設置と管理
『Oracle Solaris Cluster 3.3 Hardware Administration Manual 』および個々のハードウェア管理ガイド
ソフトウェアのインストール
データサービスのインストールと管理
データサービスの開発
システム管理
ソフトウェアのアップグレード
エラーメッセージ
コマンドと関数のリファレンス

Oracle Solaris Cluster のドキュメントの完全なリストについては、ご使用のバージョンの Oracle Solaris Cluster ソフトウェアのリリースノートを参照してください。

Oracle Support へのアクセス

Oracle のお客様は、My Oracle Support を通じて電子的なサポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info (聴覚に障害をお持ちの場合は http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs) を参照してください。

問い合わせについて

Oracle Solaris Cluster をインストールまたは使用しているときに問題が発生した場合は、ご購入先に連絡し、次の情報をお伝えください。

次のコマンドを使用し、システムに関して、サービスプロバイダに必要な情報を収集してください。

コマンド
機能
prtconf -v
システムメモリのサイズと周辺デバイス情報を表示します
psrinfo -v
プロセッサの情報を表示します
showrev -p
インストールされているパッチを報告します
prtdiag -v
システム診断情報を表示します
/usr/cluster/bin/clnode show-rev -v
Oracle Solaris Cluster のリリースやパッケージのバージョンの情報を、ノードごとに表示します

/var/adm/messages ファイルの内容も用意してください。