Oracle VM Managerユーザー・インタフェースのログイン・ページを開くには、Webブラウザで次のアドレスを入力します。
https://hostname
:port
/ovm/console
ここで、hostname
はOracle VM Managerホストのホスト名またはIPアドレス、port
はOracle VM Managerユーザー・インタフェースによってリスニングが行われているポートの番号(デフォルトでは7002)を示します。
以前のバージョンのOracle VM Managerでは、暗号化されていないHTTPトラフィックがデフォルトで許可されていました。現在はデフォルトでHTTPアクセスが無効化されており、Oracle VM ManagerはSecure Sockets Layer (SSL)を使用してすべてのHTTPトラフィックを暗号化します。したがって、URIのプロトコル・セクションで常にhttpsを使用する必要があります。
ファイアウォールを使用した接続を介してOracle VM Managerにアクセスしている場合は、Oracle VM Managerが接続のリスニングに使用しているポートでTCPトラフィックを許可するようにファイアウォールが構成されていることを確認する必要があります。
example.comというホストでOracle VM Managerに接続するには、次を使用します。
https://example.com:7002/ovm/console
Oracle VM Managerの管理ユーザー名を「Username」フィールドに入力します。これは、Oracle VM Managerのインストール時に作成した管理ユーザー名です。Oracle VM Managerの管理ユーザー名用のパスワードを「Password」フィールドに入力します。
Oracle VM Managerユーザー・インタフェースでは、セッション・データを格納するためにクッキーを使用します。したがって、正常にログインしてOracle VM Managerユーザー・インタフェースを使用するためには、WebブラウザがOracle VM Managerホストからクッキーを受け入れる必要があります。
ログイン後、Oracle VM Serverの追加、記憶域の追加、記憶域リポジトリを作成しリソースのインポート、サーバー・プールの作成、仮想マシンの作成などを行うことができます。
ユーザー・インタフェースには、ナビゲータおよび内容ペインの選択内容に関連する、状況依存の情報が表示されます。