3.1 ファイル・サーバーの検出

この例では、ファイル・サーバー記憶域型(NFS共有)を使用します。IPアドレスを、ユーザー自身のファイル・サーバー用のものに置き換えます。

ファイル・サーバーを検出するには、次の手順を実行します。

  1. 「Storage」タブをクリックします。

  2. ツールバーから、「Discover File Server」 「Discover File Server」アイコンを選択します。

  3. 「Discover a File Server」ウィザードが表示されます。ご使用のファイル・サーバーのIPアドレス、ファイル・サーバー名を入力し、「Next」をクリックします。

  4. 1つ以上のOracle VM Serverを割り当て、ファイル・サーバーで必要な管理を行います。「Next」をクリックします。

  5. ファイル・システムのリフレッシュ中に、一時的なマウントを実行するために使用できるサーバーを1つ以上選択します。各サーバー・プールからのサーバーを含める必要があります。高可用性を実現するには、各サーバー・プールから2つのサーバーを選択できますが、通常、各プールから3つ以上選択することはお薦めしません。「Next」をクリックします。

  6. ファイル・サーバー上のファイル・システムに既存の仮想マシン・リソースが含まれる場合、これらはウィザードのこのステップで表示されます。対応するチェック・ボックスを選択して、選択したファイル・システムのコンテンツを検出します。これによってOracle VM Managerは、既存のリソースをシステムに追加できます。「Finish」をクリックして、ファイル・サーバーの検出を完了します。

    ファイル・サーバーの検出の終了時に、ファイル・サーバーで使用可能なすべてのファイル・システムがOracle VM Managerに表示されることを確実にするために、リフレッシュ操作がトリガーされます。操作が完了し、ファイル・サーバーを選択すると、利用可能なファイル・システムが管理ペインに表示されます。

    この表でファイル・システムを選択し、管理ペイン・ツールバーで「Edit File System」 「Edit File System」アイコンをクリックして、ファイル・システム名を変更できます。