ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle Forms and Reportsインストレーション・ガイド
11g リリース2 (11.1.2.1.0)
B66163-03
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

F トラブルシューティング

この付録では、Oracle Forms and Reportsのインストールにおける一般的な問題の解決方法を説明します。この章の内容は、次のとおりです。

F.1 一般的なトラブルシューティングのヒント

インストール中にエラーが発生した場合は、次のことを行ってください。

F.2 インストール・ログ・ファイルおよび構成ログ・ファイル

この項には、Oracle Forms and Reportsインストーラおよび構成ツールの実行時に作成されるログ・ファイルの情報が含まれます。ログ・ファイルには、インストールや構成に関する問題のトラブルシューティングに役立つ情報が記載されています。

F.2.1 インストール・ログ・ファイル

インストーラによって、Oracle_Inventory_Location/logディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはOracle_Inventory_Location\logsディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)にログ・ファイルが書き込まれます。UNIXオペレーティング・システムでは、Oracle Inventoryディレクトリの場所が不明な場合は、次のディレクトリ(デフォルト場所)に格納されているoraInst.loc ファイルでその場所を検索できます。

  • Linuxの場合: /etc/oraInst.loc

  • HP-UXおよびSolarisの場合: /var/opt/oracle/oraInst.loc

Windowsオペレーティング・システムの場合、インベントリ・ディレクトリの場所はC:\Program Files\Oracle\Inventory\logsです。64ビットWindowsマシン上で32ビット・インストーラを使用している場合は、インベントリ・ディレクトリはC:\Program Files (x86)\Oracle\Inventory\logsです。

次のインストール・ログ・ファイルは、ログ・ディレクトリに書き込まれます。

  • installdate-time-stamp.log

    これはメインのログ・ファイルです。

  • installdate-time-stamp.out

    このログ・ファイルには、インストール時の出力ストリームやエラー・ストリームが記載されます。

  • installActionsdate-time-stamp.log

    このファイルは、インストーラGUIによって内部情報の追跡に使用されます。

  • installProfiledate-time-stamp.log

    このログ・ファイルには、インストールおよび構成を完了するまでにかかった時間やメモリーおよびCPUの詳細事項など、全体的な統計が記載されます。

  • oraInstalldate-time-stamp.log

    このログ・ファイルには、コピー・セッションの出力ストリームが記載されます。

-printtimeパラメータを使用してインストーラを起動すると、同じディレクトリに、timeTakendate-time-stamp.logファイルとtimedate-time-stamp.logファイルが作成されます。

  • timeTakendate-time-stamp.log

    このファイルには、画面間の移動にかかる時間に関する情報が含まれます(GUIインストールにのみ該当)。

  • timedate-time-stamp.log

    このファイルには、コピー・セッションの時間に関する情報が記載されます。

-printmemoryパラメータを使用してインストーラを起動すると、memorydate-time-stamp.logファイルが作成されます。このファイルには、コピー・セッションのメモリー使用量に関する情報が記載されます。

F.2.2 構成ログ・ファイル

構成セッションのログ・ファイルを作成するには、次に示すように、-logオプションを付けて構成ツールを起動します。

UNIXオペレーティング・システムの場合:

% ./config.sh -log=log_filename

Windowsオペレーティング・システムの場合:

G:\ config.cmd -log=log_filename

log_filename を絶対パスで指定すると、ログ・ファイルはその場所に作成されます。パスを指定しないでファイル名のみを指定した場合、ログ・ファイルはORACLE_HOME/common/binディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはORACLE_HOME\common\binディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)に作成されます。

F.3 Oracle Reports用の環境変数の長さの確認(Windowsのみ)

startManagedWebLogic.cmdによって使用される環境変数(PATHCLASSPATHなど)の文字数が規定よりも長い場合、管理対象サーバーを起動するとOracle Reportsでエラーが発生します。

この問題を回避するには、9文字以上のすべてのディレクトリ名を8文字以下のWindows形式に変換してください。たとえば、C:\Oracle11g\Middlewareというパスを使用する環境変数を定義する場合は、このパスをC:\Oracle~1\Middle~1に変換できます。

また、現行の場所より短いディレクトリ・パスの場所にOracle WebLogic Serverを再インストールすることもできます。

Windowsシステムでの環境変数の文字数制限については、MicrosoftサポートWebサイトの記事830473(http://support.microsoft.com/kb/830473)を参照するか、またはオペレーティング・システムのマニュアルを参照してください。

F.4 詳細情報

この付録で問題が解決されない場合は、My Oracle Support(以前のOracle MetaLink)で検索してください。

https://support.oracle.com/

問題の解決方法が見つからない場合は、サービス・リクエストをオープンしてください。