この章では、Oracle Audit Vault and Database Firewall(Oracle AVDF)をインストールする前にシステムが満たす必要がある要件について説明します。
ここでのトピック
各Audit Vault Serverおよび各Database Firewallを独自のx86 64ビット専用サーバーにインストールする必要があります。ハードウェアは、Linux, Release 5 Update 8と互換性があるものにする必要があります。
重要: インストール・プロセスによってサーバーがフォーマットされ、既存のデータやオペレーティング・システムが削除されるため、他のアクティビティに使用されるサーバーにAudit Vault ServerまたはDatabase Firewallをインストールしないでください。 |
ここでのトピック
次のコンポーネントをインストールする各x86 64ビット・サーバーに、次の数のネットワーク・インタフェース・カード(NIC)を搭載することをお薦めします。
Audit Vault Serverに対して1つのNIC。
プロキシとして動作するDatabase Firewallに対して1つ以上のNIC。
DAMモード(監視のみ)のDatabase Firewallに対して2つ以上のNIC。
DPEモード(監視とブロック)のDatabase Firewallに対して3つ以上のNIC。NICが2つ以下のサーバーにDatabase Firewallをインストールする場合、Database FirewallをDPEモードにするにはNICの追加が必要です。
Database Firewallのモードとプロキシ構成の詳細は、『Oracle Audit Vault and Database Firewall管理者ガイド』を参照してください。
Audit Vault Server管理者が使用するAVCLI
コマンド・ライン・ユーティリティおよびavpack
ユーティリティ(ソフトウェア開発キットの一部)にはJava SEバージョン6以上が必要です。
AVDF管理者GUIおよび監査者GUIは次のブラウザをサポートしています。
Mozilla Firefox 14以上
Microsoft Internet Explorer 8.0版以上
Google Chrome 21以降
Apple Safari 5.0以上
GUIでチャートおよび対話型レポートを表示するには次が必要です。
ホスト監視によりDatabase Firewallでデータベース内のSQLトラフィックを直接監視できます。ホスト監視を使用する場合は、ホスト監視を実行するコンピュータに必須ライブラリが含まれている必要があります。ホスト監視の手順および前提条件は、『Oracle Audit Vault and Database Firewall管理者ガイド』を参照してください。