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Oracle® Audit Vault and Database Firewallリリース・ノート
リリース12.1.1
B71715-02
 

 

Oracle® Audit Vault and Database Firewall

リリース・ノート

リリース12.1.1

B71715-02(原本部品番号:E27781-03)

2013年6月

これらのリリース・ノートには、Oracle Audit Vault and Database Firewallリリース12.1.1に関する重要な情報が含まれています。

このリリース・ノートでは、次の項目について説明します。

Audit Vault and Database Firewallドキュメントのダウンロード

次のWebサイトからこのマニュアルの最新バージョンおよびOracle Audit Vault and Database Firewallドキュメントの完全セットをダウンロードできます。

http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=avdf121

次のWebサイトで他のOracle製品のドキュメントを確認できます。

http://docs.oracle.com

次のリンクからFAQドキュメントにアクセスできます。

http://www.oracle.com/technetwork/products/audit-vault-and-database-firewall/faq-audit-vault-database-firewall-1918225.pdf

サポート対象のセキュア・ターゲットおよびプラットフォーム

サポートされているセキュア・ターゲットおよびプラットフォームの最新情報は、『Oracle Audit Vault and Database Firewall管理者ガイド』および次のWebサイトに掲載されている記事番号1536380.1から入手できます。

https://support.oracle.com

このリリースでの新機能

このリリースの新機能は、次のとおりです。

  • 監査データ収集およびDatabase Firewall保護が次のバージョンのセキュア・ターゲットでサポートされるようになりました。

    • Oracle Database 12c リリース1(12.1)

    • Microsoft SQL Server 2012

  • 監査データ収集が次のタイプのセキュア・ターゲットでサポートされるようになりました。

    • Linux OS

    • MySQL

    • Oracle ACFS

  • Audit Vault AgentがHP-UX Itaniumプラットフォームでサポートされるようになりました。

  • ホスト監視がWindowsホスト・プラットフォームでサポートされるようになりました。

  • インストールとアップグレードの手順が簡素化されました。

    インストール手順が簡素化され、Audit Vault ServerとDatabase Firewallをそれぞれ1枚のディスクでインストールできるようになりました。これまでよりも少ないユーザー操作でインストールできます。

    Audit Vault ServerまたはDatabase Firewallのインストールに使用したディスクを使用して、これらのコンポーネントをリリース12.1.1にアップグレードできます。必要な操作はシステムのアップグレードを選択するだけです。

  • Audit Vault Agentの自動更新。

    Audit Vault Serverを更新すると、変更内容がデプロイ済のAudit Vault Agentにプッシュされます。将来のパッチ適用にかかる手間が少なくなります。

既知の問題

表1に、現時点におけるシステムの既知の問題と対処方法(ある場合)を示します。必ず最新のバンドル・バッチを適用してください。新規インストールには最新のバンドル・バッチが含まれています。

一般に、Audit Vault ServerコンソールUIを使用して問題が発生した場合、AVCLIコマンド・ライン・ユーティリティを使用して、同じコマンドを実行してください。コマンド・ライン・リファレンスは、『Oracle Audit Vault and Database Firewall管理者ガイド』を参照してください。

表1 Audit Vault and Database Firewallの既知の問題

Oracle Bug# 説明

16913946

Windowsエージェントの12.1.0 BP2から12.1.1へのアップグレードが失敗します。

アップグレード時にAudit Vault AgentがWindowsサービスとして登録されません。

対処方法:

ホスト・コンピュータのAgent_Home/binディレクトリから次のコマンドを実行して、エージェントをWindowsサービスとして登録します。

agentctl registersvc

16901255

HA対応のAudit Vault ServerにDatabase Firewallの回復可能なペアを作成すると、"error - ODF-10001"が発生します。

16872517

syslog内のORA-01543 ILM エラー。

16868457

12.1.0エージェントがプラグインをデプロイしていた場合、エージェントのアップグレードに失敗します。

対処方法:

プラグインを再デプロイしてから、エージェントをダウンロードして再インストールします。

16858321

ファイル名に特殊文字が含まれていると、リストア・ジョブが終了しません。

対処方法:

ジョブ名がOracle DatabaseのSQL識別子名のルールに従っていることを確認してください。

16822565

ストアド・プロシージャ監査(SPA)ジョブの実行中、Audit Vault ServerのUIからSPAを非アクティブ化できません。

対処方法:

SPAジョブが完了するのを待ってから、セキュア・ターゲット・ページでストアド・プロシージャ監査のアクティブ化の選択を解除してSPAを非アクティブ化します。

16820912

エージェントの実行中、ホストを削除できません(ORA-44003エラー)。

対処方法:

agentctl stopコマンドを使用してエージェントを停止してから、ホストを削除します。

16805572

セキュア・ターゲットのアドレスにホスト名が含まれている場合、強制ポイントの作成に失敗します。

対処方法:

  1. セキュア・ターゲットを編集し、ホスト名を含むセキュア・ターゲットのアドレスを削除して、アドレスをIPアドレスに置き換えます。

  2. 強制ポイントを作成します。

16790774

監査設定のプロビジョニングの試行中にORA-44004エラーが発生します。

この問題は、セキュア・ターゲット上のオブジェクトを削除したときに、その監査設定が削除されないことが原因で発生します。

対処方法:

SQL*PlussysdbaとしてPURGE RECYCLEBINを実行します。これにより削除したオブジェクトが完全に削除されます。

16759753

アテステーション・マーク付きのスケジュールされたレポートに、必要なアテステーション情報がありません。

16724150

セキュア・ターゲットの収集属性の削除がDatabase Firewallに反映されません。

16699889

一部のDatabase VaultイベントがOracle Database 12cに対してマップされません。

16693753

エージェントのインストールによって書き込まれたエラーが表示されず、インストールが中断されません。

16693674

Database FirewallでSQL DeveloperおよびAnalytic Workspace Manager用のASOトラフィックの監視に失敗します。

15963372

agent.jarをIEブラウザでダウンロードした場合、"無効または破損したjarfile"エラーによりエージェントのインストールに失敗します。

対処方法:

別のブラウザ(Firefoxなど)を使用してagent.jarファイルをダウンロードし、java -jar agent.jarを再実行します。


ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracle Supportへのアクセス

Oracleサポート・サービスでは、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。


Oracle Audit Vaultリリース・ノート, リリース12.1.1

B71715-02

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