CB.Get...関数が予測として定義されているモデルの変換

Crystal Ball 7.0以前のバージョンのユーザーは、最適化などで現在のデータを含めるために、予測セルでCB.Get...関数を使用している場合があります。このようなモデルを、最高速モードのOracle Crystal Ball Decision Optimizerで使用しようとすると、互換性エラーが発生します。

これらのモデルを最高速モードで互換になるように変更するには、予測セルからCB.Get...関数を除去してください。あるいは、「予測の定義」ダイアログまたは「予測プリファレンス」ダイアログを拡張して「自動抽出」タブを使用し、シミュレーション後に予測データを自動的に他のセルに抽出します。これにより、予測式でそのセルを参照し、現在のデータを使用しながら互換性を維持できます。

このような変更を行わず、通常モードでモデルを実行する場合は、「実行プリファレンス」ダイアログで「計算エラー時に停止」の選択を解除し、シミュレーションの最初の5回から10回の試行で返される統計の多くで計算エラー(#VALUE)が発生しても実行を続けるようにする必要があります。