移行ユーティリティの構成

次の表に、web.configファイルのappSettingsセクションにある移行ユーティリティの構成設定を示します。このファイルは、デフォルトでC:\Oracle\Middleware\EPMSystem11R1\products\DataRelationshipManagement\client\migration-clientディレクトリに格納されます。

注:

web.configファイルを変更した場合、IISでWebサイトを再起動して変更を有効にする必要があります。

表 1. 構成設定

キー

説明

configuredServers

admin-configured接続を指定します。

デフォルト値はnet.tcp://localhost:5210/Oracle/Drm/ProcessManagerであり、localhostはコンピュータで、5210は構成済のプロセス・マネージャ・ポートです。

maximumExceptionsOnImport

エラー後も続行するオプションを選択した場合、ロード中に生成できる例外の最大数を指定します。

0より大きい整数を指定します。デフォルト値は1000です。

showExceptionDetail

詳細な例外情報をエラー・ページに表示するかどうかを指定します。

注意

詳細情報にはファイル・パスなどの機密情報が含まれる可能性があるため、詳細情報をすべて表示するとセキュリティ上のリスクが発生する場合があります。この設定は、デバッグまたはテスト目的でのみ有効化する必要があります。

Trueを指定すると例外の詳細が有効になり、Falseを指定するとlog4net設定に応じて詳細が表示されます。デフォルト値はFalseです。

enableAboutPage

「バージョン情報」ページを有効にするかどうかを指定します。「バージョン情報」ページには移行ユーティリティおよびシステム・コンポーネントのバージョンが表示されますが、セキュリティを向上するためこのページはデフォルトで無効になっています。移行ユーティリティのバージョンを確認する場合、このページを有効にできます。

ページを有効にしてそのアクセスを管理者に制限するには、/Forms/About.aspxファイルのDiscretionary Access Control List (DACL)を編集します。DACL、ディレクトリ・セキュリティおよび匿名アクセスの対話を通じてWebページへのアクセスを制御する方法の詳細は、IISのドキュメントを参照してください。

Trueを指定すると「バージョン情報」ページが表示されます。デフォルト値はFalseです。

詳細は、「アップロード・ファイル・サイズの増加」を参照してください。