Oracle Clusterwareは処理スクリプトを呼び出して、アプリケーション・リソース(たとえばPerformance Management Architect次元サーバーなど)を停止または開始したり、アプリケーションのステータスを確認します。処理スクリプトは、Oracle Clusterwareまたはコマンド・ラインから実行可能です。処理スクリプトには日付、時間、実行された処理(開始、停止、クリーン、確認)および処理の結果(成功または失敗)が記録されます。
処理スクリプトは、EPM_ORACLE_HOME/products/Foundation/BPMA/AppServer/DimensionServer/ServerEngine/FailoverのEPMA_ActionScript.batを環境に応じて編集することにより作成します。
EPMA_ActionScript.batを編集して以下の変数を指定できます。これらの変数はスクリプトの最初に記述されます:
LOG_PATH – アプリケーション・リソースの処理スクリプトが情報を記録するローカル・フォルダのフル・パス
例: set LOG_PATH=C:/CRS_ACTION/EPMA
有効なドライブ文字を持つパスを指定する場合、そのパスが存在しなければ、処理スクリプトによって実行時にパスが作成されます。
LOGSCR – LOG_PATH値と環境の有効なファイル名の連結
例: set LOGSCR=%LOG_PATH%/ClusterActionEPMA.log
SECONDS_TO_WAIT_FOR_START – 開始の失敗を宣言して呼出し元のプロセス(Oracle Clusterware)に0を返す前にアプリケーション・リソースが開始するまでの処理スクリプトの待機時間(秒)
例: set SECONDS_TO_WAIT_FOR_START=180
SECONDS_TO_WAIT_FOR_STOP – 停止の失敗を宣言して呼出し元のプロセス(Oracle Clusterware)に0を返す前にアプリケーション・リソースが停止するまでの処理スクリプトの待機時間(秒)
例: set SECONDS_TO_WAIT_FOR_STOP=60
注意: | Performance Management Architectのリリースが11.1.2.2の場合、EPMA pre-11.1.2.2 sectionとラベル付けされた2つのセクションをコメント・アウトする必要があります。 |