Essbaseサーバーを一度インストールしてから複数の追加Essbaseインスタンスを構成できます。通常どおりにEPM Systemコンフィグレータを使用して最初のEssbaseインスタンスを構成します。以降のEssbaseインスタンスは、構成中に新しいEPM Oracleインスタンスを指定します。
同じマシンでEssbaseサーバーの追加インスタンスを構成するには:
新規または既存のEPM Oracleインスタンスの構成ページで、Essbaseサーバーの追加インスタンスのEPM Oracleインスタンスの場所を指定します。
以降のインスタンスのデフォルトの場所はMIDDLEWARE_HOME/user_projects/epmsystemNです。ここでNはEPM Oracleインスタンスの数です。
「Essbaseサーバー構成」ページで次の情報を指定します:
一意のポート範囲。あるEssbaseサーバー・インスタンスで使用されるポート範囲は、別の製品によって使用されるポート範囲とは重複できません。
Essbaseサーバーの追加インスタンスに対するポート番号は、このインストール用のessbase.cfgファイルに保管されます。
ARBORPATH: このEssbaseインスタンスが別のインスタンスを含むクラスタ内にある場合、このEssbaseインスタンスは最初のEssbaseインスタンスと同じアプリケーションの場所を保持する必要があります。このEssbaseインスタンスが別のEssbaseインスタンスを含むクラスタ内にない場合、ARBORPATHは異なってもかまいません。
Essbaseサーバーの各インスタンスには独自のOPMNおよび起動スクリプトがあります。Essbaseサーバーの追加インスタンスを開始するには、EssbaseInstanceLocation/binにあるこのEssbaseインスタンス用のstartEssbase.bat|.shスクリプトを使用してください。
各Essbaseインスタンスには、EssbaseInstanceLocation/diagnostics/logs/essbaseに独自のログ・ファイルがあります。