Oracle Web Services ManagerはEPM Workspaceとともに自動的にインストールされますが、構成はされません。
Webサービスを使用するには、事前にOWSMを構成する必要があります。この手順を実行する前に、リポジトリ作成ユーティリティをインストール済であることを確認します。『Oracle Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』のリポジトリ作成ユーティリティを使用したインフラストラクチャ・スキーマの作成に関する項を参照してください。
注意: | この手順は、Financial Close Managementには必要ありません。構成中に実行されます。Financial Close Managementを以前に構成している場合、これらの手順はすでに自動的に実行済であるため、この項をスキップできます。 |
OWSMを構成するには:
WebLogic Administration Servicesマシンで、「すべてのプログラム」、「Oracle WebLogic」、「WebLogic Server 11gR1」、「ツール」、「構成ウィザード」の順に選択します。
「ようこそ」ページで、「既存のWebLogicドメインの拡張」を選択して、既存のEPMドメインに新規のコンポーネントを追加し、構成設定を変更します。
「WebLogicドメイン・ディレクトリの選択」ページで、「user_projects」、「domains」、「EPMSystem」の順に選択し、「次へ」をクリックします。
EPM System製品の構成時に異なるドメイン名を指定した場合、そのドメインを選択します。
「拡張ソースの選択」ページで「以下の追加製品をサポートするために、自動的にドメインを拡張する:」、Oracle WSM Policy Managerの順に選択し、「次へ」をクリックします。
「JDBCデータ・ソースの構成」ページで、RCUの構成時に入力したパスワードを指定し、必要に応じてJDBCデータ・ソースの詳細を変更して、「次へ」をクリックします。
「データ・ソースのテスト」ページから、テストするデータ・ソースを選択し、「接続のテスト」をクリックします。
正常に接続されると、「ステータス」の下にチェック・マークが表示されます。正常に接続されていない場合は、戻ってJDBCデータ・ソースの詳細を修正してから、テストを再実行します。
「JDBCコンポーネント・スキーマの構成」ページから、OWSM _mdsスキーマの詳細を入力し、「次へ」をクリックします。
「JDBCコンポーネント・スキーマのテスト」ページで、テストするコンポーネント・スキーマを選択し、「接続のテスト」をクリックします。
正常に接続されると、「ステータス」の下にチェック・マークが表示されます。正常に接続されていない場合は、戻ってJDBCデータ・ソースの詳細を修正してから、テストを再実行します。
サーバー・マシンを再起動し、すべてのEPM Systemサービスを停止してWebLogic管理サーバー・コンソールを起動します。